Vol.69 団内発表会

この前の金曜日は、団内発表会が開催され、私はクラリネット八重奏で出演しました。
私は普段B♭クラリネットを吹いていたのですが、今回アンサンブルに参加するにあたって、ベークラよりも小さい、E♭クラリネットに挑戦しました。
9月の初め頃からうのさんに楽器をお借りし、基礎練習や合奏練習にもエスクラで参加させていただきました。

エスクラは、ベークラと大きさは違うものの形は全く一緒なので、なんとかなるだろうと思っていたのですが、いざ取り組んでみると、高音が全然出せないし、たまに出せたとしてもきつい音になってしまうし、合奏練習では自分の音だけ浮いている感じがしたし、かなり苦戦しました。これは本番までになんとかならないのでは…と焦りました。

そして本番当日。
私たちは、ジョイフルクラリネッツという曲と吉本新喜劇のテーマを演奏しました。

ジョイフルクラリネッツは、しょっぱなの連符から失敗してそれを引きずってしまい、最後までぐだぐだになってしまいました。楽しもうと思っていたのに、緊張で全く余裕がなくて、ただただ譜面の音符を追って吹くだけになってしまいました。

吉本新喜劇のテーマは、少しだけ楽しむことができ、間違えながらもソロはなんとか形になっていたかなと思っています。(後日アップしていただいた録音を聴くとだいぶ走っていましたが…)

また、今回のクラリネットアンサンブルでは、コントラアルトクラリネットも加わり、より幅の広いクラリネットパートの音を響かせることができたのではと思います。

クラリネットパートの他には、金管五重奏、トロンボーン&チューバ六重奏、ホルン五重奏の発表がありました。
私はいつも合奏練習のときは一番前に座っていて、なかなか他のパートの方が楽器を演奏しているところを見る機会がないので、新鮮だったし、演奏面でもとても勉強になりました。

次回は3月に団内発表会を開催していただけるようなので、またエスクラでアンサンブルに参加できたらいいなと思っています。次はもっと楽しみつつ、今回よりもレベルアップした演奏ができるようにがんばりたいです。

クラリネット よこの

Vol.68 2013.11.29(金)の合奏風景

今日はトランペットの見学者が来られる予定なので、少し早めにスタジオに到着。それでもすでに何人かの人が来られていて、椅子もきちんと並べられているいるのは、本当に有難いと思います。

入団して10ヶ月、20数年ぶりに楽器を再開した崎谷です。せせらぎでは、合同練習の最初に、必ず音階練習をします。先日の練習ではE♭でした。ユニゾンで8拍のロングトーン音階から始まり、だんだんと短い音符になっていきます。次はアルペジオ、そして和音に分かれての音階練習、スタッカート、スタッカーティシモ、さらにクレッシェンドとディミネント練習と続き、ピアニッシモの和音で終わります。次は団長K氏の書かれたコラール in A♭、これもトランペットには厄介な曲です。最初のE♭は出るが、次のA♭がかすれる。なかなかスムーズにスラーがかかってくれない。
さて崎谷はここまでの段階で殆どバテています。しかしこの練習を10ヶ月続けてきて、ここ最近は少しだけスタミナがついてきたように感じます。

前回の練習からA.リードの第五組曲が始まりました。これはなかなか手強い曲ですね。個人個人の技がはっきり出てしまいます。縦横、相当揃えないと曲にならない、そんな感じがしました。ところでこの第五組曲、よくよく調べてみると、1995年に下関ウィンドアンサンブルの委嘱により作曲されたそうです。当時私は下関に住んでいて、このバンドの練習に何度か参加させてもらったことがあります。近畿大出身のトランペット奏者、当時の団長さんでしたが、この人にはかなわないなと思ったことも、今となっては懐かしい思い出です。

次回の練習はアンサンブルの団内発表です。どんな演奏かすごく興味があります。そしてきっと自分でもやってみたいなと思うだろうな。

トランペット 崎谷

NO.78 しものさんの声

 サックスの「としえ」こと「しものとしえ」です。
せせらぎ人語では、ちょくちょく登場する私ですが、「団員の声」では
実に12年ぶりらしいです・・・一体、いつからいるの?ってことで。

 折角なので、かれこれ〇〇年に及ぶ「私のせせらぎ人生」を
振り返ってみよー!

 話は、たまに耳にするであろう「いつもの合同バンド」主催の「音楽の病」から
更にさかのぼります。

 私が、まだ大学1回生の夏のこと。当時開催されていた、吹奏楽連盟主催の
土曜コンサート(丸山音楽堂にて)の合同バンドに、私自身は出身高校OG吹奏楽団から、
出演しました。この合同バンドは、5~6団体の合同だったか、と記憶します。
 これが、指揮者のK村さん、TpのK星さんそしてY関さんとの出会いでした。
(みなさん、若かったー!)

 この合同バンド、きっと気が合ったのでしょう。その後も、吹奏楽連盟主催の演奏会に
合同で出演する仲となりました。それと同時に、私は「吹奏楽団せせらぎ」の前身である
「堀川吹奏楽団」がされていた定期演奏会(せせらぎコンサート)に、
エキストラとして出演させて頂くようになりました。

 その数年後に、この合同バンドは、「音楽の病」と言う演奏会を開くことになるのです。

 そして、いつの日からでしょうか、当時一番勢力の強かった「堀川吹奏楽団」に吸収される
が如く、団員になっていくのでした(その後、「ブラス集団せせらぎ」→「吹奏楽団せせらぎ」と
改名されます)。

 この〇〇年もの間、諸先輩方には音楽だけでなく、お酒の浴び方(?!)をはじめ
色々な事を教わりました。ステキな仲間も、いっぱいできました。

 そんな私も、結婚・出産(出産では大変ご迷惑をおかけしました)を経て、今では随分
環境が変わりましたが、団員メンバーに支えられ、家族に支えられ?(諦められ!)、
何とかここまでやってくる事ができました。

 音楽っていいなぁ、趣味っていいなぁ、仲間っていいなぁ・・・と思う今日この頃。
私の人生の思い出には、いつも「せせらぎ」が関わっています。

 せせらぎにどっぷりはまっている私ですが、もう少し思い出作りを続けてみようかなぁ。
(←と、今思った!)

 次回「団員の声」は、先日「可愛い花嫁さん姿」を披露してくれた
クラリネットの「さやちゃん」です!さやちゃん、よろしくー!!

Vol.67 2013.11.22(金)の合奏風景

今日は練習のある日なので仕事が終わればすぐに帰宅し家族の夕食の用意をして練習に出かけるのですが今日はおでんだし昨日から煮込んでいるからいつもより早く用事が済んだから早めに出ようかと思ったら主人からの「夕食はいりません」のメール。。。

ってことは帰ってくるのも遅いんだし子供(小5)がご飯を一人でも食べられるように準備をしないといけないから家を出たのは結局いつもの時間でした。(練習を休むことは考えません。)

今日の合奏は「東京ブギウギ」一曲のみでした。

私の苦手なスウィングに三連符がいっぱい。先週はなぜだかわからないけど高音域が全く出ずに合奏が終わってしまったので今週 は出るかな?とちょっと不安でした。

基礎練習の途中からの参加だったので音だしはちょっとしか出来ないまま合奏に突入です。

いつもの「コラール」を演奏して「東京ブギウギ」です。

始めはゆっくりめで通してその後小返しで練習。やっぱりスウィングは難しい。最後は少しテンポアップしての通し。

来週からは違う曲を練習する予定なので次に「東京ブギウギ」を練習するときにはぎこちないスウィングと三連符をなんとかしなければ。。。

フルート むかい

Vol.66 2013.11.15(金)の合奏風景

仕事のシフトが合わず、この日は1ヶ月ぶりに練習に出席できました。

以前、1ヶ月程空けて練習に参加したときには、早く着いて「さあ、ゆっくり音出しするぞ」と思ったら、ロータリーが固まり、悪戦苦闘。1番2番はオイルを指し何とかなったのですが、3番だけは何ともならず、結局その日は3番を使わずに演奏するという情けないことに…。日頃からしっかり管理しなければいけませんね。

今回は全体の練習を休んでいた間にも、ホルンのパート練習で2回吹いていたので、問題なく音出しを始められました。

この日の合奏は、『マーチ「ブルースカイ」』と『東京ブギウギ』。
マーチと言えば、ホルンの裏打ち。「ブルースカイ」の裏打ちは、きれいな和音で吹いていて楽しいです。が、動きのある所では、思わぬ所に♭や♯が付いたり、予想とは違う方向に音が移ったりと、慣れるまでよく練習しないと音を外してしまいそうです。
『東京ブギウギ』は、スウィングのリズム。ズン・チャ、ズン・チャ…と頭の中で唱えています。知っている曲なのでまだ良いですが、8分音符の並びの中に、拍をまたがるタイがかかると混乱してしまいます。来週テンポアップするまでにマスターしなければ。

ホルン ひろたに

依頼演奏の風景から(2013年10月13日 観光農園 江和ランド依頼演奏)

2013年10月13日、団員も合宿等でお世話になっている京都府南丹市美山町にある
「観光農園 江和ランド」様より、創立20周年の式典での演奏のご依頼を頂き、
演奏させて頂きました。

会場の広さの問題や、依頼から本番までの期間も短かったため、今回は有志の
アンサンブル形式にて数曲演奏させて頂きました。

せせらぎでは、このような依頼演奏も随時承っております。今回のようなアンサンブル形式
だけではなく、フルバンドでの演奏も可能ですので、お気軽にお問い合わせ下さいませ。
詳細はこちら

NO.77 やましたさんの声

せせらぎの練習スタイル

こんにちは、サックスパートのやましたです。前回「団員の声」を書いてから9年くらい経ちました。そして入団してからは11年以上が経ちました。いつの間にこんなに時が過ぎてしまったのやら…

これだけの期間、飽きずにせせらぎを続けることが出来ている理由は何なのだろう、と考えてみたところ、ひとつの答えにたどり着きました。それは「せせらぎの練習が飽きないから」です。なぜ飽きないかというと、それは「せせらぎの練習スタイルがねちっこいから」です。(もっと正確に言うと「指揮者の木村さんの練習スタイルがねちっこいから」です。)

せせらぎでは、曲の中の特定の箇所を、何週にも渡って繰り返し練習することが良くあります。繰り返すたびに改善が見つかり、そして新たな課題が見つかります。そうすると、最初は「何となく出来たような気」になっていた箇所が、実はまだまだ良くする余地があるのだということに気づかされます。

もしせせらぎの練習スタイルが「曲の頭から終わりまで何回かサラッと通してハイおしまい」というものだったら、僕はきっとせせらぎを長く続けることが出来なかっただろうな、と思います。そのスタイルだと、曲の魅力が十分に分からないうちに「もうこの曲飽きた」ということになってしまうからです。

ただ、この「ねちっこい」練習スタイルが合う人もいれば、合わない人もいると思います。自分のパートが登場しない箇所が繰り返し練習されている間は、楽器を演奏できません。なので「とにかくたくさん吹きたい(叩きたい/弾きたい)!」と思って練習に来ている人はちょっとストレスが溜まるかもしれません。逆に、他のパートの演奏が変わっていく様子を見て楽しむことができる人には、この練習スタイルがピッタリ合うはずです。

自分がせせらぎの練習スタイルに合うかどうか確かめるには、YouTubeにアップロードされている練習風景の動画を見てみることをオススメします。そして興味を持たれたら、ぜひ楽器を持って実際に練習に参加してみてください。新しい仲間が増えるのを楽しみにしています!

さて次回の「団員の声」は、私と同じサックスパートのとしえさんにお願いします。「団員の声」には12年ぶりの登場となります。としえさん、よろしくお願いします!

Vol.65 はじめまして

入団して、1ヶ月。
せせらぎHPを眺め始めてから、4ヶ月。

17年ぶりにホルンを手にした 小林です。

せせらぎを知ったのが6月。
7月にコンサートがあるとのことで、
その間、どんな方たちがいるのだろう…と時間を見つけてはHPを眺めていました。

「団員の声」では、楽器との出会いから入団、現在までを熱く書かれているのを読み、
うなずいたり、励まされたり。

「せせらぎ動画」では、どんな方がいらっしゃるのだろう…。と画面にへんばりついて見てみたり。
特に、練習曲と題されているコラールを何度も見ていました。
理由は、凄く単純で、ホルンパートが写っているから。
後姿を見ては、「こっち向いて!」なんて念じつつ、拡大したり、縮小したり(笑)

何度見て聞いたでしょうか。
見学に行かせて頂く頃には、仕事中のBGMとなるまで大好きな曲になっていました。

17年ぶりに音を出した、初めての見学の日。
緊張して変な汗が流れる中、必死になって吹いている曲がコラールだと気づいた瞬間、
少し緊張が和らいだ気がしました。
まだまだ苦戦中ですが、大好きで癒される曲です。

練習中に注意を受けるとき。
全く気付かず間違えているときもまだ多く、指摘を受けるたび
「何?どこ??どれ???」 心臓がバクバク!

けれど、そんなとき。
このせせらぎ人語を書いているとき。
養老乃瀧の会に参加させて頂いているとき。

私、せせらぎに入団できたんだなぁ~♪と、感動中…なのです。

先日、見学のときから練習させて頂いていた「交響的断章」と「夢の明日に」の練習が終わりました。
いつも以上に変な汗を流すことになった録音も終え、イヤフォンから流れる音を聞いてさらに汗をかき…。
散々だった17年ぶりの合奏は、とても素敵な経験でした。

次回からは、「シンフォニア・ノビリッシマ」が始まります。
実は17年前に吹いたことがあるのです。譜面を読んでいるときに気付き、衝撃でした。
1つ思い出すと、周囲の景色が繋がって誰とどんな練習をしていたかなど事細かに思い出し、とても不思議な感覚でした。
音を出してみて吹けていない自分が悔しい限りですが、こんな縁はないと思い、練習が凄く楽しみです!

団員の皆さま。これからもよろしくお願いいたします。
HPを眺めている皆さま。ドキドキ!ワクワク♪を ぜひ体験しにきてください!

ホルン こばやし

いつもの練習風景から(2013年10月4日)

せせらぎの今年の練習曲は Václav Nelhýbel 作曲「交響的断章」と
岩井直溥作曲「復興への序曲『夢の明日に』」の2曲です。

2013年7月7日に第26回せせらぎコンサートを無事開催してからしばらくの間
この2つの練習曲に取り組んできましたが、10月4日の練習をもって一旦区切りを付け、
次週からは来年のせせらぎコンサートの曲の練習を始めることになりました。

というわけでこの日の練習では、2つの練習曲をそれぞれ通して演奏してみることにしました。
前回(8月23日)の録音と聞き比べると、取り組んできた成果が分かります。

いつもの練習風景から(2013年8月23日)

2013年7月7日に第26回せせらぎコンサートを無事開催してからしばらくの間
せせらぎはこれからの活動に向けて力を付けるべく「練習曲」に取り組んでいます。
今年の練習曲は Václav Nelhýbel 作曲「交響的断章」と
岩井直溥作曲「復興への序曲『夢の明日に』」の2曲です。

「交響的断章」は個々人の力量が試される、なかなかの難曲です。
7月から練習を始めましたが、この日の合奏でもまだまだ少しずつしか進みません。

「夢の明日に」は岩井直溥さんの新曲で、今年の吹奏楽コンクールの課題曲でもあります。
こちらの曲はこの日の合奏が初合奏。
いろいろミスもありますが「いつもの練習風景」ということでご覧ください。