Vol.72 2013.12.20(金)の合奏風景

せせらぎの楽器配列は「東京佼成ウインドオーケストラ」様によく似ています。
なので、オーボエは一列目の指揮者の右手側端っこです。
おかげさまで、色んな音色が聴こえてまいります。
そんな「一列目端っこ」から見える・聴こえるせせらぎ模様をお伝えします。

今日は、個人的な事情からバスに乗り遅れ、そして降りそびれ、
スタジオに到着したのは19時前。
椅子はきちんと並べてあり、室内はとても暖か...ありがたいことです。
「今日の基本練習コードがD♭から変更になってますように...」
なんて祈りながら黒板を見てみたけれど、やっぱり「D♭」...
予想通り上手に音が出せません(他のコードでもできていませんけれど...)
そんな下がり気味のテンションのあと「CHORALE in As-dur」
これまたいつもどおり上手に演奏できず...
そしてがっつりテンションを下げて取り組む「リード 第5組曲」
今日は第4楽章の「HORA」をゆっくりテンポで取り組みました。

「一列目端っこ」の席からは団員の音がよく聴こえるのはもちろんですが、
それと共に団員の悲喜交々がダイレクトに届けられる事があります。
「今日は仕事で嫌なことがあったんかなあ」とか
「今日の○○パートはまとまってるなあ、飲み会でもしたんかなあ」とか
色々思いを馳せながら参加しているのですが、
今日は何やらTrumpet partからいつもと違う空気が...
おそらく何かがあったのでしょう、そしてみんな寂しくて、不安なのでしょう。

ここでカッコイイ大人なら
「大丈夫だよ」とゆう音楽で思いを伝えたいところですが、
残念ながら年齢だけ重ねて内面はとても子供な私は
自分のことで精一杯で「一列目の端っこ」の努めを果たせませんでした。
もっと大人な「一列目の端っこ」になりたいなあ、と思った本日の練習でした。

ところで、
「リード第5組曲 第4楽章」の「HORA」って民族舞踊なんですね
私はずっと「ホラー」だと思っていて
「オバケに出会って逃げ回ってる人の曲なんや」と勝手にイメージしてました。
...年明けまでにはこのイメージを払拭しておきます...

オーボエ なかにし

NO.71 なかにしさんの声

こんにちは
すぎもとさんから紹介いただいたオーボエ(イングリッシュホルン)のなかにしです。

私とせせらぎは、せせらぎの前身「堀川吹奏楽団」からのお付き合いです。
高校卒業後入団したOGバンドが「いつもの合同バンド」として仲良くしていた
バンドの一つが堀川吹奏楽団さんでした。
演奏会で合同演奏をするだけでなく、レクリエーションも一緒に楽しんでいました。
私が別の楽団に移ってからしばらくはご縁がなかったのですが、何かのきっかけで
(なんのきっかけか未だに思い出せないのですが)せせらぎコンサートのエキストラに
何度か参加させていただき、その後正式に入団することになりました。

入団するときに「これで指揮者さんに恩返しができる!」と思ったのを覚えていますし、
「まだまだ恩は返せてない」とも思っています。
それはどんな恩なのかというと...

...そこから先はお酒の力を借りないとよう喋りません...

ちなみに、
「なぜ私がオーボエを吹いているのか」
「なぜイングリッシュホルンを持っているのか」というのも酒の力と原稿のスペースがないと
よう喋りません。(でもあんまり興味ないですよね)

とにかくナンヤカンヤでせせらぎに長いことお世話になっています。
今は仕事の都合でなかなか練習に参加できませんが、せせらぎのメンバーはいつも温かく
迎えてくださいます。もう、感謝感謝です。

「でも練習に来たら一列目の端で怖い顔してるやん」と思われるかもしれませんが、
確かに怖い顔してますけど、大してなんにも考えずボンヤリしています。考えてるとしたら
「お腹すいたなあ」とか「あそこの音どんなしたら上手に出るんかなあ」とか「あ、あの仕事の
申し送り忘れた」くらいです。(集中してなくてスミマセン)

こんなボンヤリさんな私のことも温かく包容してくれるせせらぎ...大好きです。
お荷物にならないよう精進していきたいと思っております。

次の団員の声は、サックスのいいむらさんにお願いします。

Vol.10 〜2012.1.15(日)の合奏風景〜

せせらぎの通常練習は、毎週金曜の夜に四条大宮のスタジオで行っていますが、
7月のせせらぎコンサートで演奏する曲が決まってくると、
普段の練習に加えて、月に1回、日曜日に別の練習場を借りて臨時練習をします。
15日の日曜は、少し久しぶりの臨時練習@こども文化会館小ホール、です。

今回の練習曲は、「みんなのうたセレクション」と
「メインストリートエレクトリカルパレード」の2曲でした。

「メインストリートエレクトリカルパレード」は今回が初合奏です。
この曲は、ディズニーのいろんな曲がメドレー形式でどんどん出てくるのですが、
木管の高音部はただひたすら、パレードのBGMの細かい音符を
♪たんたらたんたん、たんたらたらたら、たんたらたらたらたらたらたらたら ~~
と吹き続けるという、しかもどんどん転調するという、結構ハードな曲です。

実は私は高校2年生の時に、吹奏楽部の演奏会でこの曲を演奏したのですが、
(奇遇なことに、お隣のフルートのSさんもAさんも高校の時にやったそうです。)
当時私は、オーボエを始めたばかりの、音を出すのもやっとの頃で、
この細かいフレーズが、ほとんど吹けないまま、本番を迎えてしまいました。
楽譜を見ていると、当時のやるせなーい気持ちが、ありありと浮かんできます。

それが今回、十数年ぶりに吹いてみて、意外と、吹けました。
いや、実際は指が追いついていないところが山ほどあるし、
テンポが速いとやっぱり厳しい感じではあるのですが、
オーボエを始めて1年目のあの頃からみたら、
当たり前なのですが、びっくりするくらい吹けました。
曲の楽しい雰囲気もあいまって、なんだか気分がよかったです。

社会人になって吹奏楽を続けていると、
ときどき、こんなふうに昔の自分と出会えることがあります。
単純ですが、続けてきてよかった。
これからも地道にオーボエがんばろうとおもいました。
そんな臨時練習でした。

oboe やました

Vol.3 〜2011.11.4(金)の合奏風景〜

オーボエのやましたです。
10月から、基礎合奏の指揮を団員の持ち回りで行うことになり、
まずは役員メンバーで順番にやってみているのですが、今回は私の当番でした。

あんな風に前に出て何かするのは、実はすごく苦手で、
メトロノームに合わせて棒を叩くので精いっぱいでした。。
音を聞いている余裕は全くなかったです。指揮者の人ってすごいなーと思いました。。

今回の練習ではプスタをとりあえず全楽章通しました。
テンポ変化が多くてとてもスリリングな曲です。
これから細かい所を合わせこんでいくのが楽しみです。

oboe やました