vol.323 せせらぎ人語 あおきさん

2022年4 月某日、団員U氏から連絡。「名古屋に来てるから飲みにいかへん?」

いろいろあって、2020年4月から名古屋で働いてます。
当時、コロナウイルス蔓延真っ只中ということもあって、歓迎会などは一切なし。2020年10月ようやくできたはじめての飲み会が、職場関係ではなく当団OBであるO氏との差し呑み、という奇妙なできごともありました
(O氏とはこども文化会館ありがとうコンサートで偶々お会いし、近況をおはなしできました)。

話は戻って、U氏との飲み会。相変わらず酒が進みます。50の大台に乗ったのだから自重せねばと言い聞かせても、うまくいかないものです。
そうこうしているうちに、「こんどのせせコン、日曜練習も4回あるから、でられるやろ?次の練習5月8日ね」
ということで、恥ずかしながらお邪魔することと相成りました。
幽霊団員を続けて演奏活動に参加できない、というのも多少もやもやしたものもあります。こういったきっかけは大変ありがたいことでもあります。

さて、5月8日の日曜練習。恒例により、朝9時から夕方5時までみっちりと、しかも最後には全曲通しを行う、というなかなかハードな一日です。
一方当方は、最後に楽器を持ったのが2019年11月の結婚披露宴依頼演奏、という体たらく。

音は出る? 基礎練習終わった時点で結構ばててる。でも最後まで何とかなった。
老眼入ってきて、譜読みがつらい。目立つ部分から覚えないとまずいけど、記憶力もおちているし、どうしよう。
どの曲も難しい。クラリネットなのに早い指回し苦手なの思い出した。
運指もあるけど、その場その場で求められる音がどのようなものか、は合奏に参加しないとわからない。

と、時間と皆さんの練度に翻弄され、あっという間の一日でした。
やはり4回の全体練習だけではちょっと大変なので、個人練習の時間を探さないといけません。

とはいえ、全力で楽器が演奏できるのはやはり楽しいものです。

クラリネット あおき