9月25日20時過ぎ、
ようやくスタジオへ辿り着いた時には既に合奏中でした。
世界に一つだけの花。
私としては本家槇原敬之さん歌唱の方が好みではありますが、言わずと知れたSMAPの大ヒット曲です。
せせらぎの依頼演奏ではよく選曲されます。
心地よいサウンドを聴きながら準備して合奏に合流できたのは、この曲の最終通しの場面でした。
そして合奏を利用してウォームアップ、申し訳ありません…。
次の曲は、アフリカン・シンフォニー。
そして、サザエさんア・ラ・カルト。
この3曲が今日の練習のラインナップでした。
今日の3曲の中でとても付き合いの長い曲があります。
アフリカン・シンフォニーです。
この曲、私と同世代の吹奏楽人なら回数を覚えきれないくらいに演奏してきた曲だと思います。
私の「はじめまして」はおそらく中学時代ではなかったかな。
中学で吹き、高校でも吹き、そしてアマチュア楽団に所属してからも吹き。
しばらくご無沙汰だったこの曲、意外なところで響いてきて「おっ」と思った記憶があります。
そう、高校野球・甲子園での応援団・吹奏楽部による演奏です。
最近ですと、最新のヒット曲が早々に編曲されて演奏されるのを聴きますが、
一時は「狙いうち」「タッチ」「サウスポー」といった往年の大ヒット曲に並ぶように「アフリカン・シンフォニー」が各学校共に演奏されていて、
吹奏楽経験のある人たちにはメジャーな曲でも、一般的にはこんなマイナーな曲がよく使われるもんだなぁと思ったものです。
野球の応援に使われるほど勇壮で迫力のある曲で、決して複雑ではないわかりやすいメロディを各楽器で代わる代わる演奏するスタイルの曲なのですが、
それが故に「ただただうるさい曲」にもなってしまいがちで。
中学や高校時代の演奏時にはそんな演奏をしてしまっていたのかなと思い出したりもします。
出すところは出す、でも引くところはスッと引く。
クレッシェンドのふくらみのタイミング、音符の終わりはスパッと切る、16分音符、スタッカートは「ピッ、ピッ」と後を引かない。
うるさいだけの演奏にならないように気をつけるべきところは沢山あります。
クラシック系ではなく、こういったポップス系の曲では重要なのは「キレ」。
でも、「キレ」のある曲を吹奏楽で演奏するとどうしても「もっさり感」が出るのも否めないところです。
原曲で使用されている楽器との違いからある意味仕方がない部分ではありますが、そこをいかに表現するか。
この曲に関しての金管楽器には、この「キレ」が求められていると考えて「美しいキレ」を感じてもらえる演奏を、と思っています。
偉そうに語ってしまいましたが、これは自分への言い聞かせなんだなと思っていただけると幸いです。
トランペット よこぜき
何か久々のせせらぎ人語更新ですね。
久々の更新ですが、いつもと変わらず練習風景をご紹介します。
(久々の更新なので、何か変わったこと書こうと思ったんですが、思いつきませんでした
…。)
さて…
この日は仕事の都合もあって、遅れての到着でした。
既に基本練習は終わっていて、楽器の準備をしている間に合奏が始まりました。
まずは、依頼演奏に向けた練習。
ニューシネマパラダイスとセドナです。
ニューシネマパラダイスは、今年のせせらぎコンサートでも演奏した曲です。
せせらぎコンサート本番までに映画を観ようと決めていたのですが、
先延ばし先延ばしになって、結局まだ観てません…。
依頼演奏本番までには…!
次はセドナ。
これは、去年のせせらぎコンサート後の練習曲として取り上げられた曲で、
久しぶりの演奏でした。
ザ・吹奏楽という感じの急緩急という構成の曲です。
吹いててウキウキします。楽しいです。(まだまだ練習しないといけませんが…。)
さて、最後は来年のせせらぎコンサートに向けた曲の練習。
序曲「1812年」です。
何度か聴いたことがあるのですが、実際に演奏するのは今回のコンサートが初めてです。
いやぁ、難しい!!!
まだまだ、全然吹けてないです…
調号でフラット6個かぁ…って思ってたら、臨時記号でシャープとナチュラルの嵐。
ギャーって感じですよ。ホンマに。
それに加えて、音も高い…。
基礎練もっとやって、高い音も安定して出せるようにしなければ…
(高くないのも不安定なので、そっちもですがね。)
依頼演奏まではあと1か月、次のせせらぎコンサートまではあと10か月。
練習あるのみ、頑張ります…!
チューバ いわもと