NO.88 うのさんの声

よこのさんからのご指名いただきましたクラリネットのうのです。

前回書いてからどれくらいの年月が経ってるかわかりませんが、
おそらく10年以上前になると思います。
そんな昔にこの団のホームページが出来、また書いている私は、もっと
昔からせせらぎにいることになります。
その時は、たしか「ダフニスとクロエ」を演奏することが夢ですと書いた
ように思います。年齢を重ねると挑戦する意欲が、だんだんなくなってきます。
今では、不可能やなと思います。
でも世間では、その「ダフニスとクロエ」をクラリネット8重奏で演奏するプロ
集団もいます。時代も進化したというか、ここまできたかという感じがします。

少し脱線しましたが、私はクラリネットを高校から吹いてもう30年以上も
経ちました。またせせらぎに入団して23年が経ったと思います。
大学3回生と高校3年生がいるおっさんです。
昔は、同じパートの人でも3才年上とか言っていたのが、10年差になり、
1回り差になり、平成生まれの子が入団したりもう今では、親子の年齢差に
なっています。
私が、楽器を持ち始めた時に産まれてない団員が、3分の1くらいいるのではないかと
思います。

しかし、年齢が離れていても音楽を一緒にやっていると、普通に会話が出来ます。
吹奏楽の話とか練習曲の話とか楽器の話とか、そら共通点があるから話題があるわけ
ですが、そこから話が広がって昔の話とか今の情勢とかを楽しく話しています。

吹奏楽曲もたくさん演奏しました。
団員の中には、「リード」曲を吹いたことがない子がいました。ビックリします。
今回演奏会で「シンフォニア・ノビリッシマ」という曲を演奏しますが、この曲なんかは、
50年以上前に作曲されました。
吹奏楽のクラシックというか懐メロですね。
でも、名曲はいつになっても演奏されます。また最近は、邦人もたくさんいい曲を作られて
います。
その曲も古今交えて、新たな発見をし、いい演奏会にしていきたいと思います。
また、団員も老若を交えて楽しい、「吹奏楽団せせらぎ」を作っていきたいと思います。

おまけ
「吹奏楽団せせらぎ」のあるある

「吹奏楽団せせらぎ」のきのこマークの由来をみんな知らない。
合奏中、スタジオの扉が開くとそちらを見る。
合奏中、間違えるとコンマスがにらむ。
合奏中、フレーズが終わると指揮より先に演奏をやめてしまう。
合奏中、トランペットとユニゾンになると、自分の吹いている音が消える。
サックスのフォルテは、クラリネット10人いてもかなわない。
練習中、エアコンが効きすぎて止めに行くとパーカッションがにらむ。
スタジオに入って自分の座る位置が決まっている。
スタジオに入って自分の座るところに座られていたら、うろうろする。
スタジオに入って低音楽器は、トロンボーンを渡るのが至難。

以上。

次は、団長のこんどうくんにバトンを渡したいと思います。

クラリネット うのまさひろ