せせらぎ人語
第25回せせらぎコンサートが終わって、早一週間近くが経とうとしています。
やっと、気持ち的にも平穏な日常に戻ったような今日この頃。
改めまして、雨の中ご来場頂いた皆様、本当にありがとうございました。
色々とご協力頂いた関係者の皆様、お世話になりました。
そして、楽団の皆さん、お疲れ様でした。
トロンボーンの私にとって、今年一番力が入った曲は、やっぱりA Song for JAPAN。
基礎練習不足の私にとって(すみません…)、本番この曲の時に、如何に唇の状態を
ベストコンディションにもっていけるかが課題となりました。
個人、パート練習やイメージトレーニングを私なりに頑張り、本番数日前から当日も、
ペース配分に神経を注ぎました。
合奏練習の時、自分の技量不足を情けなく思いながら、密かに
『なんでトロンボーンのバックで吹かなあかんの?』
って思ってる楽団員がいるんじゃないか…とヒヤヒヤしてました。(←相変わらずネガティブ?笑)
しばらく、堂々と吹けない合奏が続きました。
でも、本番が近づくにつれ、色んな人から色んな言葉をかけてもらいました。
トロンボーン以外の演奏もメキメキ仕上がっていきます。
当たり前の事ですが、誰が目立つ目立たない関係無しに、みんな一生懸命演奏しています。
私も、その中に飛び込んだらいいだけやん!と思えました。
リハーサル。初めて舞台の上で演奏した時、後ろから聴こえるみんなの音にゾクゾクしました。
みんなが支えてくれるから大丈夫!と(勝手に)思って吹いたら、すごく気持ち良く吹けました。
そして本番。この曲の冒頭は、震災の恐怖を私に思い出させます。
その恐怖は、更に緊張を煽ります。
思うように音が出せないまま、前半が進みました。
途中、みんなの演奏にフワッと包まれた気がして、それから安心して吹けました。
一人じゃない。
被災者の方へのメッセージと重なった気がして…感極まりました。
それが少しでも誰かに伝わる演奏になってたらいいのにな。
これこそが、この曲が伝えたいメッセージなんだと実感しました。
そして、それを実感させるこの曲の構成はスゴイ!!
せせらぎの温かさを背中で感じ、後押しされながら演奏できた事、感謝しています。
この場をお借りして、お礼を述べさせてください。ありがとうございました。
さて、これで問題をうやむやにしようとは思ってません(笑)
やっぱり、基礎練習不足は致命的。緊張が即、唇の硬直につながってしまった弱さ。
自分自身に納得のいく演奏ができなかった事実。
ただただ、反省です。
この経験を活かして、年齢に不安を感じながらも、温かい団員に囲まれて(笑)もっと強い唇と
メンタルを鍛えるべく、日々精進してまいります。
Trombone かさはら
いよいよ明日に迫りましたせせらぎコンサート。
最近知りましたが、せせコンが開催される2012年7月1日には
「うるう秒」が実施されるようですね。
午前8時59分59秒と9時00分00秒の間に「8時59分60秒」が挿入され、
通常よりも1秒間長い1日になるそうです。
せせコン当日の集合時間は9時ちょうどですから、
ちょっとだけ寝坊しても大丈夫そうです。
万一寝坊した方は必ずパートリーダーへ連絡を!
さて音楽の世界で言えば、1秒はとても長い時間なのだと思います。
我々が合奏しているとき、縦の線を揃えよう、テンポが揺れないようにしよう、
連符が均等になるようにしよう、といった場合の時間感覚は、1秒なんてものではなく、
その10分の1、100分の1、時には1000分の1?などという世界での
勝負なんだと思います。
吹奏楽の世界に浸っている方ならば、このような感覚は
当たり前に持っているものだと思います。
コンサート本番でこの感覚が音楽として、正確な積み重ねとなって表現され、
お客さんの耳に届いた時には、
ごくごく「自然な」な演奏となって曲が響いていると思います。
飽くまで自然であり、それ自体が「すごいこと」とは、
お客さんは思わないでしょうね。
しかし、高度で微妙な勝負の世界に生きていることを、
我々は誇りに思ってよいのではないでしょうか。
微妙な世界の勝負ということでは、音楽はアバウトな部分が多いですよね。
原理原則は数学的・物理的な理論に基づいているので
決して全てがアバウトでは無いですが、
強弱やテンポの指定、発想標語など、時と場合によってその解釈は様々です。
奏者の方でそれぞれに色んな解釈をしながら合奏に臨まれていることと思いますが、
各人が持っておられる様々な解釈を摺り合せて、整理し、時には修正していくのが
ガイド役である指揮者のお仕事なのでしょう。
今回のコンサート曲目でも、実に多くの部分で「ここはこうしよう」と
整理した箇所があります。
そこをもう一度思い出して、振り返って、明日のゲネプロで確認し、
本番に臨んでいただきたいと思います。
1人だけ浮いた演奏には、目も、いや耳もあてられませんから。
指揮者が「ひとりごと」とは言いながら、皆さんに問いかけています。
「やるだけのことはやったでしょうか?」
やれることはやったと達観し、座して明日を待つ。
そういう気持ちで臨めるよう努力したいと思います。
(まだ、もうちょっと、実行委員の事務的なお仕事が残っていて・・・)
Tuba こんどう
せせコンまであと少し、皆さんだいぶ気合いがはいっていたようですね( ̄^ ̄)ゞ
合奏での厚みも出てきた感じですね。
…が、最近思うのは、がむしゃらすぎて、
周りの音が聞けてないのでは…ということです。
気を抜けばすぐハーモニーがくずれるような…。
気持ちを熱く奏でるのは大切。
でもその前に冷静でいることが大事だと思うのは、低音をやってるせいでしょうか?
そこで思うのは、低音を聞いて合わせる!ということです。
あ、でも別に私の音をきけー!と言ってるわけではありませんよぉ(^_^;)
基準となるバスパート、ここに合わせにいくと、
案外ハーモニーもあってくるんじゃないかと思います。
他団体でエキストラをさせてもらうこともあり、
色々なやり方を勉強させられることがあります。
チューバをチューニングの基本にやってる楽団があり、
理にかなってるなーと思いました。
実際チューニングの基本のクラの音は、合奏中なかなか拾いにくいものです。
これがチューバならたやすくハーモニーを合わせにいけるのではないかと!
まあ、これも低音が不安定ではお話しにもなりませんが( ´ ▽ ` )ノ
幸いせせらぎには、頼もしいこんどう君がいます!
本番まであと少しですが、ぜひ他人の音に耳を傾ける、
いや!こんどう君の音に合わせに行く!ぐらいな感じでやってみてください!!
演奏会を目前にして、やらなきゃいけないとおもうこと、
もちろん譜面をきっちりやることもそうですが、体や心のスタミナですね。
メンタル的に弱くなる部分、唇のコンディション、腹筋など色々ですよね。
自分も日々努力しなきゃ( ̄ー ̄)と思いながら、
普段の雑用に追われてしまうことは多々あります。
でも音楽に対しては、真摯に向き合いたいので、
負けない心を作りたいと思いますp(^_^)q
そんな私が、今、細く長く続けていることが、ランニングです。
運動嫌いな私が、超苦手なことを克服した一つです。
きっかけはデューク更家のウォーキング講座です。
そこにいたスタッフさんのスタイルが素敵すぎでした☆
あ、ちなみにデュークさん、走れとは決して言ってなかったんですが(笑)
軽い運動で心拍数を上げて、体の中の温度を上げる事で免疫力がたかまったり、
基礎代謝が上がる、心肺機能が上がる、などなど。
これは肺活量や腹筋背筋を鍛えたい私には、一石三鳥ぐらいなんじゃないかと!
はじめは御所の一辺も走れなかった私が、
今では葵橋からみその橋まで往復出来るまで成長しました!
後にお会いしたペット奏者の指揮者の方も、
走るのは絶対いいよ!といわれてたので、たぶんいいんだとおもいこんでます(^-^)
継続は力なり!!しっかり腹筋背筋を鍛えて、
揺るがない鉄壁のバスクラを目指して、がんばりま〜す♪( ´▽`)
バスクラ やすいちはる
さて、せせコン本番まで残すところあと2回となった合奏練習です。
例年、この日は当日のゲネプロの関係上、2部の曲を練習することが通例となっており、
今年も2部の曲の練習となりました。さすがに本番間近、事実上最後の練習となる曲が
ほとんどとなるので、みなさん集中した中身の濃い合奏だったと思います。
さて、今年の2部曲、トロンボーンパートとしてはなんといっても「A Song for JAPAN」
ですが、それは後述するとして、これだけは言っておきたいという曲があります。
それは「みんなのうたセレクション」なのです。
この曲、メドレーでたくさんの曲(9曲)が出ててきて、楽団のメンバーもみなさん
お気に入りなようで、鳴りすぎのきらいがあると良く注意されていますが、
何故かトロンボーンパートは休みが多いのです。
練習番号でいうと、L~T手前までずっと、70小節ににも渡ります。
9曲中の実質ほぼ半分の4曲が休み(一応1曲は前奏まではあるのですが・・)。
ほんとに、忘れられたかのように・・・。
これ編曲者さんに本当に忘れられているような気がしてます。
それとも嫌われてる・・・?
オケ曲(例えばベートベン)や、オリジナル系の曲ではよくあることなのですが、
メドレー曲でここまで嫌われた?のは初めてですね・・。ちょっとスネてます。
編曲者さん調べたらトランペット奏者さんなんですね・・・・。
それはさておき、、
書かなくてはいけない「A Song for JAPAN」についてです。
この曲をやろうと言い出したのも私なので、やっぱり書いておかないといけないと思ってます。
昨年の3月11日、日本は空前の困難に見舞われました。「東日本大震災」。
当日、私は東京出張中で、関西圏におられただろう他のメンバーと違い、
震度5強の揺れに見舞われ,湾岸地域にいたため、津波が来るという情報の中、
携帯のワンセグ情報のみを頼りに右往左往した経験をしました。
翌日にはせせらぎでのコンサート本番(結果的には延期になりましたが・・)
も控えており、これは帰れないなとあきらめかけてたのですが、
いろんな幸運が重なり、奇跡的に当日中に京都まで帰宅することができたのでした。
その後、「A Song For Japanプロジェクト 」という活動を見つけ、下記の動画を見たのでした。
トロンボーン奏者としては誰もが知る超有名な奏者の演奏もさることながら、動画の後半、
がれきの山に途方にくれる方、自衛隊の方々の救助の様子。日本赤十字の方が、我が子と
同い年ぐらいの子どもと向き合ってる姿になんともいえない感情を抱きました。
そして、そのバックのメロディーに・・。
あの震災で、津波によって、どれほどの人命が奪われたのか。
そして、私たちと同じ楽器演奏者が演奏できない状況に追い込まれたのか。
どれほどの楽器が津波に流され使えなくなってしまったのか。
幸いにも私たちは難を逃れ、震災前と大きく変化無く演奏活動を続けていますが、
その私たちができることは何なのかを考えた時に、演奏家としてできること。
それは、被災者の事を思って演奏することではないかという、A Song for JAPANプロジェクト
の主旨に大いに共感し、今回演奏することになりました。
震災からすでに1年以上経過していますが、時間が経過したからこそ、あの震災を忘れること
はないよう、心に刻みながら演奏したいと思います。
少なくとも、トロンボーンパートのメンバーは一生忘れることがないでしょう。
それぐらい練習にも励んできました。
上手な演奏ではないと思いますが、気持ちのこもった演奏、心に響く音が出せるよう、
本番まで1週間。最後の追い込みをかけたいと思います。
Bass Trombone とだ
“せせらぎ”う〜ん 風流な言葉です。
“せせらぎ人”(せせらぎびと) お〜ぉ 古風な言葉です。
“せせらぎ人語” 吹奏楽団せせらぎ の人々が使っている言語です。
・・・・・???
違うやろ(−_−#)
ゴメンナサイm(__)m
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
《合奏の風景》
このシリーズのタイトルを見て 真っ先に思い出したのは
日本の名指揮者 岩城宏之(1932〜2006)著書の『楽譜の風景』です。
僕が 高校で吹奏楽部に入り 音楽にハマッテしまった頃に読んだ本です。
指揮者の岩城宏之さんは 元々は 打楽器プレーヤーだったんです。
岩城さんの学校の音楽部では お金が無かったので ティンパニも無く
生徒の机を2つ並べて その机の上に大きな円と 小さな円を描き
〈模擬ティンパニ〉を叩いていたそうです。
本文中で面白かったのが 未完成交響楽の練習中に
何回も指揮者に叱られたらしいです。
え!何故って?
楽譜の休止小節に書いてある数字を 1・2・3・4・5・・・・・
その数字が来たら 模擬ティンパニを 【カン・カン】
あの名指揮者も 最初はこんなんだったんですね!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
《合奏への風景》
今日の“せせらぎ”の練習は 《せせらぎコンサート》本番前ラストの 日曜日練習です。
JR花園駅を下車しました 今日は雨が降らなくて 良かったぁ〜
楽器を持って 鞄を持って オマケに傘! 嫌なんだよなぁ〜 びしょ濡れに なるなんて!
ここんとこ仕事忙しくてさぁ 久しぶりの練習なんだよなぁ
さぁ〜 今日は頑張るぞ−っ!
えーっと 誰かが 駅の南側って言ってたよな。
この道かなぁ? 普通の家ばかりでさぁ こんな狭い道だから・・・・・。
うわ〜ぁ! ここだよ ここ!
凄ぇーっ!いいとこじゃん!!
へーっ!今日はホールで練習するんだ!
って?ホールで練習?ウソ!なんで?
もしかして今日 本番?
マジでーっ!ってさぁ今日 楽器しか持って来てないよ
本番衣装も持って来てないよ! え〜 マジで〜!どうしよう 困ったなぁ〜(*_*)
おはようございま〜す
やぁ おはよう!
どうしたんですかーっ?冴えない顔して 今日は こんなに良い天気なのに。
いや〜俺さぁ 今日 本番の衣装持って来てないんだよ。困ったなぁ〜(*_*)。
えーっ何 言ってるんですかーっ。本番って 再来週ですよ。
・・・・・・・。f^_^;
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
《合奏の風景》
今日の練習会場は 京都市右京区ふれあい会館です。
その一室 創造活動室で 今期ラストの通し稽古を やります。
朝9時に 会館の方に 扉を開けて戴きました。
そして “せせらぎプレーヤーズ”の みんなで 先ずは 椅子並べです。
今日は クラリネット 何人来るのぉ〜。
フルートとオーボエはぁーっ! サックスは 後で遅れて誰々が来るしー。
今回ホルンは 下手奥。 チューバは上手の定位置。
トランペットにトロンボーンは 後列に一文字。
そして 吹奏楽特有な楽器 ユーホニアムは 楽団のセンターを陣取ります。
さぁ〜 次は 打楽器の搬入です。活動室の後ろの扉を開け 搬入です。
大きなトラックや1ボックスの車に 打楽器がいっぱいです。
打楽器は 種類がいっぱい あって。部品も いっぱい あって。何が何だか・・・・・?
と書きたいのですが 連日の仕事の疲れで 昨夜も午前様になり
朝 起きたのが8時も大幅に過ぎて いました。
慌てて支度をし 会館に着いたのが 9時半です。
椅子並べも せず 打楽器の搬入も せず。ゴメンナサイm(__)m
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
《合奏の風景》
合奏の風景にも 色々あります。
指揮者から見た 演奏者 の合奏風景。
第3者から見た 指揮者も含めた全員の 合奏風景。
でも 面白いのが 各プレーヤーによって 合奏の風景が 違って見える事です。
僕の担当する楽器は トロンボーン。管楽器の 一番後ろで合奏しています。
指揮者を中心に 扇形に並んだ演奏者が 視界に広がって見えます。
アップテンポな曲は 指を せわしなく動かし
スローテンポな曲は 気持ち良く 身体を動かし
曲風によって 表情を変える木管楽器群。これは 見ていて楽しい!
ところが 一番前で 合奏しているフルートは?
お隣り同士の 木管プレーヤーと指揮者しか見えない。
ウーン! これは 不公平だ!!
いや もっと不公平な 合奏の風景があります。
今回のプログラムに トロンボーン四重奏と吹奏楽の 為の曲があります。
トロンボーン パートが楽団の前に立ち 合奏します。
前に見えるのは 創造活動室の壁!!
そして 譜面台に乗っている楽譜。あっ!
《楽譜の風景》
完
トロンボーン中川。
今日の音階&アルペジオの練習はFb(E)。
皆さんそつなくこなしておられるようでした。すごいですね。
そのあと練習曲のコラール。ゆっくりした曲だからこそ、
音の変わり目のタイミングやアタックのつけ方と言った表現が大事、
と常々思っているのですが、なかなかうまくいきません。難しいですね。
その後、せせらぎコンサートの曲練習。
まずはパート毎の集まり具合をみて、いきなりの「エレクトリカルパレード」。
本当は笑顔でさらさらっと演奏したいところですが、
テンポを遅めに設定すると転んでしまい、逆に速すぎると指が回らないという
「ふんだりけったり」状態。
次が「朧月夜」。
本日最後に練習した「海」もそうですが、かなり凝った編曲。
最近の流行なのでしょうか。調性Gでの音の跳躍、微妙な合いの手、
周りの動きを聞いている余裕がありません。
「エピソード・ファイブ」、ずっと5拍子という珍しい曲。
気を抜くと入るタイミングがわからなくなるという緊張感と、
フレーズをつかんだときの面白さ、スピード感が入り混じった楽しい演奏でした。
この曲、冒頭はクラリネットの柔らかい16分音符から始まります。
これが個人的には、「渚スコープ」を思い出します。
高校でクラリネットを持って始めて本格的に練習した曲でした。
さて、
6月8日の練習では、先に述べた「海」の前にクラリネットパート有志による、
せせコンオープニングパフォーマンスのお披露目を行いました。
曲目は「Immer Kleiner」という、
元々はクラリネット・ソロとピアノ(またはコンサートバンド)用の曲でして、
これを団員の佳代さんにお願いして
クラリネットアンサンブル向けに編曲していただきました。
演奏については、おそらく「見て」楽しんでいただけたかと思います。
一方「聞く」方ですが、ソリストは緊張のためか2箇所ほど脱落したり、
入る場所を間違えそうになったりと、かなり危なっかしい状況で、
終わったときには胃の付近が痛い、とのことでした。
本番までにもう少し何とかしないといけませんね。
せせらぎコンサートまで後もう少し、
「エレクトリカルパレード」に限らず、どの曲も楽しく演奏し、
少しでもよい演奏をお客様に届けられるよう、がんばりたいところです。
Clarinet あおき
皆さんにも、きっと怖いものってありますよね?地震・雷・火事・旦那??
実は、最近私には更に怖いものができてしまいました。
「宇宙戦艦ヤマト」のソロ。いやぁ、コワイ、コワイ!!
5月20日、バンビオにて長時間練習。
総会後、少しの間の音だしタイム。だが、「腹筋が入らない。」「音が出ない。」
一気にテンションだだ下がり。昼ご飯を食べ過ぎたかな?それとも、昨日「石清水八幡宮」まで
ケーブルを使わず、徒歩で往復した疲れが出てるのかな?
と言う訳で、本日不調モード。
基本練習、その後「近藤コラール」。
そして、本日の合奏はアンコールからのプログラム逆順スタート。
「ゲバゲバ」から始まり・・・そうこうしている間に「ヤマト」。
何しろ本日不調ですから、いきなりのソプラノソロは辛い!
「みんな、ごめん。昨日のウォーキングが原因で、不調やねん。」と心の中で
叫びながらの演奏。結局、全く納得のできる演奏ができず、更にテンション下がる。
そして、「みんなのうた」が終わり、一旦の小休憩。
と、その時事件は起こった!アルトサックスが倒れた!!ガーーーーン!!!
とりあえず、音は出たものの、キーがどうも引っかかる。
「次は、イマジンのソロがあるのに・・・。」。果てしなくどん底気分。
その後練習再開。いきなりイマジン。
どう言う訳か何があったのか、妙な開き直りがきいたのか、イマジン快調!快調!!
大変気持ちよく演奏させて頂きました。皆さん、ありがとう!!
・・・と2部が終わり、休憩。
しかしサックスパートには、休憩なんてものはありません。何しろ、休憩後1部
合奏前にOPのお披露目がありますから!さぁ、練習練習!!
結局、通す事もできずにお披露目の時間に。
観客、近っ。かぶりつきで、聴いてくれる人あり。
何しろ本日不調ですから・・・と思いながらも、団員さんが目の前すぎて、
今更ながら緊張。折角時間を頂いたのに、演奏の方は申し訳ない結果に。
後にサックスパート反省会を開き、今後の練習について話し合い。
そして、1部は体力の限界と闘いながらの演奏。もう、ふらふら〜。
帰り道、「不調の割に、イマジンだけは気持ちよかったなぁ・・・。」。と言えども、
まだまだ課題は山積み。そして体力のなさを痛感しつつ、一人反省会。
疲れた事だし、帰って晩御飯のおでんでも食べながら、一杯やろうっと。
そして、家に帰るとすっかりおでんは食べ尽くされていました・・・。
ヤマトが何だ!おでんが何だ!私は、へこたれない!
せせコンまで、残り40日。本番当日にベストを尽くせる様、頑張るぞー。
サックス としえ
どこかで書いてみたいな・・・とずっと頭の片隅にありました。役員会の風景です。
5月6日の臨時練習後は、おいしい中華料理を食べながら、
今月20日に迫った臨時総会について話し合いました。
役員会は、ほぼ毎月1回、練習後に行われます。
おいしいものを食べてお酒を飲んで、
ときどき(しょっちゅう?)楽しいお喋りで脱線しながらも、
せせらぎの運営についてあれこれ真面目に話し合っています。
ときには、役員以外の団員さんからご意見をいただいて、検討することもあります。
最近定着しつつありますが、
「指揮者不在のときの基本練習の指揮をプレイヤーで持ち回りにする」ことも、
団員さんからの声がきっかけだったと思います。
私が役員の仲間入りをしてもうすぐ1年が経とうとしています。
それまで約6年せせらぎでお世話になっていながら、
団の運営についてはほとんど考えたことがありませんでした。
役員会に参加するようになって、
私がこれまでただただ楽しくせせらぎで楽器が吹けていたのは、
せせらぎのことを大切に考えて声をあげてくださる団員さんや役員の皆さん、
せせコン実行委員の皆さんのおかげだったんだな・・・
と(役員に入っていながらどこか人事のように)思いました。
皆さん、音楽だけでなく、せせらぎという集団に対して
本当に真面目に向き合っておられるのですね。
人事でなく、何か自分にもできることがあるのかな・・・と
まだまだ手探り中の副団長のひとりごとでした。
ホルン:ひろたに
5月6日(日)は、右京ふれあい文化会館での臨時練習日でした。
今度のせせらぎコンサートで演奏する曲目を午前中から1曲ずつ小返しして確認し、
15時すぎからアンコール以外の全曲を通しで合奏しました。
全曲通すのは、この日が今年初めて。
例年であれば、私はこの全曲通しの合奏で自分の体力のなさを痛感し、
本番のペース配分を考えるのですが・・・
この日は夜勤明けで練習に参加したため、
心と体のねじがどこか緩んだような状態で、まったく自分の体が当てになりません。
何事にも慎重派の私は、こういう時の方が音がよく鳴ったりするのです・・・。
でも、やっぱり正確さには欠け、
ところどころで飛び出したり(普段は遅れることの方が多いのに)、
いつも以上に必要ない♯や♭を付けてしまったりしていました。
金曜日の練習では、毎回ニューセンチュリースタジオを使わせていただいていますが、
いつもと違う場所での練習はやはり貴重な機会ですね。
まず、配置が違います。
普段ホルンは、スタジオのほぼ中央で、
前後左右を他の管楽器に囲まれて埋もれるように吹いています。
でも、右京ふれあいでは、本番に近い配置で練習するため、
ホルンはステージに向かって一番左端。
お仲間の金管楽器や同じ動きをすることの多いサックスから遠く、
離れ小島にいるようでした。
そのためなのか、すぐ右側が壁だからなのか、自分たちの音はよく聞こえました。
そして、音の響きがまったく違います。
この日は低音楽器の音がいつもの倍くらいの音量で聞こえてきました。
本番のステージでは、また違った聞こえ方になるでしょうし、
いつもとは違った響きに慣れるという意味でも臨時練習は大切ですね。
ホルン:ひろたに
しとしとと降る雨の日の午後、
右京ふれあい文化会館の創活室で臨時練習がありました。
今日は、まあまあの練習参加人数。普段あまり見ない顔もあり(自分もその内の一人)、
せせコンが近付きつつあることが感じられました。
練習曲は、「コラール第2版」、「a song for Japan」、交響組曲「宇宙戦艦ヤマト」、
「ゲバゲバ90分のテーマ」、「スプリング・マーチ」、「エピソード・ファイブ」、「海」、「プスタ」
の7曲。
予定通り基礎練習がはじまる。
いつも仕事で練習に行くのが遅くなり、基礎練習をするのは8ヵ月ぶり?
そして、練習曲の「コラール第2版」を演奏。本日自分は初見演奏。
正直、ここ数ヵ月まともに楽器を吹いていなかったので、この時点で少々バテ気味。
そして、合奏の1曲目は、「a song for Japan」。
トロンボーンアンサンブルがメインの曲なので、
Euphパートに指揮者のチェックが入ることなく終わる。
2週間前の練習では、練習に遅れて行ったので、いきなり合奏だった事もあり、
結構音が当たらないところもあったのですが、
今日は基礎練習をしたので、調子良く吹くことができました。
この時、ふとメジャーリーガーのイチロー選手のことを思う。
誰よりも早く球場に入り、ストレッチを入念に行い試合に備えるというイチロー選手。
「やっぱ基礎練習は大事」と思っただけで、次の曲へ。
2曲目は、交響組曲「宇宙戦艦ヤマト」。全4楽章の大曲です。
4楽章にEuphにはおいしいソロがあります。そのタイトルは「大いなる愛」。
おじさんがいやらしく奏でれば、女性のハートをつかむことができるところなのですが、
現実はそんなに甘くない。
この曲だけでも、うまくペース配分をしないと、ソロまでにバテてしまうのに、
今年のプログラムでは一番最後の曲になっている。
今日の練習では、1楽章のハイトーンが並ぶところを指揮者に3度も繰り返し吹かされ、
一気に体力消耗。
2楽章はおなじみのヤマトのテーマ曲。
さすがにみんな聞き慣れた曲なので、それほど指摘されることのなく3楽章へ。
3楽章は激しい曲でバリバリ吹いて、ここでまた体力消耗。
余力なく4楽章へ。ソロは無残な結果に...。練習なので、もう一度。
何とか無難に吹ききったって感じでした。
本番では、先日メジャーリーグで49歳で勝ち投手となった、
コロラド・ロッキースのモイヤー投手のように、おじさん?いやいやベテランらしく
「緩急をつけて最後まで吹き切れるように、うまくペース配分しないといけないな。」っと、
思ったところで休憩に。
休憩を挟んで3曲目は、「ゲバゲバ90分のテーマ」。
本番中に「早くビール飲みてぇ〜」って、思いながら吹くんでしょうね、みんな。
ここからは、本番1部の曲4曲をほぼ通しで練習しました。
本日4曲目の「スプリング・マーチ」は、僕にとっては初見でしたが、
以外に調子よく吹けました。
ただトリオのメロディーの中で、跳躍しきれず落ちてしまったのが心残り。
楽譜には「無理せずオクターブ下吹いていいよ」って書いてあるのに、
攻めて負けてしまいました。
先日のシアトル・マリナーズの川崎選手のみたいに、久々スタメンで、
張り切って盗塁して失敗ってな心境でした。
5曲目は、「エピソード・ファイブ」。
この曲、全部5拍子で書いてあるんです。
いつもですが、吹き終わった後「イラっ!」ときます。
この曲の中間部に3小節のEuphソロがあるのですが、
ここまでの練習で指揮者を見て吹いておかしくなっていたので、
今日は指揮者を無視して吹いてみることに。うまくいきました(^_^)v
監督のサインを無視してヒッティングしてタイムリー!って感じでしたね。
無視したにも関わらず監督(指揮者)に褒められてしまいました(笑)
6曲目は、「海」。言わずと知れたあの名曲です。
本日の最後は、「プスタ」でしたが、時間がなかったのでほぼ通すだけで終わりました。
本番まで後約2ヵ月。やっぱり課題は持久力かな。
長文お付き合いただきありがとうございました。
Euphonium もちづき
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