1月最後の金曜日。
このところピッコロ1人、フルート1人の状態が続いていました。
この日は「故郷」の2回目と「ジャパグラ18」の3(?)回目。
「故郷」は9から木管の6連符が入れ替わり立ち替わり10小節続きます。
単純な繰り返しではなく、途中から少しずつ音が変わっていくうえ、意外に目立つ!
先週は1stを吹きました。この6連符は2ndの運指がいちばんややこしい。中音域のレドラドレミあたりのつながりが、意外に難しいのです。
でもこの日は久しぶりに3人揃ったので、ソロの重圧に弱い私は、ソロのある1stをS本さんによろしくね~とお願いして2ndを吹きました。
指揮者殿のキビシイ指摘を受けまする。
この曲、なかなか曲者です。
「ジャパグラ18」。リズムが意外と難しい。最後の「ウィーアー」は、私、ほとんど知らない曲なのですが、やっとわかってきたかな…。
ジャパグラですので、金管主体でフルートは合いの手って感じですが、合いの手でとちると台無しなので、気をつけよう!
お気づきの方も多いと思いますが、私、合奏の時に眼鏡を掛け替えています。
譜面を見る為の眼鏡です。なので、基本良く見えるのは譜面です。指揮者殿にもピントは合っておりません。
しかし、背に腹はかえられないので…。
iPS細胞かSTAP細胞か、研究が進んで、眼の再生ができたらいいのにー。
ピッコロのM井さんもフルートのS本さんも、お腹にくる風邪をひいて大変だったそうです。基本家に居る私はまだ無事です。
皆様、気をつけましょう。
フルートいとう
せせらぎでは公式・非公式を問わず、過去から何度となく合宿を行っています。
今年も1月18日、19日に団員H谷さんの故郷・野田川で冬合宿を行い、総勢15名が参加しました。
こういう合宿は得てして全然練習せず、旅行や酒盛りがメインになりそうなものですが、せせらぎ合宿は意外と(?)ちゃんと練習します。
今回の冬合宿でも、14時頃現地に到着してから18時頃まで、Cl.パートは吹き続けていたと思います。
夕食時には、U野さんをはじめ、Cl.の皆さんはクタクタでしたね。
勿論、Cl.パート以外の皆さんもたくさん練習した、はずです!
合宿では大体アンサンブルの練習がメインとなるのですが、今回ほんの遊び心で最近流行りのフレキシブル・アンサンブルの楽譜を一曲持っていきました。
フレキシブル・アンサンブルでは、アンサンブルに参加する楽器が固定されておらず、メンバーの演奏楽器によって自由にアンサンブルが構成できます。
例えば、金管五重奏であれば、トランペット2本、ホルン、トロンボーン、チューバなどと楽器が固定されているところ、
フレキシブル・アンサンブルなら、オーボエ、クラリネット、ホルン、テナーサックス、チューバなどでも、音域さえバラけていれば演奏可能となります。
パート譜も、in C、in B♭、in E♭、in F・・・と、読み換え、書き換えなしですぐに演奏できる配慮がなされています。
おそらく、少子化の影響もあって、必ずしも楽器が揃っていない小編成バンドのための工夫だったのだと思いますが、
今回初めて演奏してみて、木管・金管が入り混じったアンサンブルの豊かな響き、音量や音色のバランスを追及する楽しみをとても面白く感じました。
合宿のように、参加メンバーの演奏楽器が比較的偏ってしまう場合でも、みんなで楽しく演奏できる可能性が広がったのはとても嬉しいことです。
あとは大体いつもどおりで、夕食後は近くの小野小町温泉でお風呂をいただき、夜は酒盛り(やっぱりこっちがメインかも)
途中で寝てしまい、みんなで別の部屋に運ばれたことをよく覚えていない方、
男性部屋で深夜に電気をつけてそのまま切らずに寝た方(未だに誰か分からず)、
帰りがけには天橋立に立ち寄り、観光より雪合戦(野田川の積雪が意外と少なかったのです)をし
遠投が祟って肩に爆弾を抱えた方、怪我をしている足を悪化させた方、、、
せせらぎではこんな合宿で様々な経験を積みながら感性を磨き、より幅広い音楽活動に繋げておりますw
まだ合宿に参加したことのない団員の皆さん、これからせせらぎに入ってみたいなあと考えている未来の団員の皆さん、
是非せせらぎ合宿に参加してみてください!!
(写真は天橋立における雪合戦開始直前の図)
チューバ こんどう
1月13日の臨時練習で今まで練習してきた曲が一段落したこともあって、この日から新しい曲ジャパニーズグラフィティの練習が始まりました。
予習していこうと思っていたのですが、時間が取れず、全くの初見での練習参加…。
この曲の印象は、懐かしい♪こんなんやったなぁ~とアニメを思い出しました。しかし、実際に吹いてみると、結構リズム難しいなぁと思いました。
これは個人練習はもとよりパート練習でも、きっちり合わさないと歯切れのいい軽快な演奏にならないなぁ~と思いながら吹いていました。
練習後に、K氏より、完全にF地君の曲やなぁと、言われて…
どういう意味やったんだろう?と思い、大きな音や、歯切れいい合いのて!ドラゴンボールや、ウィアー、の曲が俺に向いているのだろうと良いように 思っておこう。
トランペット ふくち
私がせせらぎの練習に参加するのは昨年3月以来、10か月ぶり。
というのも、昨年長女を出産し、しばらく休団していました。
三連休に入ってから、突然
そういやぁ、アンサンブルの楽譜をもらってるし、個人練習と基礎合奏だけでもしに行こう!
そう思い立ち、休団中でありながら子連れで参加することにしました。
この日の練習は、個人練習後にHの音階練習(基礎合奏)からはじまり、
東京ブギウギ
マーチ「ブルー・スカイ」
シンフォニアノビリッシマ
第五組曲、の4曲。
「基礎合奏まで参加する」、と主人に言って子連れで練習に来てみたものの、
いざおなじみのポジションに腰を掛けてみると、合奏に参加したい欲求を
抑えることは到底できませんでした。
何といっても基礎合奏の音階練習が、今までに感じたことのないくらい
とてつもなく楽しかったのです。
そう感じてしまっては、素直に帰るなんて、できようがありません。
合奏は、まず1回通し→ゆっくりテンポ+テンポアップの小返し
という、せせらぎではよく見られる流れ。
初見のわたしは、1回通しでやたら間違え(スミマセン…)、ゆっくりテンポで指の確認、テンポアップで
おぉ!なるほど、こうですか!と形が見える。
とはいっても久しぶりに参加する合奏で、しかも初見では周辺の音を聴きながら
探り探りで慎重に吹いていました。
慎重に吹いていたのに、「シンフォニアノビリッシマ」の最後の3小節。
全員で和音の打ち込みがあるところ。
違うタイミングで出てしまうと、間違いが目立って大変恥ずかしい思いをするところ。
1拍休んで2拍目で音があるところ。
ひとり間違えて1拍目に音が出てしまいました…。
そのあとの指揮者の目線がこちらに向いたので、
「うわぁ!バレた!!」と、正直に意思表示。
その時流れた、笑いの含まれたなんとも心地よい温かさを感じて、
「せせらぎに戻ってこれたんやなぁ」と、すごく嬉しく思いました。
アルトクラリネット こんどう
12月27日は2013年最後の練習日でした。
やはり皆さんお仕事等が忙しいらしく、全体練習を始めようという19時30分に
なっても出席者ははかなり少なめ。
そんな中で、クラリネットパートが自分を除いてもEs、1st, 2nd, 3rd, Bassが
一人づつという充実ぶり。
そんなわけで、僭越ながら私めが前で棒を振らせていただくこととなりました。
練習(と言いますか演奏)したのは、リードの第5組曲。
スコアも事前にみているわけでもないので、どこで誰がどんな音を出しているか
なんて即座にはわかりません。
事前に綿密に曲を研究されておられる指揮者の皆様には頭が下がります。
逆に、一番最初の音をどのように聞いてほしいか、旋律を覚えてもらえる程印象
的な演奏になっているか、等々・・・
初めての人にどのようにこの曲が聞こえるのか、という視点で幾つか思うところ
を指摘させていただきました。
普段は演奏者として音を出しているので、果たして楽団全体としてどのような音
が聞こえるのか知ることができません。
今回、は人数が少ないながらも前で演奏を聞く機会となり、大変良い経験をさせ
ていただいたと思います。
クラリネット あおき
せせらぎの楽器配列は「東京佼成ウインドオーケストラ」様によく似ています。
なので、オーボエは一列目の指揮者の右手側端っこです。
おかげさまで、色んな音色が聴こえてまいります。
そんな「一列目端っこ」から見える・聴こえるせせらぎ模様をお伝えします。
今日は、個人的な事情からバスに乗り遅れ、そして降りそびれ、
スタジオに到着したのは19時前。
椅子はきちんと並べてあり、室内はとても暖か...ありがたいことです。
「今日の基本練習コードがD♭から変更になってますように...」
なんて祈りながら黒板を見てみたけれど、やっぱり「D♭」...
予想通り上手に音が出せません(他のコードでもできていませんけれど...)
そんな下がり気味のテンションのあと「CHORALE in As-dur」
これまたいつもどおり上手に演奏できず...
そしてがっつりテンションを下げて取り組む「リード 第5組曲」
今日は第4楽章の「HORA」をゆっくりテンポで取り組みました。
「一列目端っこ」の席からは団員の音がよく聴こえるのはもちろんですが、
それと共に団員の悲喜交々がダイレクトに届けられる事があります。
「今日は仕事で嫌なことがあったんかなあ」とか
「今日の○○パートはまとまってるなあ、飲み会でもしたんかなあ」とか
色々思いを馳せながら参加しているのですが、
今日は何やらTrumpet partからいつもと違う空気が...
おそらく何かがあったのでしょう、そしてみんな寂しくて、不安なのでしょう。
ここでカッコイイ大人なら
「大丈夫だよ」とゆう音楽で思いを伝えたいところですが、
残念ながら年齢だけ重ねて内面はとても子供な私は
自分のことで精一杯で「一列目の端っこ」の努めを果たせませんでした。
もっと大人な「一列目の端っこ」になりたいなあ、と思った本日の練習でした。
ところで、
「リード第5組曲 第4楽章」の「HORA」って民族舞踊なんですね
私はずっと「ホラー」だと思っていて
「オバケに出会って逃げ回ってる人の曲なんや」と勝手にイメージしてました。
...年明けまでにはこのイメージを払拭しておきます...
オーボエ なかにし
12月22日、私の職場である障害者施設でマイマイズ@によるクリスマスコンサートを行ってきました。
マイマイズ@とは、せせらぎホルンパートのメンバーで構成されるグループです。
滋賀県まではるばる来て下さったマイマイズ@の皆さん、本当にありがとうございました。
コンサートは、クリスマスソングを中心に4曲の二回公演。
一回目はたくさん音を外しましたが、利用者さん(施設で暮らす方々のことです。)の声のする賑やかな中だったのでごまかされました。二回目は静かな中で利用者さんの付けるモニターの音に惑わされながらも、まずまず落ち着いて演奏できたかな?と思います。ちょうど電子音のメトロノームみたいなんですよね。
この施設で暮らす方々は、重い障害を持っているために、外にコンサートを聴きに行くことさえ難しかったり、大きな声を出すことがあるので他のお客さんもいるコンサートは遠慮したりと、生の音を聴ける機会は多くありません。
感じたことを言葉で表すことができない方々なので、直接感想を聞くことはできませんが、一緒に聴いて下さったご家族や職員からは「いい音やねぇ」「もっと聴きたかった」など、嬉しい言葉を頂きました。利用者さんも同じように感じてくれていたら幸いです。
音はもともと振動で伝わるもの。単に耳で聞く以上に伝わるものがあるようで、生の演奏は利用者さんのいつもとは違う反応を引き出せたりもします。
特にホルンは中音の耳に優しい音なので、本当に間近で演奏を聴いてもらうことができました。5本で吹いても全然うるさくなかったそうです。
福祉と音楽、私が今まで別々にコツコツとやってきたことがちょっとだけ繋がった大事な日になりました。ありがとうございました。
ホルン:ひろたに
ここしばらく仕事の都合で欠席が続いていたのですが、なんとか仕事を終わらせてものすごく久しぶりに合奏に参加しました。
スタジオの扉を開けてびっくりしたのは、私を含めてサックスパート全員が揃っている、ということ。
実はバリトンサックスのこたにさんもここしばらくお仕事が忙しかったみたいで、なかなか練習に参加できていなかったのですが、この日は運良く私とこたにさんのタイミングがあって、数ヶ月ぶりの全員集合です。
練習したのはA.リードの第五組曲の第三楽章。
この曲は楽章ごとに国の名前がサブタイトルについているのですが、第三楽章は「日本」です。
全部で四楽章編成から成る曲という事で、難解な曲なのかと予想していたのですが、メロディは意外にも親しみやすい感じです。
…とは言え、メロディが親しみやすいからと言って演奏が簡単な訳ではありません。
いつものせせらぎのスタイルの通り、非常にゆっくりとしたテンポで少しずつ曲を進めていきます。
第三楽章は8分の6拍子なのですが、8分音符一つ分を一拍としてカウントする、いわゆる「6つ振り」で曲が進みます。
(最終的には「2つ振り」になるのだと思います)
この地道な練習が、いつの日かテンポアップしたときの正確なリズムに繋がると信じて…。
サックス やました
この前の金曜日は、団内発表会が開催され、私はクラリネット八重奏で出演しました。
私は普段B♭クラリネットを吹いていたのですが、今回アンサンブルに参加するにあたって、ベークラよりも小さい、E♭クラリネットに挑戦しました。
9月の初め頃からうのさんに楽器をお借りし、基礎練習や合奏練習にもエスクラで参加させていただきました。
エスクラは、ベークラと大きさは違うものの形は全く一緒なので、なんとかなるだろうと思っていたのですが、いざ取り組んでみると、高音が全然出せないし、たまに出せたとしてもきつい音になってしまうし、合奏練習では自分の音だけ浮いている感じがしたし、かなり苦戦しました。これは本番までになんとかならないのでは…と焦りました。
そして本番当日。
私たちは、ジョイフルクラリネッツという曲と吉本新喜劇のテーマを演奏しました。
ジョイフルクラリネッツは、しょっぱなの連符から失敗してそれを引きずってしまい、最後までぐだぐだになってしまいました。楽しもうと思っていたのに、緊張で全く余裕がなくて、ただただ譜面の音符を追って吹くだけになってしまいました。
吉本新喜劇のテーマは、少しだけ楽しむことができ、間違えながらもソロはなんとか形になっていたかなと思っています。(後日アップしていただいた録音を聴くとだいぶ走っていましたが…)
また、今回のクラリネットアンサンブルでは、コントラアルトクラリネットも加わり、より幅の広いクラリネットパートの音を響かせることができたのではと思います。
クラリネットパートの他には、金管五重奏、トロンボーン&チューバ六重奏、ホルン五重奏の発表がありました。
私はいつも合奏練習のときは一番前に座っていて、なかなか他のパートの方が楽器を演奏しているところを見る機会がないので、新鮮だったし、演奏面でもとても勉強になりました。
次回は3月に団内発表会を開催していただけるようなので、またエスクラでアンサンブルに参加できたらいいなと思っています。次はもっと楽しみつつ、今回よりもレベルアップした演奏ができるようにがんばりたいです。
クラリネット よこの
今日はトランペットの見学者が来られる予定なので、少し早めにスタジオに到着。それでもすでに何人かの人が来られていて、椅子もきちんと並べられているいるのは、本当に有難いと思います。
入団して10ヶ月、20数年ぶりに楽器を再開した崎谷です。せせらぎでは、合同練習の最初に、必ず音階練習をします。先日の練習ではE♭でした。ユニゾンで8拍のロングトーン音階から始まり、だんだんと短い音符になっていきます。次はアルペジオ、そして和音に分かれての音階練習、スタッカート、スタッカーティシモ、さらにクレッシェンドとディミネント練習と続き、ピアニッシモの和音で終わります。次は団長K氏の書かれたコラール in A♭、これもトランペットには厄介な曲です。最初のE♭は出るが、次のA♭がかすれる。なかなかスムーズにスラーがかかってくれない。
さて崎谷はここまでの段階で殆どバテています。しかしこの練習を10ヶ月続けてきて、ここ最近は少しだけスタミナがついてきたように感じます。
前回の練習からA.リードの第五組曲が始まりました。これはなかなか手強い曲ですね。個人個人の技がはっきり出てしまいます。縦横、相当揃えないと曲にならない、そんな感じがしました。ところでこの第五組曲、よくよく調べてみると、1995年に下関ウィンドアンサンブルの委嘱により作曲されたそうです。当時私は下関に住んでいて、このバンドの練習に何度か参加させてもらったことがあります。近畿大出身のトランペット奏者、当時の団長さんでしたが、この人にはかなわないなと思ったことも、今となっては懐かしい思い出です。
次回の練習はアンサンブルの団内発表です。どんな演奏かすごく興味があります。そしてきっと自分でもやってみたいなと思うだろうな。
トランペット 崎谷
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