vol.346 せせらぎ人語 なかにしさん

フルートパート・オーボエ担当(と勝手に名乗っている)なかにしです。
おそらく2年ぶりに合奏に参加させていただきました。
今回打楽器のKさんに声をかけていただき、遠のいていた足を壬生のスタジオに向けるこ
とができました。
スタジオに着くまで「誰?て思われたらどうしよう」とか「今更何しに来たん?て思われ
たらどうしよう」とかドキドキしてたのですが、スタジオの扉を開けた途端たくさんの方
の笑顔に出逢えて、申し訳ないやら嬉しいやらで泣きそうになりました。
(帰宅して1時間泣きはらしたのはここだけの秘密です)
もう実際に手をつないだりハグしたりができない世の中になっちゃったけど、
「自分には手をつないでくれる人、ハグしてくれる人がいるんだ」ととても温かい気持ち
になれました。そして自分もそんなことのできる大人になりたいと思います。
皆さんありがとう。頑張って練習します。

vol.345 せせらぎ人語 こんどうさん

11/11(金)の合奏は『交響詩「フィンランディア」』と今回初合奏の『Mont Fuji』。

先週の「指揮者のひとりごと」に、奏者へ宿題?が書かれていました。 『フィンランディア』作曲者:シベリウスが生きた時代に思いを馳せる…しかし合奏が始まると、そういった想像も立ち消えてしまうほど、戸惑いながら吹く結果となりました。テンポ感や音の出し方が周りと違うことに気付いて焦り、最後の方ではシンコペーションに苦戦して譜面迷子になる始末。次こそは!と意気込んでいましたが、『フィンランディア』の合奏は早々に終わり『Mont Fuji』へ。たくさんの宿題を残してしまいました。

初合奏では、自分がお休みの小節は指折り数えます。ただ、ちゃんと数えていても入り始めの音を吹く時はいつも緊張します。そうなると音は不安げで震えるのでいまいち。もう一度冒頭から小返し。今度は細かい音の並びに吹くのを躊躇し、指が止まってしまいました。譜読みしてきたのになぁ。小返しを繰り返すうちに入るところもわかってくるのですが、感覚に頼りすぎているのか、通す時にもタイミングはずれてしまいました。スコアを見ることにします…。時間切れとなり『Mont Fuji』の合奏は途中で終了。美しい旋律部分の練習は次週ですかね。

練習から帰宅し、合奏を思い返していると自然と楽譜を手に取っていました。思うように吹けなかった細かい音をタカタカタカと歌ったり、参考に音源を聴いたり…気が付けば日が変わっていました。 お酒も飲まず、楽譜を見て夜更かしをする。

なかなか良い金曜日でした。

アルトクラリネット こんどう