Vol.30 〜2012.7.20(金)の合奏風景、楽器ケース〜

演奏会が終わり、吹奏楽団せせらぎもまた一つ新たな年輪を刻んで、
練習を積み重ねる今日この頃です。
一昔(団員が現在の半分もいない時)は、演奏会が終わった次の練習日は、
演奏会が終わってホットするのか団員が全然来なくて、
合奏ができない状態がありましたが、
最近はいつもと変わりなく人が集まって普通に練習ができるので、嬉しいです。

その練習で合奏してる曲がフィリップ・スパーク作曲「テームサイド序曲」です。
スパークらしい親しみやすいメロディで、
だいぶ前に作曲されたからそんなに複雑ではないと思っていたら、
いざふたを開けてみると変拍子はあるわ、どんどん転調していくわで、
集中をきらせられない曲です。
コツコツと練習を重ね慣れていけば、曲になるかと思います。
そのコツコツとは何かが大事です。
いろいろありますが、例えばテンポの遅いところは転ばないように指揮をよく見る、
テンポの速いところはテンポを落として練習する。
一般的で、だれでもわかることです。
そこで大事なのは、周りの音をよく聞くということです。
最初は同じユニゾンを吹いてるパートを見つけます。そこで音を合わせあったり、
タイミングを揃えると、少しずついい曲に前進していくと思います。

さて話は変わって、楽器のケースって一般の人から見たら、
何が入ってるのかなぁと思っている人が、いると考えたことはありませんか?
ピッコロ、フルートは鞄の中に入るからわからないけど、
クラリネット、オーボエ、アルトサックス(ハードケース)なんかは
調理実習の包丁が入ったケースとかノートパソコン?
トランペット、テナーサックスは、ビジネスの書類、札束?
テナーサックス、バリトンサックス、トロンボーンとかになると、猟銃?
さらにホルンのリュックのケースなんかは、亀仙人みたい?
もっと大きくなってユーホニウムやチューバになると、
なぜドラム缶を背負ってる?とか、爆破物処理班?
御所の周りを歩いてたら、警察に止められるかも。
おまけにバスーンのリュックになったケースなんかは、
絶対に何百万の楽器を背負ってるとだれも思わない。
いろんな形や大きさの楽器があるから当然ケースの形もさまざま。
また機能性や持ち運びを重視したら多種多様なケースがありますね。
最後に指揮棒のケースは、箸入れかな?

クラリネット うの