7月。せせらぎコンサートが終わって、
街中は祇園祭の喧騒に包まれています。
囃子の音色にある、ある種の音の「ズレ」というか「ゆらぎ」でしょうか、
そんなところに祭りの喧騒感に情緒を感じます。
(ちなみに祇園囃子の笛の音色を聞くと、
「ローマの祭り」最終楽章の導入部を思い出すのは
僕だけでしょうか。)
話がずれましたが、4月前後から、
木管パートにはたくさんの見学者に来ていただき、
思っていた以上に新入団員が増えました。
本当嬉しいことです。
楽団の運営としての年度の切り替えの時期にもなり、
新譜も配られ始めています。
コンサートが終わって一から再スタートなわけですが、
喧騒感を感じさせないような、音の集まりを
次のコンサートに向け、作っていきたいなぁと思うところです。
それから、まだパートは決まりませんが、
「わたしは3rdで…」などと定着はせず、
色んなパートをぜひ吹いてもらいたいです。
パートの組み合わせにもバリエーションを作って、
いろんな場面の音を作れるパートなるといいでしょうか。
とりあえず、これからまだまだ楽しみなクラリネットパートです。
オカベ