Vol.68 2013.11.29(金)の合奏風景

今日はトランペットの見学者が来られる予定なので、少し早めにスタジオに到着。それでもすでに何人かの人が来られていて、椅子もきちんと並べられているいるのは、本当に有難いと思います。

入団して10ヶ月、20数年ぶりに楽器を再開した崎谷です。せせらぎでは、合同練習の最初に、必ず音階練習をします。先日の練習ではE♭でした。ユニゾンで8拍のロングトーン音階から始まり、だんだんと短い音符になっていきます。次はアルペジオ、そして和音に分かれての音階練習、スタッカート、スタッカーティシモ、さらにクレッシェンドとディミネント練習と続き、ピアニッシモの和音で終わります。次は団長K氏の書かれたコラール in A♭、これもトランペットには厄介な曲です。最初のE♭は出るが、次のA♭がかすれる。なかなかスムーズにスラーがかかってくれない。
さて崎谷はここまでの段階で殆どバテています。しかしこの練習を10ヶ月続けてきて、ここ最近は少しだけスタミナがついてきたように感じます。

前回の練習からA.リードの第五組曲が始まりました。これはなかなか手強い曲ですね。個人個人の技がはっきり出てしまいます。縦横、相当揃えないと曲にならない、そんな感じがしました。ところでこの第五組曲、よくよく調べてみると、1995年に下関ウィンドアンサンブルの委嘱により作曲されたそうです。当時私は下関に住んでいて、このバンドの練習に何度か参加させてもらったことがあります。近畿大出身のトランペット奏者、当時の団長さんでしたが、この人にはかなわないなと思ったことも、今となっては懐かしい思い出です。

次回の練習はアンサンブルの団内発表です。どんな演奏かすごく興味があります。そしてきっと自分でもやってみたいなと思うだろうな。

トランペット 崎谷