Vol.144 2015.11.27(金)の練習風景

この日の練習は「コラール・ソノラメンテ」を通した後、樽屋雅徳作曲「マードックからの最後の手紙」を初めて合奏しました。
 樽屋作品は以前「マゼランの未知なる大陸への挑戦」をせせらぎで演奏したことがあります。「マードックからの最後の手紙」はマゼラン同様激しい動きあり、美しいメロディーありの、非常に演奏し甲斐のある曲だというのが第一印象でした。標題のマードックとは、かのタイタニック号に乗船していた航海士。彼は家族に手紙を書くのが日課だったとのことです。彼の手紙に書かれたであろう航海中の風景や、この船が辿った数奇な運命を思い浮かべられるような演奏ができればと思います。
 合奏の間、サックスはホルンと同じ音を吹くことが多いように感じました。吹奏楽は様々な楽器で編成されており、異なる楽器がブレンドして一つの新しい音色を作り出すところがあります。例えばフルートとユーフォニアムが混じり合うととても美しい音色になるように思います。サックスに関しては、ホルンとうまく混じり合った時とても心地良い音になるというのが個人的な感想です。合奏の際にはホルンの音をよく聴いて、きれいな響きが生まれるようにしたいと思いました。

サックス いいむら

Vol.143 2015.12.4(金)の練習風景

12月4日の練習は、「マードックからの最後の手紙」の二回目の合奏でした。
装飾音符を外してゆっくりのテンポから丁寧にさらっていきます。
打楽器パートの譜面はアンサンブルが重要なところやノリ良く演奏したいところ、決めどころが沢山あるので、じっくり練習できる今のうちに役割を把握して合わせる感覚を掴みたいです。音も均等に出せるようにしないと…。

この曲は小編成版や特別版もありますが、私は今回演奏するオリジナルのバージョンが一番好きです。単に聴きなれているからだと思いますが、曲が進むごとに航海の様子が目に浮かびわくわくします!(ぜひ一度他のバージョンも聴いてみてくださいねo(^∀^)o♡)

今日は冒頭の低音さんがいなかっため、ハーモニーディレクターの伸ばしから曲が始まりました。でもちょっと寂しい。はやく生の音で盛り上がりを感じたい!ということで来月の日曜練習をまだかまだかと楽しみにしておりますー。

ぱーかっしょん はやし

Vol.142 2015.11.20(金)の練習風景

来年のせせコンに向けての楽曲の練習が始まっています。
なかなか練習に参加できませんが、みなさんについていきたいと気持ちだけは必死なこの頃です。

1812年は難しく、今はまだ楽譜から落ちないことだけで精一杯です。自分の体に馴染むまで、楽譜と向き合っていきたいと思います。

マードックはまだ吹いたことはありませんが、音源を聴くとすごく綺麗な曲で、優雅だったりダイナミックだったり。合奏が今から楽しみです。

まだまだ未知の楽曲ばかりですが、練習に参加できない分はイメトレして、追いついていきたいと思います!
しっかり支えられる低音を目指して頑張りますので、みなさまよろしくお願いします…。

B.sax 小谷

Vol.141 2015.11.20(金)の練習風景

 長く苦しんできた「序曲1812年」も遂に最終小節にたどり着き、とりあえず「1シーズン目」とでも言うべき練習を終えました。楽曲の一部を占める変ホ短調という難しい調、度々登場する臨時記号や耳馴染みのない和音、そして普段演奏している吹奏楽曲とは違って予想しにくい音符の並び方に、自分も含め多くの団員の皆さんが苦しんだことと思います。この日の練習でもそれがよく音に表れてしまいました。本番までまだ時間があるとはいえ、「序曲1812年」の練習はまだ楽譜上の音を正確に追う段階を超えていないと思います。その意味ではまだまだスタートラインの手前と言えるかもしれません。
 それはさえおき、実を言うとこの「序曲1812年」はあまり好きな曲ではありませんでした。解りやす過ぎる構成と曲の長さにアンバランスを感じていたのと、何よりフィナーレ前の全員ユニゾン下降部分が意味不明!と思っていたのでした。(敗走するナポレオン軍を追うロシア軍、というのも「そのまんまやん!」という感じ・・・)
 今ではだいぶ好きになってきました。慣れただけなのかもしれませんが、いろんな接し方をしているうちに捉え方によっては好きになれることもあると思います。
 すごくミーハー(今言わない?)なことに、誰かに「すごくいい曲やで!」と教えてもらったり、雑誌や何かで「珠玉の名曲!」なんて書いてある曲は、高校・大学時代からすぐにCDショップに駆け込むか、ネットで注文して聴いてみましたが、自分の感性が乏しいせいで、何がいいのか全く分からない曲にもたくさん出会ってきました。そういうときはCDを売りたくもなりますが、クラシック・吹奏楽に関係なく、その時々の気持ちの調子とか、年齢・経験・感じ方・接し方の違いで、なぜかアホみたいにいい曲に聴こえたりもするもので、とりあえずCDは売らずにコレクションするのかなあと思っています。それから、好きじゃない曲でもとりあえずしばらく吹いてみるww
 あと、自分で作った曲は、酔っ払っているときだけ、割といい曲に聴こえることがあります。

ちゅーば こんどう

Vol.140 2015.11.6(金)の練習風景

本日は練習指揮者K藤さん作曲『コラール・ソノラメンテ(響き渡るコラール)』の初合奏でした。
詳しくは、11月7日付の指揮者のひとりごとをご覧ください(!?)
4thホルンを演奏したのですが、コラール、対旋律とどちらも楽しめる素敵な曲です。
最終小節の和音では、『「終わったのかな、あれ? それとも終わってないのかな」という響き』を作る音を担当し、一つの音でこんなに響きが変わるのか!と驚きました。一音の大切さを改めて意識しました。
一年間練習していくのが楽しみです。作曲者のK藤さんありがとうございます!

続いて1812の練習。オケ編はやはり難しい。
ホルンにはフランス国歌「ラ・マルセイエーズ」の旋律が出てきます。歌詞の意味を調べてみたら、勇ましくてびっくりしました。勇ましいナポレオン軍のようにかっこ良く、スマートに演奏できるよう頑張ります。

ホルン おおたけ

Vol.139 2015.10.30(金)の練習風景

仕事柄、いつも練習は基礎練習の途中からか、合奏の途中から参加しています。

この日は基礎練習の途中から、なんとか滑り込み、コラールも吹けました。

本日のメインは先週に引き続き「1812年」。の96小節目から 165小節目までのおさらい。そして165小節目からのゾーンに突入するゾというのが目標でした。一つ一つの音を丁寧に確認しながらの合奏。

先週から木村さんが各パートの楽譜修正をメールで流してくださっています。それを確認しながら書き込んできましたが。。やっぱり不注意でミスしてしまいます。深く反省。

フラット4つゾーン。臨時記号のオンパレード。ものすごーい緊張感。。レミゼの A Heart Full Of Loveも神経を使いましたが、負けず劣らずのゾーンです。

私もこの日の練習で、ずいぶんたくさん外しました。ひたすら隣のあおいちゃんに謝ってた気がします。

なんだか自分の反省文のような感じになりましたが。まずは個人で音の整理をすることからはじめていきます。

くらりねっと よこぜき さやか

Vol.138 2015.10.23(金)の練習風景

こんにちは。
せせらぎフルートの伊東です。

23日(金)の合奏は「1812年」の、練習番号96~165の区間。
C管のフルートは、まさに96から♭が6個という、脳が拒否しているゾーンに突入…。いや、フルート隊の名誉の為に…、拒否しているのはたぶん私だけです。
プラスする事の臨時記号の嵐…。でも、これだけ♭がついていたら、基本的にナチュラルが入る場合が多いのですが、まあ大変。
でも、この日の合奏で、丁寧にテンポを落として、分割して練習していただいたので、かなり頭の中が整理されたように思います。(ちなみに、このゾーンは223まで続き、258~278も♭6個です。)

今度のコンサートの曲は、まだ2曲ですが、どちらの曲もなかなか手強いので、すでにキャパの70%くらい来ちゃってる感じです。大丈夫か…。いえ、これもあくまで私の話ですが…。
でも、フルート隊は人数も増え、頼もしいかぎりです。

Vol.137 2015.10.10(土)大住中学校さんPTA音楽鑑賞会

10月10日、気持ちのいい秋晴れの中、大住中学校さんで行われたPTA音楽鑑賞会で演奏してきました。

ご依頼いただいたときは、PTAの方を対象とした音楽鑑賞会ということで、改まって鑑賞されるなんて緊張するなぁ…と思っていましたが、当日は生徒さんやそのご兄弟であろうお子さん達も聞きに来てくださり、楽しく演奏させていただきました。聞きに来てくださった皆さま、準備を進めてくださった先生やPTA委員の皆さま、ありがとうございました。
客席に子どもさんの姿がある方が落ち着くのは、毎年7月に行っているせせらぎコンサートの客層の影響でしょうか。プログラムもお子さんからお年寄りまで、幅広い年齢の方に楽しんでいただけるものの方が、せせらぎらしいように思います。

今回のご依頼、始めにお話をいただいたのは6月末。この8月から団長になった私は、団長になる前ではありましたが先方とのやり取りや打合せなど、本番に向けた段取りを初めて一から行わせていただきました。慣れないことに胃が痛くなりそうな(実際には丈夫な胃腸の持ち主なので、あくまでそんな気がするだけですが…)日々を送っていたため、無事に終わってほっとしたというのが正直な感想です。まだまだ、準備も本番も楽しむ余裕はありません。
私が気づかないところでも、たくさんの方に助けていただいていたのではないかと思います。いつもありがとうございます。吹奏楽経験もせせらぎ歴も先輩の方がたくさんおられるので、多少のミスやトラブルは何とかしてもらえると落ち着いていられます。

次週からは来年の第29回せせらぎコンサートに向けた練習再開です。気持ちを新たに、コツコツと練習に励みたいと思います。

新米団長

Vol.136 2015.10.3(土)の練習風景

10/3(土)は、呉竹文化センターで臨時練習でした。

土曜日ということ、10月という季節柄、行事があるかたもおられたのでしょう。練習
開始メンバーは、

フルート・ピッコロ×2

クラリネット×2

アルトサックス

トランペット×2

ホルン×1

トロンボーン×1

チューバ

パーカッション×3

それぞれの楽器の音がよく聴こえるというよりも、個人の音が明確になる練習でし
た。

コラール・レリジョーソで合奏開始。10/10の依頼演奏の曲をそれぞれ小返ししな
がら、1曲づつ進んでいきました。

改めて、伴奏であれ、メロディーであれ、ひとつひとつの音の存在をかんじさせられ
ました。(今さらで、すいません…)

そうこう練習している内に、アルトサックス、トロンボーン、クラリネット、アルト
クラリネットの4人が加わり、パワーアップ!

少々疲れたあたりで、全7曲を通し練習。

小返し練習で、ご指導して頂いた、テンポの乱れ、ピッチの悪さ、音の抜け、リズ
ムの不確実…などなど、注意すべきポイント満載と口の疲れで、よけと、乱れまく
る。

あ~あ、ここがあかんところ。心の乱れは音の乱れと言い聞かせながらも、びよんび
よん乱れてしまう。

譜読みとイメトレで、1週間 はぃ 練習します。

クラリネット ふるかわ

Vol.135 2015.9.25(金)の練習風景

9月25日20時過ぎ、

ようやくスタジオへ辿り着いた時には既に合奏中でした。
世界に一つだけの花。
私としては本家槇原敬之さん歌唱の方が好みではありますが、言わずと知れたSMAPの大ヒット曲です。
せせらぎの依頼演奏ではよく選曲されます。
心地よいサウンドを聴きながら準備して合奏に合流できたのは、この曲の最終通しの場面でした。
そして合奏を利用してウォームアップ、申し訳ありません…。
次の曲は、アフリカン・シンフォニー。
そして、サザエさんア・ラ・カルト。
この3曲が今日の練習のラインナップでした。

今日の3曲の中でとても付き合いの長い曲があります。
アフリカン・シンフォニーです。
この曲、私と同世代の吹奏楽人なら回数を覚えきれないくらいに演奏してきた曲だと思います。
私の「はじめまして」はおそらく中学時代ではなかったかな。
中学で吹き、高校でも吹き、そしてアマチュア楽団に所属してからも吹き。
しばらくご無沙汰だったこの曲、意外なところで響いてきて「おっ」と思った記憶があります。
そう、高校野球・甲子園での応援団・吹奏楽部による演奏です。
最近ですと、最新のヒット曲が早々に編曲されて演奏されるのを聴きますが、
一時は「狙いうち」「タッチ」「サウスポー」といった往年の大ヒット曲に並ぶように「アフリカン・シンフォニー」が各学校共に演奏されていて、
吹奏楽経験のある人たちにはメジャーな曲でも、一般的にはこんなマイナーな曲がよく使われるもんだなぁと思ったものです。
野球の応援に使われるほど勇壮で迫力のある曲で、決して複雑ではないわかりやすいメロディを各楽器で代わる代わる演奏するスタイルの曲なのですが、
それが故に「ただただうるさい曲」にもなってしまいがちで。
中学や高校時代の演奏時にはそんな演奏をしてしまっていたのかなと思い出したりもします。
出すところは出す、でも引くところはスッと引く。
クレッシェンドのふくらみのタイミング、音符の終わりはスパッと切る、16分音符、スタッカートは「ピッ、ピッ」と後を引かない。
うるさいだけの演奏にならないように気をつけるべきところは沢山あります。
クラシック系ではなく、こういったポップス系の曲では重要なのは「キレ」。
でも、「キレ」のある曲を吹奏楽で演奏するとどうしても「もっさり感」が出るのも否めないところです。
原曲で使用されている楽器との違いからある意味仕方がない部分ではありますが、そこをいかに表現するか。
この曲に関しての金管楽器には、この「キレ」が求められていると考えて「美しいキレ」を感じてもらえる演奏を、と思っています。

偉そうに語ってしまいましたが、これは自分への言い聞かせなんだなと思っていただけると幸いです

トランペット よこぜき