今日の練習はアイヴァンホーを中心に(第3楽章と第1楽章)、最後に
サウンド・オブ・ミュージック・メドレー(ラスト3小節)を合奏しました。
アイヴァンホーは大好きな曲で、ホルンの1stをイメージ通りに吹けたら格好いいなあと
憧れていますが緊張すると音が裏返りそうな苦手な個所がいくつかあります。ですので
4thを担当しています。
今日は、いつもより人数が少なかったのか一人一人の音がよく聴きとれました。合奏では
気になる部分を抜き出して何度も合わせます。指揮者の言う通りに表現しようと頭の中
では分かっているのですが、いざ音を出してみると「アレッ!」となる場面もありました。
『唇はOK?息の強さは… 』心の中で思い浮かべてから吹くのですが、どんな曲の時でも
最初に出す音は難しいです。
アイヴァンホーも練習を重ねるごとに全員の気持ちがそろってきました。フォルテから急に
メゾフォルテになる所でみんなが揃って小さくなった時はドキッとしました。大きい音の力よりも
小さい音の方が人を引き付けるように感じました。
サウンド・オブ・ミュージック・メドレーは最後の3小節のみを合奏します。
実際の演奏では一瞬で通りすぎてしまう個所をゆっくり丁寧に音を積み重ねていきます。
音がきれいにまとまった時は爽快です。
同じ世代の団員の音を聴いて何か味があると思うことがあります。
持久力では若者に勝てませんが年齢を重ねていろいろな体験をしてきたことが
音ににじみ出ているのでしょうか。私自身も年々、持久力がなくなってきて演奏会の最後まで
吹き切るのが大変ですが、これからは味で勝負します。
常に『こんな風に吹きたい』という憧れを持って、それに近づけるように努力していきます。
ホルン やまざき