Vol.7 〜2011.12.23(金)の合奏風景〜

今回の練習は今年最後の練習。
ですが、大変課題を多く残してしまいました。
せせらぎでは、毎週金曜日に練習を行なっていますが、
私にとって23日の練習は1ヶ月ぶり。
本来ならば1ヶ月もお休みしていたわけですから、譜読みは必須。
しかし、譜読みすらおサボりしていました…。本当にスミマセン。

2011年最後の合奏曲目は
「エピソード・ファイブ」と「みんなのうたコレクション」(初合奏)。
初合奏である「みんなのうたコレクション」を中心に行い、
「エピソード・ファイブ」はさらっと流す、という指揮者の目論見は
初っ端から打ち砕かれました。
私にとって「エピソード・ファイブ」は今回が初めての合奏。
5拍子!5拍子!とこの曲に挑みましたが、全く体に馴染めないままで、
楽譜に齧り付くあまり、譜面上で迷子になり、膠着状態。
これでは曲は進みません。
指揮者により交通整備され、徐行運転。
久しぶりに練習に来て思うのは、
やはり毎週の積み重ねって大きいということですね。
特に初見が大変苦手な私としては、「超」が付くほどです。
 
さて、もう一曲の「みんなのうたコレクション」は
NHK「みんなのうた」で使用されている曲のメドレーで、
どこかで聞いたことのある曲が次々出てくるのですが、
これがまた演奏者にとっては難しい。
まず、たくさんの曲が寄せ集まった曲では、テンポの変化と転調が激しい。
それだけじゃなく、それぞれの曲に合わせた吹き方、
ニュアンス等オリジナル曲のイメージ通りに演奏しないと、
みーんな同じ曲に聴こえてしまいます。
これらのことを曲と曲の間の1秒もない時間で、
あっさりと切り替えることが大変重要なのです。
うぅ〜ん、頭を抱えてしまいます。
自主練習をきっちりしないとついていけないです…。
来年もこつこつ演奏会に向けて頑張りましょう。
 
今年は、いろいろなことがありました。
今年1年振り返りながら、
また来年も良い年でありますようにお祈りいたします。
それではみなさん、良いお年をー!!

担当:Alto Clarinet こんどう

Vol.5 〜最近のニュースから〜

JRの寝台特急「日本海」が、来春廃止されます。
これで関西発着のブルートレインが姿を消します。
時代の流れと車両の老朽化と乗車率の低さからみたいです。
鉄道マニアとしては、寂しいものです。

一昔前1980年頃、ブルートレインは全盛期で、たくさんの寝台列車が走ってました。
その頃を思い出すと、まだ国鉄時代で
山陰線も単線で長距離普通列車が走っていました。
それに乗り、終点の出雲市まで行ったのを思い出します。
着いたら夜の9時で約12時間乗りました。
乗っている時にいろんな人が声をかけてくれたりとか、
お菓子をもらったりしたのを覚えてます。当時中学生でした。

今は、趣味で吹奏楽をしていますが、
音楽は一昔に作曲されても、なくなりません。
また古い曲を演奏するとその当時のことを思い出します。
形ある物は、老朽化してなくなっても、心の中の思い出は、いつまでも残ります。
めまぐるしく変化する世の中ですが、
生きてきた時代を大切にして温故知新で、この先も歩んでいきたいと思います。

うのまさひろ

Vol.1 〜2011.10.21(金)の合奏風景〜

新しいコーナーができました!
『せせらぎ人語』では、せせらぎ団員が練習内容について、
プレイヤー目線でいろいろつぶやき、その合奏風景をご覧いただくコーナーです。

今日の合奏曲目は「宇宙戦艦ヤマト」。
1楽章から4楽章まであり、誰もが知っているあのメロディは2楽章で出てきます。
この日は1楽章から3楽章まで、1回通して、すこしずつ小返し。
せせらぎではお馴染みの合奏形態。

せせらぎでは、実は「宇宙戦艦ヤマト」を6年前のコンサートで演奏しています。
わたしは入団して初めてのせせらぎコンサートで、必死にしがみついて演奏していました。
今日も当時と変わらず必死で吹いていました。
でも、当時と違うのは担当する楽器が違うこと。
もともとB♭クラリネットを10年ほど吹いていましたが、去年からアルトクラリネットを担当。
その虜になり、B♭クラには戻れない心境になってしまいました。

何が虜にさせるのか。
「宇宙戦艦ヤマト」でも、とにかくアルトクラは難しい。
一番大変なのは3楽章「出撃!」。
B♭クラと同じ音域でメロディを吹いていたかと思えば、
2拍後には低音チューバとどっしりとしたベースラインを担当。
その次には中音域パートとメロディを吹いて、またまたB♭の吹くメロディを一緒に吹く。
いつでもどこかのパートに潜み、それぞれのパートの補強だったり、
パートとパートを繋ぐ接着剤だったり…。
そんな密かに影で支えるアルトクラの存在は、私の憧れのポジションでもあるのです。
しかしこのポジション。
なかなかこなせていないのが今の現状…。
でも、逆にそれが実は楽しかったりするのです。
思いもかけないところで、おう!そうきたか!と一人でにやけ、
移り変わりに対応できず、だぁー!!吹けん!!と一人で自滅。
わたしの後ろで吹いているチューバやトロンボーンの方々は、
さぞかしおかしな動きをしながら吹いているわたしの姿をみて、
「なにしとんねん」と不審に思われていることだと思います。

これから見学をご検討中の皆さん、せせらぎ名物?がここにあります。
是非見に来てください。

担当:Alto Clarinet こんどう