Vol.13 〜2012.2.24(金)の合奏風景〜

今日の合奏曲目はメイン・ストリート・エレクトリカルパレード。
1ヶ月近く合奏してきましたが、今回で一旦終了となります。

どんな曲も簡単な曲はないと思うのですが、
過去のせせらぎ人語でも語られているように、
このエレクトリカルパレード、やはり難しいのです。

例えば、メインのメロディ。
ディズニーランドのパレードと言えば、まず思い浮かぶ曲だと思います。
このメロディは16分音符で流れますが、
木管奏者にとって16分音符はお馴染みで、
どのような楽譜にも現れますが、しかし!!
日常生活では普段使われない薬指や小指を鍛えていないと、
音の均一性が失われ、どんどん転んでしまい、走ってしまいます。
意識せずに吹いてしまうと、いつの間にかテンポが早くなってしまったり、
音がモヤモヤしてしまってメロディが聞こえにくくなることが多いんですよね。
これでは、聞いているお客さんにも何の曲なのか、伝えることができません。

これを防ぐために、ゆっくりとしたテンポで、
より確実に地道に1ヶ月練習してきました。
そして、今回の練習では最後に2段階テンポを上げ、
通しの稽古を行いました。

「指揮者のひとりごと」で、既に指揮者の感想が掲載されていますが、
わたし個人の感想は、
ひとつの明確な課題ができて良かったのではないかと思いました。
毎週同じ曲をして、最後にテンポを上げて、大体の曲の全体像が見えると、
自分の苦手なところ、テンポが上がっても表現できるところ等、
自分自身の技力が見えてきます。
同時に、本番ほんまにこのテンポについていけるんかな…?
という不安な気持ちにもなるのですが…(苦笑)
でも、次回の練習までには何とかせんと!という意欲が生まれます。

もし、曲の仕上げにかかっていないこの段階で満足すると、
わたしのようなダメダメ人間は練習をサボってしまい、
結局練習前の振り出しに戻ってしまいます。
練習しないと、現状の持続もできないんですよね。

「小さなことからコツコツと」
名言ですね。

Alto Clarinet こんどう

Vol.12 〜2012.2.5(金)の合奏風景〜

この日は節分。
子供に「今日は鬼は外の日やから母ちゃんは練習にいくんやな?」
と言われつつ練習に行きました。

今日の合奏はこの日の練習で一区切りをつけるという
「みんなのうたセレクション」でした。
この曲はどこかで聴いたことのあるような、
なじみのある曲がたくさん出てくる曲なのですが、
指揮者の木村さんもおっしゃっていたように
拍子・テンポ・調号がコロコロと変化していき大変難しい曲でした。

最後の方に出てくる「おしりかじり虫」では
指がつりそうになるような16分音符と格闘し、
練習の最後には一度通すことが出来ました。

来週からは「エレクトリカル・パレード」が始まります。
こちらも聴き馴染みのある曲ですが大変難しい曲です。
出来るかぎり練習に参加してせせコンに向けて努力をしたいと思っています。

フルート(ピッコロ):むかい