Vol.71 12月22日(日)マイマイズ@クリスマスコンサート

12月22日、私の職場である障害者施設でマイマイズ@によるクリスマスコンサートを行ってきました。
マイマイズ@とは、せせらぎホルンパートのメンバーで構成されるグループです。
滋賀県まではるばる来て下さったマイマイズ@の皆さん、本当にありがとうございました。

コンサートは、クリスマスソングを中心に4曲の二回公演。
一回目はたくさん音を外しましたが、利用者さん(施設で暮らす方々のことです。)の声のする賑やかな中だったのでごまかされました。二回目は静かな中で利用者さんの付けるモニターの音に惑わされながらも、まずまず落ち着いて演奏できたかな?と思います。ちょうど電子音のメトロノームみたいなんですよね。

この施設で暮らす方々は、重い障害を持っているために、外にコンサートを聴きに行くことさえ難しかったり、大きな声を出すことがあるので他のお客さんもいるコンサートは遠慮したりと、生の音を聴ける機会は多くありません。
感じたことを言葉で表すことができない方々なので、直接感想を聞くことはできませんが、一緒に聴いて下さったご家族や職員からは「いい音やねぇ」「もっと聴きたかった」など、嬉しい言葉を頂きました。利用者さんも同じように感じてくれていたら幸いです。

音はもともと振動で伝わるもの。単に耳で聞く以上に伝わるものがあるようで、生の演奏は利用者さんのいつもとは違う反応を引き出せたりもします。
特にホルンは中音の耳に優しい音なので、本当に間近で演奏を聴いてもらうことができました。5本で吹いても全然うるさくなかったそうです。

福祉と音楽、私が今まで別々にコツコツとやってきたことがちょっとだけ繋がった大事な日になりました。ありがとうございました。

ホルン:ひろたに

Vol.66 2013.11.15(金)の合奏風景

仕事のシフトが合わず、この日は1ヶ月ぶりに練習に出席できました。

以前、1ヶ月程空けて練習に参加したときには、早く着いて「さあ、ゆっくり音出しするぞ」と思ったら、ロータリーが固まり、悪戦苦闘。1番2番はオイルを指し何とかなったのですが、3番だけは何ともならず、結局その日は3番を使わずに演奏するという情けないことに…。日頃からしっかり管理しなければいけませんね。

今回は全体の練習を休んでいた間にも、ホルンのパート練習で2回吹いていたので、問題なく音出しを始められました。

この日の合奏は、『マーチ「ブルースカイ」』と『東京ブギウギ』。
マーチと言えば、ホルンの裏打ち。「ブルースカイ」の裏打ちは、きれいな和音で吹いていて楽しいです。が、動きのある所では、思わぬ所に♭や♯が付いたり、予想とは違う方向に音が移ったりと、慣れるまでよく練習しないと音を外してしまいそうです。
『東京ブギウギ』は、スウィングのリズム。ズン・チャ、ズン・チャ…と頭の中で唱えています。知っている曲なのでまだ良いですが、8分音符の並びの中に、拍をまたがるタイがかかると混乱してしまいます。来週テンポアップするまでにマスターしなければ。

ホルン ひろたに

Vol.65 はじめまして

入団して、1ヶ月。
せせらぎHPを眺め始めてから、4ヶ月。

17年ぶりにホルンを手にした 小林です。

せせらぎを知ったのが6月。
7月にコンサートがあるとのことで、
その間、どんな方たちがいるのだろう…と時間を見つけてはHPを眺めていました。

「団員の声」では、楽器との出会いから入団、現在までを熱く書かれているのを読み、
うなずいたり、励まされたり。

「せせらぎ動画」では、どんな方がいらっしゃるのだろう…。と画面にへんばりついて見てみたり。
特に、練習曲と題されているコラールを何度も見ていました。
理由は、凄く単純で、ホルンパートが写っているから。
後姿を見ては、「こっち向いて!」なんて念じつつ、拡大したり、縮小したり(笑)

何度見て聞いたでしょうか。
見学に行かせて頂く頃には、仕事中のBGMとなるまで大好きな曲になっていました。

17年ぶりに音を出した、初めての見学の日。
緊張して変な汗が流れる中、必死になって吹いている曲がコラールだと気づいた瞬間、
少し緊張が和らいだ気がしました。
まだまだ苦戦中ですが、大好きで癒される曲です。

練習中に注意を受けるとき。
全く気付かず間違えているときもまだ多く、指摘を受けるたび
「何?どこ??どれ???」 心臓がバクバク!

けれど、そんなとき。
このせせらぎ人語を書いているとき。
養老乃瀧の会に参加させて頂いているとき。

私、せせらぎに入団できたんだなぁ~♪と、感動中…なのです。

先日、見学のときから練習させて頂いていた「交響的断章」と「夢の明日に」の練習が終わりました。
いつも以上に変な汗を流すことになった録音も終え、イヤフォンから流れる音を聞いてさらに汗をかき…。
散々だった17年ぶりの合奏は、とても素敵な経験でした。

次回からは、「シンフォニア・ノビリッシマ」が始まります。
実は17年前に吹いたことがあるのです。譜面を読んでいるときに気付き、衝撃でした。
1つ思い出すと、周囲の景色が繋がって誰とどんな練習をしていたかなど事細かに思い出し、とても不思議な感覚でした。
音を出してみて吹けていない自分が悔しい限りですが、こんな縁はないと思い、練習が凄く楽しみです!

団員の皆さま。これからもよろしくお願いいたします。
HPを眺めている皆さま。ドキドキ!ワクワク♪を ぜひ体験しにきてください!

ホルン こばやし

NO.76 きないさんの声

こんにちは、ホルンのきないです。前回書いてから、あっという間に2年が過ぎてました!
入団してからも早3年。10年以上のブランクを経て再開したホルン、この3年でどれくらい上達したかな…。
まあそれはさておき。
ホルンパートは現在、充実の6人体制です!私が入団した当時は、実際に毎週の練習に参加できる人数が3人ほどだったので倍になったと思うとすごいことですね。
今のホルンパートは出席率がすごくよくて、他のパートがまばらな時も真ん中に陣取って全員出席!なんてこともあります。せっかく人数も増えたので、アンサンブルなんてやってみようかなーと計画中。
合奏でもホルン6人で吹くなんてわたしには初めての経験です。音量は増すけどその分合わせる難しさも増しますね…。個々の音の個性がうまく混ざり合って一つになる時がくるように…親睦を深めていきたいと思います笑。
わたしがせせらぎにきてからの短い期間でも、みなさんそれぞれの事情で休団されたり退団されたり、パート内だけでなく全体のメンバーの入れ替わりもいくつかありました。そのかわり新しい入団者もたくさん来られて、最近は若い人が増えてきたように思います。
人が変わると音も変化していくから面白い。
これからのせせらぎはどんな音になっていくのか楽しみです。

次はサックスのやましたさんにお願いしまーす!

Vol.61 初せせコンをひかえて

お久しぶりですこんにちは。ホルンの前田です。2月に書いた以来だからほんとにお久しぶりです。 せせコンが近づいてきましたね!入団して数ヶ月経ちますが、参加はもちろんのこと聴きに行ったこともないのです。去年のせせコンはちょうど部活のイベントと被ってしまい行けずじまい・・・なので今回が初せせコンです。ドキドキ! お客さんに楽しんでもらえる演奏ができるよう頑張ります。
最近はパート練習も取り入れてます。いつも合奏ばかりなのでパート練習でホルンの音だけ聞くと気づかなかった部分が見えてきますね。ここのフレーズはこういう和音、ピッチの調整、ブレスの場所・・・基本的な箇所を見落としてて、パート練習して「あ、ここってこんな和音だったんだ」と気づいたり。本番でもパート練習の成果が出せるように頑張ります!
金管八重奏の練習も並行して進んでいます。8人となると全員揃って練習するのは難しいですね(^^;)以前よりはだいぶ形になってきてまだまだテンポや強弱が決まってないので、近々決めていきたいとこです。それよりもソロとかソロとかソロとか頑張ります・・・。一人だけっていうのが昔から凄く苦手です。高校の時はホルン一人だけだったから慣れてるはずなのに・・・!
さて、初めてのせせコンまであと一週間ちょい。気を緩めず練習に励んでいきたいと思います。

ホルン まえだ

Vol.58 HP運営とは、、、?

来期からなぜか広報に就任予定となったホルンの「ゆーさん」ことよしだです。

ハイ、「ゆるむ」ではありません。

広報とはいっても、メインはここせせらぎホームページの運営など、技術的なことがメインとなるような感じであります。が、、、

せせらぎホームページといえば、「吹奏楽を久しぶりに楽しみたい」と考えている方にとっては、もっとも手軽に調べやすいせせらぎのいわば「窓口」でありましょう。

それを運営できるのかと思いつつも、そうは言っても恐れていては何もできませんで、前任者のトレッキングトロンボーナーに知恵を借りつつ、チャレンジしてみたいと思います。

ホルンよしだ

、、、かっこいいこと言ってみましたが、実際は

  ( ゚д゚)      
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/    /   「パスワードが違います」
     ̄ ̄ ̄

  ( ゚д゚ )    「パスワード忘れた、、、」
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/    /
     ̄ ̄ ̄

こんなんばっかです。

Vol.55 2013.3.22(金)の合奏風景

今日の練習はアイヴァンホーを中心に(第3楽章と第1楽章)、最後に
サウンド・オブ・ミュージック・メドレー(ラスト3小節)を合奏しました。
 
アイヴァンホーは大好きな曲で、ホルンの1stをイメージ通りに吹けたら格好いいなあと
憧れていますが緊張すると音が裏返りそうな苦手な個所がいくつかあります。ですので
4thを担当しています。
 
今日は、いつもより人数が少なかったのか一人一人の音がよく聴きとれました。合奏では
気になる部分を抜き出して何度も合わせます。指揮者の言う通りに表現しようと頭の中
では分かっているのですが、いざ音を出してみると「アレッ!」となる場面もありました。
『唇はOK?息の強さは… 』心の中で思い浮かべてから吹くのですが、どんな曲の時でも
最初に出す音は難しいです。
アイヴァンホーも練習を重ねるごとに全員の気持ちがそろってきました。フォルテから急に
メゾフォルテになる所でみんなが揃って小さくなった時はドキッとしました。大きい音の力よりも
小さい音の方が人を引き付けるように感じました。
サウンド・オブ・ミュージック・メドレーは最後の3小節のみを合奏します。
実際の演奏では一瞬で通りすぎてしまう個所をゆっくり丁寧に音を積み重ねていきます。
音がきれいにまとまった時は爽快です。
 
同じ世代の団員の音を聴いて何か味があると思うことがあります。
持久力では若者に勝てませんが年齢を重ねていろいろな体験をしてきたことが
音ににじみ出ているのでしょうか。私自身も年々、持久力がなくなってきて演奏会の最後まで
吹き切るのが大変ですが、これからは味で勝負します。
常に『こんな風に吹きたい』という憧れを持って、それに近づけるように努力していきます。
 
ホルン やまざき

Vol.52 せせらぎ人語初書き

初ということで何を書けばいいか悩み中ですがとりあえず書いていきます。 

先日の練習ではアイヴァンホーがついに3楽章まで進みました。
アイヴァンホーは3楽章が特にかっこいいですね!
短調・怪しげな不協和音の曲は好きです。アイヴァンホーは1~3楽章に分かれているので
なんとなく物語を基にした曲だなとは思っていましたがこの文章を書くまで物語の内容は
全然知りませんでした。すみません…!  

物語の舞台は中世イングランド。国王のリチャードは十字軍に参加し長いこと国を留守に
しており、その間、弟のジョンが王座を奪う計画に専念してばかりで貴族たちも王権を蔑ろ
にして国は乱れていた。王国のあちこちではノルマン人とサクソン人の対立が続いている…。
そんなある日、騎馬試合が開催される。王弟ジョンはノルマンの騎士の技によって自らの威光
をサクソン人に見せつけようとするが、「勘当の騎士」と名乗る騎士により、ノルマンの騎士
たちは次々に打ち倒されていった。その騎士こそがアイヴァンホーである。
 
はい、あらすじですがこれだけじゃ全然伝わりませんね!!やはり小説読むか映画を見る
のが1番おすすめです。僕も今度読んでみます。気になったので作品の感想などをちらほら
見てきました。 多くは、ありふれた英雄像だけでなく愛と誠を貫くところや劣勢側に加担し、
魔女狩りで囚われた女性を助け、ユダヤ人を守るという姿が格好良いという感想が多かった
ですね。日本の武士や騎士のような忠誠心は現代社会ではほとんど見られなくなりました。
だからこそこのようなストーリーに憧れるのかもしれません。  

当時の混乱した時代背景にあって、真実な生き様を見せることは命がけだったと思います。
舞台背景が中世イギリスということは魔女狩り、フランスとの百年戦争、そして十字軍遠征。
この物語のキーワードでもありますね。十字軍遠征はヨーロッパ全体にとって大きな転機で
ありその影響は…
このまま書いていくと世界史の授業になりそうなのでこの辺にしておきます。  

通常練習とは別に金管八重奏もやっています。2曲のうち1曲は歌劇の曲ですが
ソロとかソロとかソロとか…凄く緊張しますね。
うまく吹けても間違えても目立ってしまうという、小心者の僕には大変な楽譜です。 
 
全く関係ないことですが、最近の作業用BGM(クラシック)はショスタコーヴィチの
チェリョムーシカとメシアンのトゥーランガリラ交響曲です。

ホルン まえだ

Vol.45 とあるホルン奏者のひとりごと

せせらぎの練習場は6時から開いているのだけど、わたしは7時くらいに到着することが多い。
この日もとりあえず音出しをして1週間怠けた唇をたたき起こすことからはじめなければ!
と思ったのも束の間、ガサゴソ準備してるうちに指揮者到着。近ごろは指揮者殿の到着が
早くて、以前より合奏のスタートも早い!合奏時間が長いのはいいことだけど、ろくに
音出しができずに始まると、あわわ、となってしまうわたし…。
(せせらぎの場合は最初に基礎合奏があるのでまだ助かるけど!  )

基本練習ではホルンパートのアンサンブルがよいと褒めてもらったけど、この日のわたしは
うまく音が出せず、高音もいまいち。ホルンパートはパート割りがまだ決定していないので
毎週違うパートを吹いたりするんだけれど『今日は高いのやだ、むり』とパートリーダーに
わがままを言い、比較的楽なのを吹かせてもらった。
毎回初めにやる『コラールin E♭』そこまで高音なわけじゃないけど実はわたしが一番苦手
な高さなので1stはパス。無理して吹くと合奏最後まで持たないと思い、
続く『南の島のハメハメハ』も同じ理由でパス。流れ的に次の『テームサイド序曲』は1st、
でもこの曲は好きだし高音も単発の音なのでOK笑。

ここまできてようやく音がでてる感じがしてきたよ。

『マーキュリー』3rdは初めて吹くな。そのうち1stもやってみたいな。
『スーザの休日~星条旗よ永遠なれ』スウィングするマーチって難しい!最後の方リズム
わからん…ちゃんと譜読みしないと!・・・と怒涛のように合奏終了。
毎回いろんなパートを吹くことで自分の苦手な音域や箇所もわかるし、本番でこのフレーズ
を吹きたい!という希望もでてくるので、パート割り決めるのにはよいかもしれない。

それにしても他の皆さんは週一回の練習でどうしてあんなに音が出るんだろう?
お仕事が終わってから駆けつけると、音出しどころか基礎合奏にさえ参加できないことも
多いだろうにちゃんと吹けている。うらやましい…。
いや、自主練してるんだろうか?
わたしの場合、ちょっと間があくとほんとにすぐ吹けなくなるので、できるだけ個人の
音出しの時間がほしい。たとえば二回練習に行けないと三週間吹かないことになり、
そうなるとかなり感覚がおかしくなってしまうのだ。今がまさにその状態。
ほんとは、部活で毎日吹いていた頃のようにばりばり吹けたらなあと思うけど、
なかなか思い通りの音が出せないのが悩ましい。最低でも週一回は吹きたいけど
なかなか難しいんだよなあ。

それでもやっぱり上手くなりたいから、できるだけ時間を見つけて楽器と触れ合おうと
思っている今日この頃です。

ホルン きない

vol.41 子連れ吹奏楽団

小生、長い根無し草生活から今年の5月に晴れて日本で落ち着いた生活ができることになりました。

そのきっかけを与えてくれたのは娘の誕生でした。
親としての責任感、元気に産まれてきてくれた事への感謝など、想うところは多々ありますが、
実際には見れば見るほど超絶かわいく、お休みの日はずっと一緒です。

家庭内の事情等もあり、せせらぎの練習にも連れて行きたいところなのですが、
さすがに8ヵ月では子連れでいくのは難しいです。そんな中、4、5歳くらいの子供さんを連れて練習に
来ている団員さんをみると、(いつか自分も、、、、)と思います。

いつの日か一緒に練習できる日を夢見つつ、今日もおむつを換えることとします。

ホルン よしだ