NO.85 いとうさんの声

フルートの伊東です。
入団5年半にして2回目の登場と相成りました。前回は5年位前だったような気がします。

入団当初、大学1年だった長男君は6年もの学生生活を終えて、この春やっと社会人になりました。入団当初、高校1年だった二男君は、若干タイムラグがありましたが、この春大学3年になりました。
私は、まあ、5年半の年月を重ねたわけですね。

セセコンも今回で6回目になります。大学生だったら、定期演奏会4回で(もっとあるかな?)卒業ですけど、6回も演奏会に参加できるなんて幸せです。
ここ1年近くは、ほぼ3人でフルートパートをこなしているので、ちょっとお疲れ気味…。新人さんがのぞきに来てくれないかなあ~と思っております。
今回はセセコン実行委員までやらせていただいて、自分の知らなかった曲をたくさん知ることが出来、裏方さんの大変さも感じることが出来、いい経験をさせていただいてます。普通にお母さんしてると、まずありえない時間です。
今回の実行委員も、もしかして、私が長年推している「シンフォニック・ソング」をプログラムに反映させられるか!と、淡い期待もあったのですが、残念でした。次回は是非、お願いします。5年越しです。

フルートを始めて16年半が経ちました。(学生時代はクラリネットでした)この頃、この楽器に出会って本当に良かったと思っています。ほったらかしの夫君の楽器をもったいなく思い始めたのが最初ですが、こんなに長続きするとは思っていませんでした。
続いてなかったら、せせらぎとも出会えてなかったですね。
ここ2年半ほど、けっこう真面目に取り組んでいて、また発表会に参加しています。やはり人前で演奏するとなると、2~3ヵ月かけて曲にとりくみます。どうしたらいい音がでるか。肩の力を抜いて、おしりの穴をキュッとしめて骨盤を立てるようにして立つ。口の中を広く開けてピンポン玉が入っている感じで、頭頂部から後ろに響かせるつもりで音を出す。……言われることはだいたい決まっているのですが、なかなかできません。
先日の発表会で、80歳を2、3歳過ぎた男性が指導の先生とデュエットをされました。素晴らしい音でした。その方、定年退職された後に始めたそうです。また、私は聴けなかったのですが、80歳で始められた男性が87歳にして参加されておられた由。上手下手はありますが、音楽を本当に楽しんでおられて素敵でした。
私も斯くありたいと思ったのでした。

吹奏楽はいろいろな楽器がそれぞれの役割をふまえつつ、ひとつの曲をつくりあげていく、これまたワクワクする体験です。

フルートの曲も、ソロ、デュエット、アンサンブルと、いい曲がいっぱいありますし、吹奏楽の曲も素敵な曲がいっぱいあります。さて、これから何曲できるかな? 楽しみです。

で、バトンタッチの方を決めていなかったので、あとでお声かけいたします。

長々と失礼いたしました。

フルート いとう