vol.369 せせらぎ人語 なかさん

今日はコンサートが終わってからどんな練習をしているのかを団員目線で紹介します。

コンサート明けの翌週からちゃんと練習はあります。
毎年、8月末くらいまで指揮者の方が「こんな曲を練習したらどうか?」と提案して下さり、来年のコンサートの曲が決まるまでにレベルアップを図ります。

去年と今年はジャンニーニの『交響曲第3番』をしています。
(去年は第4楽章までひと通りできました。)

昨日は第1楽章の3回目にトライでした。
まず、自分がどこで出るのか?音を出す、吹いてみるところから始まります。
休みの小節が何十もある時は指折り数えています。
それでも間違えてしまいますが…(笑)
休符の所に「Tpが出る」とか「Timが鳴る」とか書きつつ自分の出る場所を覚えるようにしています。

昨日の練習の最後は強弱記号もつけてみよう!という事でやってみましたが、楽譜を追うのに必死で、出来る時とすっかり忘れてメゾピアノをフォルテで吹いたりワチャワチャワしてました。

それでもピッチが綺麗に合ったり、メロディーと和音がバシっと合うと嬉しくなります。

難しい曲ですが先週よりは上手く吹きたいって思え、この気持ちが大切なんだと感じます。

学生時代の部活とは違い、毎日吹くわけでもなく、進歩してるのか?と不安になったり、下手になってるなぁ〜と落ち込む事も多々ありますが、一瞬の喜びのために続けられているのかなとも思えます。

『せせらぎ』は楽しく音楽をするのがモットーなので、ブランクがある方や迷っている方がいらっしゃったら一度見学に来て下さいね。

お待ちしてます。

クラリネット なか