6月29日は、せせらぎコンサート前、最後の日曜練習でした。いつもは半日コースなのですが、約4年ぶりくらいに一日練習に参加できました。
この日は一部の曲からコンサートの演目を小返しして、2時半くらいから前曲通しを行いました。久しぶりすぎて、口も指も痛すぎて、知らない間に力んでいる自分を感じました。本番は余計な力を抜いて楽しんで吹けることを目標にします。
今年のせせコンで私にとって思い出深い曲が二曲あります。
一曲目は「K点を越えて」。高校一年生の頃、先輩たちが課題曲で取り組んでいたもの。初めて楽器を持った私は、いつかその曲を自分でも吹いてみたいと憧れていた曲でした。
二曲目は、ドリフ。8時だよ全員集合!はリアルタイムでは見ていないのですが、ドリフ大爆笑の番組を家族と見るのが、とても好きでした。エンディングで、謎のチアガールと真面目な顔をして歌う名芸人の方々のミスマッチが、子どもながらに、面白いなと思っていました。だから、練習していても「いい湯だな♪」のところは、「しかたがない〜、しかたがない〜、次の回までご機嫌よう〜」が聞こえてきてしかたありません。しかも最後は必ずいかりや長介さんが登場してしまいます。どなたか一言決め台詞を言っていただけると、私は終われる気がします。(笑)
曲を聞くと思い出がよみがえるのは私だけではないはずです。演奏者の私たちの思い出と、聴く方の思い出が重なって、当日は素敵な空間や時間になることを願っています。
クラリネット よこぜき