NO.84 やまざきさんの声

家族に迷惑をかけないように吹奏楽を続けるために毎日かなり頑張っている。できるだけ早く練習に行きたくて時間をやりくりしても3時間の練習のうちの1時間ほどしか吹けません。家から練習場までは地下鉄と阪急電車を乗り継ぎ片道40分ほど往復になると1時間20分かかっているのです。合奏に参加出来る時間よりも移動の時間の方が長いなんて。それでも毎週金曜日に、ニューセンチュリースタジオに通うことで気分転換しています。遠くから通う団員も多いのでこれでも移動時間は短い方なので、贅沢は言えません。

近ごろはホルンアンサンブル(名前はマイマイズ@)、金管アンサンブル、木管アンサンブルなどの依頼演奏のアンサンブルにも誘ってもらえるようになり楽器を吹く時間が増えてきました。さらに時間をやりくりして追加の練習にも出かけるようになりました。子供に手がかからなくなり練習にも集中できるようになりました。

15年ほど前のせせらぎはベビーラッシュでした。スタジオに行くと数人の子供も来ていて練習を聴きながらお絵かきや絵本を見ているという風景でした。その頃の子供たちは大きくなり学校の吹奏楽部で活躍する者もちらほら。

興味を持っていてくれたのだと思うと嬉しくなります。

今は、せせらぎの第二次ベビーラッシュです。おんぶや抱っこをしながら演奏するたくましい親の姿、団員が子供を構ったり、見守り、声をかけている様子は心温まります。

子供からすれば、お父ちゃんやお母ちゃんがいっぱいいるようなものでしょう。

四半世紀も、この楽団にいると楽団の人たちのことを親戚か家族のように思えてきます。親子ほど年の離れた団員も増えてきました。

気付けばせせらぎの『孫ラッシュ』なんてことも・・・。そう遠くはない話です。

ホルンやまざき

団内アンサンブル発表会の風景から

吹奏楽団せせらぎでは、定期的に団内でのアンサンブル発表会を行っています。
今年度は2回に分けて、数チームのアンサンブルが観客は団員のみという厳しい
目線の中、アンサンプル発表を行います。
演奏するほうは定期演奏会よりも緊張するのが通例です。

今回は今年度1回目の発表会よりクラリネット八重奏の演奏の様子です。