Vol.83 クラリネットアンサンブル

3月21日に亀岡のcafe galleさんで、せせらぎ初の本番を迎えてきました。
せせらぎ人語を書くのも初めてで…笑
入団して日も浅いなか、約2ヶ月ほど前にアンサンブルのお誘いがあり、興味もあって、クラリネット4重奏のメンバーに入ることになりました。
今回のクラリネットはベテラン先輩2人と新人2人でディズニーの誰もが耳にしたことある曲を演奏しました!
ただ、練習は…最初なんて、曲どころか、リズムもわからない、どこを吹いてるかもわからず…最後まで通すことすらできない状態!!
時間を見つけては、個人練習か新人2人でカラオケで、猛特訓!!笑
でも、その成果もあり、何とか曲として通すことはできました!
迎えた本番!!
本番はやっぱり、独特な緊張感が大きいですね!
お客様もありがたいことに、満席状態で、目の前にもお客様が。
当日、真冬並みの寒さもあり、指がガチガチの中、本番でした。
曲は…
早く王様になりたい、きみはともだち、美女と野獣、ジッパディードゥーダー。
出だしから、音が出なかったり、音が震えたりなどありましたが…
何とか吹き切ることができました!
アンサンブルは自分の吹くところは他人は吹かない分、責任も重大!
ほんと、その通りだと思います。
アンサンブルを経験することで、吹奏楽の合奏時にも、責任を持った演奏ができるんだなと思ったりもしました。
いろいろ考えながらも、何とか自分の本番を終えました!
緊張がやっと、開放されました。
私たちの後に、せせらぎの大先輩方のアンサンブル混成5重奏を聴きました!
先輩方の演奏はやっぱり、良かったです!!
本番慣れされてるし、5人とも違う楽器で合わせるっていうのが、すごいと思います!
いろいろ思ううちに、ミニコンサートは終了しました。
反省点も多々ありますが、たくさんのお客様が時間を割いて、聴きにきてくださって…
ありがたいことです。
そのためにも、今後はせせらぎコンサートに向けての練習も一生懸命に練習して、本番のステージに立ちたいと思いました。
そして、今回のクラリネット4重奏のメンバーとして入れてもらえ、いい経験ができ、感謝しています(^^)

クラリネット ますだ

Vol.82 せせコン落選曲紹介

こんにちは。久々の練習登場(本人はそんなつもりなかったのだけど)に
団長から「久々やろぉ、岡部くん書いてくれ~」と指名されました。
実行委員をやらせていただいてる、クラリネットの岡部です。

実行委員ということで、選曲に携わらせていただいている僕です。
すったもんだあった選曲作業もようやく先月終わりました。
というわけで、残念ながら今年は選ばれなかった、
落選曲をいくつかご紹介させていただきます。

・ナイジェル・ヘス「Thames Journey, for band」
せせらぎっていうんだから川の曲があってもいいよね、と安直に挙げた曲。
曲名の通り、イギリスのテムズ川が流れる様子を曲にしたものです。
グロッケンが奏でる源流の風景から始まり、川沿いの民謡・伝承曲を
歌い継いでいく…というものになっています。
流れる伝承曲に日本人にもなじみのある曲や途中、ホルストの家の横を流れるときにはあの曲が…!!という面白い演出もあるのですが、
「長い」「金太郎みたい」…と残念ながら漏れました。

・ナイジェル・ヘス「The Lochnagar Suite」
曲の意味は、「ロッホナガーのおじいさん」。
イギリスのチャールズ皇太子殿下が書いた絵本作品が原作となった曲です。
ロッホナガーという場所に住むおじいさんが色んな所に旅をしていく…という
話のようなのですが。
曲は、3楽章構成となっていて、
第1楽章「Scottish Dances」では、キュルキュルと踊るピッコロと木管楽器。これがかっこいい。こんな曲をいつかやってみたい。
第2楽章「Dark Lochnagar」は、しっとりとした雰囲気で、某団長奥様が好きそうなキラキラ感満載です。
第3楽章は、「Dance of the Eagle」。金管がカッコイイ終楽章で、スパークの「ハイランド賛歌組曲」を思わせます。木管もハヤブサの鳴き声のようにキュンキュン鳴きまくります。
で、そんなかっこいいこの曲も「えぇ、フルートこんなの無理よぉ」ということで却下。あー、うん。難しいですよね。

・ナイジェル・ヘス「Shakespeare Pictures」
曲名の通り、シェイクスピアの戯曲を元にした作品です。
第1楽章「Much ado about nothing」第2楽章「A Winter’s Tale」、第3楽章「Julius Caesar」。タイトルの通り、それぞれシェイクスピアの戯曲を元にしており“から騒ぎ”“冬物語”“ジュリアス・シーザー”の風景が描かれています。楽章ごとの雰囲気が非常に魅力的で、第3楽章のオルガンなんかめっちゃかっこいいのです。
が、「オルガンシンセどうするの?」と却下。この曲、今度別の市民バンドがやるのを知って先を越された感がものすごいしてます。
さて、長々としゃべりましたが、気がつけば全部ナイジェル・ヘスだった落選曲紹介。

早く、せせらぎの演奏を聴きたいですか??
そんなあなたに耳寄りな情報。
なんと、亀岡のカフェgalleさんで、
今度アンサンブルコンサートがあるのです。
開催日時は2014.3.21(金)14:00-15:00の予定です。
お時間ある方は、よろしくお願いします!
落選曲紹介、機会があればまた今度。

Vol.81 2014.2.28(金)の合奏風景

2月28日の練習曲は、「花は咲く」「アフリカン・シンフォニー」「ヒズ・オナー」でした。

昨年のせせコン後、諸事情により、しばらく休団させていただいていましたが、11月から少しずつ、また練習に参加できるようになりました。
この日も参加できる数少ない日の1日でした。
なかなか合奏に出れず、家では楽器も吹けないので、自主練では、音源を聴いて、譜面を追って、イメトレをするのですが、この日の2曲、「アフリカン・シンフォニー」と「ヒズ・オナー」は初見。
「花は咲く」はテレビで歌を聴いたこともあるし、音源もいただいていたので、スムーズに入れたのですが、他初見の2曲は、どんな曲か全く知らなかったので、ドキドキしながらのスタートでした。
パッと譜面をみると、どちらも結構テンポのある曲。「ヒズ・オナー」に関しては、合奏が始まってから「あれ?私の役割こっち??」と、戸惑ってしまう意外な譜面で、曲の全体像を把握できないまま合奏が終わってしまったのでした…。
まだまだ吹き込みが必要…としみじみ感じた練習でした。

練習は毎回、みなさんについていくのに必死ですが、合奏に参加するたび、楽しくて仕方がなく、せせらぎを辞めずに済んでよかったとつくづく思っています。
いまだにせせらぎの中での存在感は薄いままだと思いますが、みなさんの中で、バリサク吹きとしてあれることに感謝の気持ちでいっぱいです。
低音パートが本当に大好きなので、吹いていて心地が良すぎて幸せです。
今年も吹きごたえのある曲ばかりですが、楽しんで乗り切っていきたいと思いますので、みなさんどうぞよろしくお願いします!

サックスパート こたに

Vol.80 2014.2.21(金)の合奏風景

「花の金曜日」
週休二日制が根付いた一昔前、週末の金曜は遊ぶ(飲む)日だった。
その「花金」にせせらぎは練習をする。
大好きな音楽を楽しむために皆は集う。
音楽を楽しむだけでは物足らない輩達は練習後に飲む。
今も花金を満喫してる(笑)
大阪・フェスティバルホール近く、肥後橋の会社に勤めている私はセンチュリースタジオまで地下鉄・阪急を乗り継ぎ1時間20分程掛かる。でも結構な割合で基礎練習から参加できている。なぜ?
 定時を過ぎると周りに聞こえるように「ストレス発散に太鼓叩いてこよ~っ」って、毎週毎週アピールし続けた。金曜日は飲み会のお誘いも結構あった。1年近くアピールし続けた結果、定時を過ぎてもパソコンとにらめっこしていると、「あれ、今日は太鼓叩きに行かへんの?」とか、飲み会企画の際も「金曜はK原さんむりやしな~」と、すっかり浸透したため、とても退社しやすい環境になった。
 2月21日金曜日。以前から団長にせせらぎ人語を任されていた日。そんな日に限って客先打ち合わせが長引き帰社が遅れ、自ずと退社が遅れた。
 19時20分頃スタジオの下駄箱前に到着すると地下階から音階練習の音が聞こえていた。こんな日に限ってマエストロK村が早々と到着していたようだ。クソッ。
 何が「クソッ」か?
 基礎練習前にスタジオいりすると、既に到着している団員たちが打楽器搬入を手伝ってくれるので一度で降ろす事が出来る。しかし基礎練習が始まっていれば一人で階段を何往復もしなければならない。これは結構な重労働で、搬入後組立作業が終了する頃には汗が吹き出し、しばらくは練習どころではなくなる。たった1分合奏を止めて手伝ってくれれば…なんて自分に都合の良い思いを押し殺す。皆貴重な時間を割いて練習に来ているのだ。
片付けを手伝って貰えるだけでも感謝だと。
 物置から楽器を出し始めた頃幸運(I村氏からすれば不運?)にもI村氏がスタジオに到着。基礎練習に合流する事なく搬入を手伝ってくれた。途中女性も1名合流。感謝感謝。
 で、楽器組立完了した頃基礎練習が終了した。
 CHORALE RELIGIOSO、先週に引き続き2回目の合奏。下手の横好きで吹奏楽を続けている私は曲の善し悪しは解らない。でもこの曲は匠のビフォーアフターに使えそうな、優雅且つ温かみを感じさせてくれる曲で、ちょっとお気に入りだ。K藤ナイスッ(笑)。
 2回目の合奏という事で、皆さん多少歌えてた様な気がした。
 続いてロミオとジュリエット。過去にプロコフィエフのロミオとジュリエットを演奏した事があるせいか、Nino Rotaのロミオとジュリエットは馴染めそうにない(-_-;)
演奏していても情景が浮かんでこない。ウ~ン。打楽器の楽譜面からしても個性の出しにくい曲だ。私向きではない。密かに降り番を目論んでいる(笑)
 続いてライオンキング。ロミジュリのストレスからか、勢いだけで叩いてしまった。ごめんなさい。この曲は打楽器を効果的に使っているのでドラム1つ、ボンゴ1つ変わっても曲のイメージが変わってしまう難しい曲&面白い曲だ。燃えるぞ!
 練習終了後、TbのI村(嫁)さんがライオンキングのDVDを貸してくれた。「これを観てもっと曲を勉強しろ!お前のドラムはライオンキングでは無い!」って事かな(;_;)
頑張るぞー。
 先週のM月さんを意識したら無駄に長い文になってしまった。ごめんなさい。
パーカション K原

Vol.79 2014.2.14(金)の合奏風景

2月14日の練習曲は、「ライオンキング」とNino Rotaの「ロミオとジュリエット」でした。
そして、この日の練習は僕にとって特別な日でした。
それは、バレンタインデーだったからではないですよ。
2か月ほど前に買って、こっそり練習してた弦バスを持って練習に行き、みんなをビックリさせました。
ただ、見せびらかしに行っただけではないですよ。怪しいところはあれど、ちゃんと弾きましたので、初めて弦バスで合奏をした記念日となったわけです。
今まで35年間Euphonium一筋に吹いてきましたが、昨年春ごろから喉の具合が悪くなり、医者から楽器を吹くことを止められ、一時は楽器を吹くのをあきらめ、せせらぎを退団しようと思ったこともありました。
でも、やっぱり長年続けてきたことを辞めるのは寂しいもので、何か他にできないかと考え思い立ったのが弦バスでした。

話は少しそれますが、今年のせせらぎコンサートで「東京ブギウギ」という曲をやります。
実は昨年のせせらぎコンサートの選曲の際にも僕は「東京ブギウギ」をリクエストしていました。
最近ではクリアアサヒのビールのCMでおなじみになっていますが、元は戦後間もない昭和22年に笠置シズ子さんが唄い大ヒットした曲で、戦後の日本を元気づかせた、戦後の復興には欠かせない曲の1つだと言われています。
幼いころ、母親がよく口ずさんでいたのを思い出しますし、父親からも度々この曲流行っていたころの話を聞いてました。
偶然かどうかわかりませんが、クリアアサヒのビールのCMで「東京ブギウギ」が使われだしたのが、東日本大震災の2011年頃からで、CMは見ていていつも楽しそうです。
震災直後、テレビのワイドショーなどで、その悲惨な状況を見た戦争を知るお年寄りが口を揃えて、戦時中の焼野原を見ているようだ言っているのをよく耳にしました。
今も昔も日本を元気にしてくれるこの曲。せせらぎコンサートに来ていただいている2割以上が70代から80代の方なので、大いに楽しんでいただけるかと思っています。

この曲やろうと言いだした自分が演奏をしないわけにはいきません。自らの復帰に「東京ブギウギ」を弦バスで楽しく弾けるようになりたいと思っています。
弦バスを手にしてまだ2ヵ月足らず、今年50になる反射神経の鈍ったおっちゃんが弾くには少々難易度の高い曲ですが、指揮者からレッドカードが出ないように頑張りたいと思います。

もうすぐ震災から3年が経ちます。被災された方はまだまだ大変な思いをされていると聞きます。
吹奏楽団せせらぎでは、東日本大震災震災以降、毎年コンサートの時に、会場の入り口で募金を募り被災地に向け寄付をしています。今年は7月6日(日)になりますが、ご来場の折には、是非ご協力ください。

最後まで、お読みいただきありがとうございました。
ユーフォニウム 改め ウッドベース
もちづき

Vol.78 2014.2.7(金)の合奏風景

少し前の「指揮者のひとりごと」でも取り上げられていた様に、せせらぎでは毎回、合奏前に皆で基本練習をします。アマチュアのプレイヤーにとって、こんなに有難く貴重な時間はありません。
にも関わらず、一週間で金曜日の仕事が一番ハードな私は、なかなかその基本練習に間に合わず、参加できない事がほとんどです。(大きな声では言えません…)
しかし!この日は違いました。せせらぎ打楽器奏者である私の旦那さんが代休ということで、夕飯の仕度をしてくれるというのです! なんて優しいのでしょう!お陰で早く練習に行くことができ、基本練習から参加することができました。

せせらぎでは前もって、その日その日の練習メニューがメールで送られてくるので、予習もできる(はず…な)のです。旦那さんが夕飯作りに励んでいる間、楽譜に目を通すこともできました。

入団して、もう何年目という私ですが、基本練習は久しぶりとあって、ほど良い(いや、かなりの)緊張感で臨みました。あぁ、やっぱり基本練習って大切…来週からはもっと早く来れるように頑張ろう…できる限り頑張ってみよう、私なりに…と改めて心に誓ったのでした。

この日、指揮者のK村さんはお仕事の都合でお休みでした。が、せせらぎには、コンサートマスターや練習指揮者といった、自分の楽器練習も後回しにして、指揮・指導をしてくれるメンバーが数人いてくれます。なんて、素晴らしい楽団なんでしょう!本当に感謝です。
この日は、以前より練習を進めている『故郷』をさらっと終わらせ、新しい曲にじっくり取りかかりたい…ところだったと思うのですが、練習指揮者のK藤さんは、どうも『故郷』に後ろ髪を引かれている様子に見えました。はい…すみません…もっと練習しときます…。

練習後、クラリネット奏者で同級生のU野さんが呑みに誘ってくれているのに、翌日の仕事を気にして少々乗り気じゃない旦那さんを「いってらっしゃーい」と、
半ば強引に置いて帰りました。若い女子もいて、きっと楽しかったはず…。そして、来週の練習後は私が堂々と呑みに行く予定となっているのです。

あぁ、こんなステキな楽団に所属できて、私は幸せ者だなぁと改めて実感した金曜日でした。

トロンボーン かさはら

Vol.77 2014.1.31(金)の合奏風景

1月最後の金曜日。
このところピッコロ1人、フルート1人の状態が続いていました。
この日は「故郷」の2回目と「ジャパグラ18」の3(?)回目。

「故郷」は9から木管の6連符が入れ替わり立ち替わり10小節続きます。
単純な繰り返しではなく、途中から少しずつ音が変わっていくうえ、意外に目立つ!
先週は1stを吹きました。この6連符は2ndの運指がいちばんややこしい。中音域のレドラドレミあたりのつながりが、意外に難しいのです。
でもこの日は久しぶりに3人揃ったので、ソロの重圧に弱い私は、ソロのある1stをS本さんによろしくね~とお願いして2ndを吹きました。
指揮者殿のキビシイ指摘を受けまする。
この曲、なかなか曲者です。
「ジャパグラ18」。リズムが意外と難しい。最後の「ウィーアー」は、私、ほとんど知らない曲なのですが、やっとわかってきたかな…。
ジャパグラですので、金管主体でフルートは合いの手って感じですが、合いの手でとちると台無しなので、気をつけよう!

お気づきの方も多いと思いますが、私、合奏の時に眼鏡を掛け替えています。
譜面を見る為の眼鏡です。なので、基本良く見えるのは譜面です。指揮者殿にもピントは合っておりません。
しかし、背に腹はかえられないので…。
iPS細胞かSTAP細胞か、研究が進んで、眼の再生ができたらいいのにー。

ピッコロのM井さんもフルートのS本さんも、お腹にくる風邪をひいて大変だったそうです。基本家に居る私はまだ無事です。
皆様、気をつけましょう。

フルートいとう

Vol.76 2014.1.18,19(土、日)の合奏風景せせらぎ冬合宿の風景

せせらぎでは公式・非公式を問わず、過去から何度となく合宿を行っています。
今年も1月18日、19日に団員H谷さんの故郷・野田川で冬合宿を行い、総勢15名が参加しました。

こういう合宿は得てして全然練習せず、旅行や酒盛りがメインになりそうなものですが、せせらぎ合宿は意外と(?)ちゃんと練習します。
今回の冬合宿でも、14時頃現地に到着してから18時頃まで、Cl.パートは吹き続けていたと思います。
夕食時には、U野さんをはじめ、Cl.の皆さんはクタクタでしたね。
勿論、Cl.パート以外の皆さんもたくさん練習した、はずです!

合宿では大体アンサンブルの練習がメインとなるのですが、今回ほんの遊び心で最近流行りのフレキシブル・アンサンブルの楽譜を一曲持っていきました。
フレキシブル・アンサンブルでは、アンサンブルに参加する楽器が固定されておらず、メンバーの演奏楽器によって自由にアンサンブルが構成できます。
例えば、金管五重奏であれば、トランペット2本、ホルン、トロンボーン、チューバなどと楽器が固定されているところ、
フレキシブル・アンサンブルなら、オーボエ、クラリネット、ホルン、テナーサックス、チューバなどでも、音域さえバラけていれば演奏可能となります。
パート譜も、in C、in B♭、in E♭、in F・・・と、読み換え、書き換えなしですぐに演奏できる配慮がなされています。
おそらく、少子化の影響もあって、必ずしも楽器が揃っていない小編成バンドのための工夫だったのだと思いますが、
今回初めて演奏してみて、木管・金管が入り混じったアンサンブルの豊かな響き、音量や音色のバランスを追及する楽しみをとても面白く感じました。
合宿のように、参加メンバーの演奏楽器が比較的偏ってしまう場合でも、みんなで楽しく演奏できる可能性が広がったのはとても嬉しいことです。

あとは大体いつもどおりで、夕食後は近くの小野小町温泉でお風呂をいただき、夜は酒盛り(やっぱりこっちがメインかも)
途中で寝てしまい、みんなで別の部屋に運ばれたことをよく覚えていない方、
男性部屋で深夜に電気をつけてそのまま切らずに寝た方(未だに誰か分からず)、
帰りがけには天橋立に立ち寄り、観光より雪合戦(野田川の積雪が意外と少なかったのです)をし
遠投が祟って肩に爆弾を抱えた方、怪我をしている足を悪化させた方、、、

せせらぎではこんな合宿で様々な経験を積みながら感性を磨き、より幅広い音楽活動に繋げておりますw
まだ合宿に参加したことのない団員の皆さん、これからせせらぎに入ってみたいなあと考えている未来の団員の皆さん、
是非せせらぎ合宿に参加してみてください!!

01

(写真は天橋立における雪合戦開始直前の図)

チューバ こんどう

Vol.75 2014.1.17(金)の合奏風景

1月13日の臨時練習で今まで練習してきた曲が一段落したこともあって、この日から新しい曲ジャパニーズグラフィティの練習が始まりました。

予習していこうと思っていたのですが、時間が取れず、全くの初見での練習参加…。

この曲の印象は、懐かしい♪こんなんやったなぁ~とアニメを思い出しました。しかし、実際に吹いてみると、結構リズム難しいなぁと思いました。

これは個人練習はもとよりパート練習でも、きっちり合わさないと歯切れのいい軽快な演奏にならないなぁ~と思いながら吹いていました。

練習後に、K氏より、完全にF地君の曲やなぁと、言われて…
どういう意味やったんだろう?と思い、大きな音や、歯切れいい合いのて!ドラゴンボールや、ウィアー、の曲が俺に向いているのだろうと良いように 思っておこう。

トランペット ふくち

Vol.74 2014.1.13(祝)の合奏風景

私がせせらぎの練習に参加するのは昨年3月以来、10か月ぶり。
というのも、昨年長女を出産し、しばらく休団していました。

三連休に入ってから、突然
そういやぁ、アンサンブルの楽譜をもらってるし、個人練習と基礎合奏だけでもしに行こう!
そう思い立ち、休団中でありながら子連れで参加することにしました。

この日の練習は、個人練習後にHの音階練習(基礎合奏)からはじまり、
東京ブギウギ
マーチ「ブルー・スカイ」
シンフォニアノビリッシマ
第五組曲、の4曲。

「基礎合奏まで参加する」、と主人に言って子連れで練習に来てみたものの、
いざおなじみのポジションに腰を掛けてみると、合奏に参加したい欲求を
抑えることは到底できませんでした。
何といっても基礎合奏の音階練習が、今までに感じたことのないくらい
とてつもなく楽しかったのです。
そう感じてしまっては、素直に帰るなんて、できようがありません。

合奏は、まず1回通し→ゆっくりテンポ+テンポアップの小返し
という、せせらぎではよく見られる流れ。
初見のわたしは、1回通しでやたら間違え(スミマセン…)、ゆっくりテンポで指の確認、テンポアップで
おぉ!なるほど、こうですか!と形が見える。

とはいっても久しぶりに参加する合奏で、しかも初見では周辺の音を聴きながら
探り探りで慎重に吹いていました。

慎重に吹いていたのに、「シンフォニアノビリッシマ」の最後の3小節。
全員で和音の打ち込みがあるところ。
違うタイミングで出てしまうと、間違いが目立って大変恥ずかしい思いをするところ。
1拍休んで2拍目で音があるところ。

ひとり間違えて1拍目に音が出てしまいました…。

そのあとの指揮者の目線がこちらに向いたので、
「うわぁ!バレた!!」と、正直に意思表示。

その時流れた、笑いの含まれたなんとも心地よい温かさを感じて、
「せせらぎに戻ってこれたんやなぁ」と、すごく嬉しく思いました。

アルトクラリネット こんどう