スタジオには7時45分に到着したので、コラールの終わり頃からの参加でした。
仕事帰りに練習に行くのですが、なかなか基本合奏に間に合いません。
基本合奏でのスケールやアルペジオ、ハーモニーの練習は本当に大切です。
本番が近くなればなるほどそれを実感します。
「コラール」は一度通した後、1ヵ所のみ取り出して練習をしました。
ゆったりした曲であり、音の出だしにはとくに気を遣います。「すみません」
と思いながら吹くところもしばしば。またCやEのフォルテのところを
どのように吹いたらいいのかがよく掴めていません。僕にとっては
難しい曲です。
続いては「マーキュリー」でしたが、今の段階ではテンポを上げず、
記譜通り正確に演奏することを目指した合奏でした。
きちんと練習できていないところは、速くなったときに転がる傾向に
あるとよく言われます。今日のようにアーティキュレーション、
リズムを確かめ、替え指を検討し、指と息との連動を考えながら吹くことが
できるのはこの時期ならではだと有り難く思います。
3曲目の合奏は「スーサの休日」。
真島俊夫の編曲により、「星条旗よ永遠なれ」がジャズになりました。
この曲をスウィングで吹くことには大変戸惑いがあったのですが、皆さんに
引っ張っていただいてなんとか慣れつつあります。
この日はトランペットFさんのリズムが完璧でした。
最後は新譜への挑戦でした。
曲は「日本の情景【夏】」と言い、「海」「蛍来い」「われは海の子」
「七夕様」等、日本の夏を歌った童謡計8曲のメドレーです。
曲が次々と入れ替わり、その度に拍子も調もテンポも変化します。
楽譜を追いかけるのに必死でした。
しかし指揮者K氏は途中「良い合奏だ、良い合奏だ」とおっしゃっていました。
初合奏の皆の緊張がよく伝わる、気持ちの入った演奏になっていたそうです。
せせらぎは7月初旬に定期演奏会を行うので、せせらぎ年度では約半年が
過ぎたところです。演奏会まであと6ヶ月あるこの時期はしっかりと下地を
作るときだと思います。とは言えせせらぎの平成24年の練習は21日が今年最後です。
皆さん年末年始はどのようにお過ごしの予定でしょうか。
我が家は家でゆっくり子どもと過ごします。
それから、年始の練習まで少し間が空くので、破れているタンポを修理しに
行かなくてはと思っています。
SAX いいむら