せせらぎの楽器配列は「東京佼成ウインドオーケストラ」様によく似ています。
なので、オーボエは一列目の指揮者の右手側端っこです。
おかげさまで、色んな音色が聴こえてまいります。
そんな「一列目端っこ」から見える・聴こえるせせらぎ模様をお伝えします。
今日は、個人的な事情からバスに乗り遅れ、そして降りそびれ、
スタジオに到着したのは19時前。
椅子はきちんと並べてあり、室内はとても暖か...ありがたいことです。
「今日の基本練習コードがD♭から変更になってますように...」
なんて祈りながら黒板を見てみたけれど、やっぱり「D♭」...
予想通り上手に音が出せません(他のコードでもできていませんけれど...)
そんな下がり気味のテンションのあと「CHORALE in As-dur」
これまたいつもどおり上手に演奏できず...
そしてがっつりテンションを下げて取り組む「リード 第5組曲」
今日は第4楽章の「HORA」をゆっくりテンポで取り組みました。
「一列目端っこ」の席からは団員の音がよく聴こえるのはもちろんですが、
それと共に団員の悲喜交々がダイレクトに届けられる事があります。
「今日は仕事で嫌なことがあったんかなあ」とか
「今日の○○パートはまとまってるなあ、飲み会でもしたんかなあ」とか
色々思いを馳せながら参加しているのですが、
今日は何やらTrumpet partからいつもと違う空気が...
おそらく何かがあったのでしょう、そしてみんな寂しくて、不安なのでしょう。
ここでカッコイイ大人なら
「大丈夫だよ」とゆう音楽で思いを伝えたいところですが、
残念ながら年齢だけ重ねて内面はとても子供な私は
自分のことで精一杯で「一列目の端っこ」の努めを果たせませんでした。
もっと大人な「一列目の端っこ」になりたいなあ、と思った本日の練習でした。
ところで、
「リード第5組曲 第4楽章」の「HORA」って民族舞踊なんですね
私はずっと「ホラー」だと思っていて
「オバケに出会って逃げ回ってる人の曲なんや」と勝手にイメージしてました。
...年明けまでにはこのイメージを払拭しておきます...
オーボエ なかにし