Vol.108 年の瀬を迎えて2014年12月30日
2014年もいよいよ終わりを迎えようとしております。皆様いかがお過ごしでしょうか。
今年は入団以来これ程合奏練習に参加できなかったことはなく大変物足りない年になってしまいました。年齢を重ねてくると避けられないことなのかもしれませんが、趣味は無理をしてでも続けることに意味があると思っていますので、来年はもっともっと努力して合奏に参加したいと思っています。でも、アンサンブル活動に関しては今までで一番充実していたといいますか、たくさんのご依頼をいただき、多少スケジュールがタイトでも本番に繋げることができました。ご依頼をいただいた各施設の皆様、本当にありがとうございました。
何と言いますか、これまでは本番を迎えることに臆病過ぎたのかもしれません。練習回数は多いに越したことはないと思いますが、少なければ少ないなりに集中する方法はあるのかなと感じたのが今年一年やってみた実感です。曲の練習はともかく、演奏の基礎力は毎週の合奏練習でも着実に培われているはずですしね。この基礎力が一つ一つの本番にダイレクトに跳ね返ってくるなあと感じます。
そして、普段あまり身近に感じていない(のも困りますが…)他のパートとの合わせ具合を確認できるのはアンサンブルの一番の効能です。金管アンサンブルでは必ずスコアを全員に配って練習しますが、メンバーが音を聞きあい或いはスコアを見ながら「ここは○○パートと一緒やねんな」「ここのオブリガードは○○パートから△△パートに繋がっていくんやなあ」「□□パートと二度でぶつかるのはなんで?」など色々確認、発見しながら練習を進めていくのは本当に有意義だなあと思います。これをキッカケにパートを超えた親睦と理解も深まります。勿論飲み会で深まる親睦も大いに結構ですが、こんなふうに極めて音楽的に繋がりを深めていけるのは一興です。
合奏練習とアンサンブル活動はせせらぎの音楽活動の両輪として、来年も力をいれて進めていきたいと思っています。日頃のアンサンブル活動を発表する機会が欲しい!という団員の皆さんは是非ご相談ください。
そして、せせらぎアンサンブルに出張演奏を頼んでみたい!という方がいらっしゃれば、保育園でも小学校でも介護施設でも商業施設でも、とにかく一度ご相談ください。よいご縁となるよう頭を悩ませ精一杯努力させていただきます!
こんどう