構え方2024年10月17日
キャベツのせん切りをしていて、
包丁を持つのとは反対である右手人差し指の、
第一関節と第二関節の間を切ってしまいました。
「慣れ」が出てしまったのでしょうか。
切った瞬間に指を引っ込めたので、
傷は浅くて済みました。
お料理教室で改めて、
包丁を持たない方の手の形を教えてもらいました。
人差し指と中指の二本の指で支える、
と言うか、
沿わせるようにして包丁を運ぶとのこと。
思えば、
私は人差し指だけを突き出すようにして、
一本だけで支えていました。
そして、
軸足である左足を引く。
すると、
自然と右手の角度もつけやすく、
人差し指と中指の二本に沿わせるのも難しくありませんでした。
この体勢を取ってみて、
「ホルンの構え方の逆やん!」と思いました。
吹込管を左腕で支え、
ベルを右手で支えるのがホルンの持ち方です。
座奏の場合、
右足を広げるようにし、
その上にベルを置く方法もあります。
響きが損なわれるのであまり推奨されないとは思いますが、
長時間吹く際にはとても楽です。
が、
立奏の場合にはどこに置くこともできません。
ひたすら自分自身で支えるのみです。
私の場合は左腕が徐々に落ちてきて、
息がマウスパイプに真っすぐ入らないという欠点がありました。
体力がないのが悪いんやと思っていましたが、
右足を引く立ち方をしたらどうだったでしょう?
自然と左腕も入り込みやすく、
右腕も引きやすくなって、
姿勢を保つことができたかも知れません。
そんなちょっとした工夫があったのではないかと、
いい歳になって思います。
軽い!2024年10月14日
この三連休、
見事な秋晴れです。
昼間の気温が少し高すぎるようにも思いますが。
洗濯物もよく乾きます。
取り込む際に驚くほど軽くなるまで乾いています。
私は洗濯物を干して満艦飾が出来上がったときの達成感が好きなのですが、
取り込むのは、
そのあとに畳む作業や片付けがあると思うと、
ちと億劫になります。
しかし、
これだけ乾くと、
取り込むのも気持ちイイ。
上弦の月2024年10月11日
10月11日(金)は、
フルート × 2
オーボエ × 1
バスーン × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 3
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 1
トランペット × 4
ホルン × 5
トロンボーン × 2
ユーフォニアム × 2(パーカッション持替)
テューバ × 2
パーカッション × 1
そして私の計27人で合奏しました。
スタジオに行くときは全行程を歩きました。
京都御苑を抜けるときにはキンモクセイの香りが匂ったように思います。
中学時代にも毎日通った径。
あの頃の記憶が甘い香りとともにふと蘇ったような気がしました。
何だか胸を締め付けられるような感覚。
見上げると上弦の月がほぼ南中の位置にありました。

今日から『Mr.インクレディブル』の練習開始。
拍子・テンポ・転調など、
難しさてんこ盛り。
それなりに準備して臨んだつもりでしたが、
まだまだ不足だと痛感しました。
予告篇2024年10月10日
かつて居酒屋で映画好きな人たちがよく言っていたのは、
予告篇が一番面白くて、
映画そのものを観たらガッカリだったという話。
ちょいと映画通を気取ってません?
私自身はそこまで思ったことは滅多にありません。
まあ「滅多に」なので、
思ったこと…
もちろんあります。
先日、
テアトル梅田のことを書いた稿で、
『ぼくのお日さま』が予告篇の期待を裏切らない作品だったことを書きました。
私にとっての映画一次情報はほとんどが映画館で観る予告篇で、
今日観た『花嫁はどこ?』というインド映画も、
予告篇段階から楽しみにしていた一本。
そして予告篇からは想像もしなかった展開で、
大いにカタルシスを感じました。
大満足です。
ちなみに、
予告篇から楽しみにしていて、
その後の振り幅が私にとって最も大きかったのは、
何と言っても『おくりびと』です。
雨上がりの今朝は、
とても涼しくなりました。
今季初めて長袖を着ました。
と言っても、
昼間の暑さを見越して、
薄手で腕まくりしやすいタイプです。
久しぶりに仙洞御所の東側の小径を歩きました。
小川が流れていて、
とても気持ちのいい散策路です。

耳をすませば、
小川のせせらぎが聞こえます。
車の通行の多い寺町通りがすぐ近くだし、
そもそも微かな音なので、
実際に「音」として耳が知覚できている訳ではないのかも知れません。
けれども、
流れが光を反射している様を観ていると、
聞こえるように思うのです。
弓取式2024年10月4日
10月4日(金)は、
フルート × 2
オーボエ × 1
バスーン × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 5
アルト・クラリネット × 1
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 1
バリトン・サックス × 1
トランペット × 5
ホルン × 4
トロンボーン × 2
ユーフォニアム × 1
テューバ × 1
パーカッション × 1
そして私の計29人で合奏しました。
来期に向けての新譜がまた一つ配られたので、
その曲も含めての練習となりました。
細かいミスはありつつも、
充実した練習になったかなと思います。
さて、
棒を振るに当たって、
朝イチで基本練習するのですが、
その項目の一つに「平均運動」というのがあります。
「等速運動」という呼び名もあるかも知れません。
腕のスピードを変えずに振る指揮法です。
ゆえに打点が分かりにくいというのが難点です。
なので実地では、
腕の動きは等速でも、
手首だけはスナップするように気を付けます。
今朝、
「平均運動」を練習していて、
ふと、
「この動きは“弓取式”に似ている」
と思いました。
大相撲の日々の結びの一番の後に行われる儀式です。
ご覧になっている方もいらっしゃるかと思います。
あの弓のしなり具合は、
学ぶべきものがあります。
かつて梅田ロフトの地下にあった「テアトル梅田」。
閉館となってからどれくらい経つでしょうか。
先日、久しぶりに、
梅田スカイビル(空中庭園のあるツインビル)にある「シネ・リーブル梅田」に行ったら、
名前が「テアトル梅田」に変わっていました。
引き継がれたのですな。
その日観たのは『ぼくのお日さま』。
予告編の段階からとても気になっていた作品ですが、
期待通りの素敵な映画でした。
「テアトル梅田」の復活と相まって、
気持ちいい映画鑑賞となりました。
9月27日(金)は、
オーボエ × 1
バスーン × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 4
アルト・クラリネット × 1
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 2
トランペット × 2
ホルン × 3
トロンボーン × 4
ユーフォニアム × 2(パーカッション持替)
テューバ × 2
パーカッション × 2
そして私の計27人で合奏しました。
秋分の日の依頼演奏は小学校の体育館での演奏でしたが、
スタンバイしている途中に大雨。
演奏終わって片付けして屋外に出たら、
かなり涼しくなっていました。
それ以来、
ようやく秋がやってきたかなという気候になったようです。
昼間はまだまだ暑いですが。
こういう季節がやってきたら、
早くも来年の演奏会に向けての練習開始です。
歌詞2024年9月22日
9月22日(日・祝)
朱雀第三小学校の「敬老会&ふれ愛まつり」に、
今年も参加させていただきました。
7月の定期演奏会の前後から、
次の予定を考えていました。
「今年も朱三さんに呼んでもらえるんやろか?」と、
ほぼせせらぎサイドから押し掛け訪問させていただくような形で、
出演を打診していました。
出演させていただき、
本当にありがとうございました。
出演メンバーは、
ピッコロ × 1(フルート持替)
フルート × 3
オーボエ × 1
バスーン × 1
B♭クラリネット × 7
アルト・クラリネット × 1
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 1
バリトン・サックス × 1
トランペット × 5(フリューゲル・ホルン持替)
ホルン × 4
トロンボーン × 3
ユーフォニアム × 1
テューバ × 3
パーカッション × 3(ピアノ持替)
そして私の計37人。
今回、
初めての試みとして、
『美空ひばりメドレー』を演奏するに当たり、
歌詞カードをお配りして、
せせらぎの演奏に合わせて歌いましょうという企画を設けました。
私もお客さんの方を向いて一緒に歌おうと思ったので、
オーケストラの方にお尻を向けて指揮をする、
という練習を重ねてきました。
私自身は歌いながらの指揮となる訳ですが、
最初は歌詞カードを片手に持って指揮していました。
でもそれでは歌うのも指揮するのもやりづらかったので、
歌詞を覚えました。
長く「器楽」をやっていると、
「歌詞」の価値や意味を考えることもありませんでした。
が、今回、
歌詞を覚えてみて、
その意味するところの重要性が少し分かったような気がしました。
YOASOBIの『アイドル』も演奏しました。
この曲では一緒に歌いましょうという企画はしなかったのですが、
私自身は何度も原曲を聴いて勉強しました。
そのうちに歌詞が耳から離れなくなりました。
(覚えきった訳ではありませんが)
歌詞の意味するところから、
演奏の強弱も考えないといけないというのにも気付かされました。
『カーペンターズ・フォーエバー』を演奏するに当たり、
カーペンターズのベストアルバムも聴き込みました。
歌詞は分からないんですけど、
カレンの歌声の美しさに引き込まれながら、
英語が全く分からない訳でもないので、
何となく言わんとすることを感じる日々でした。
寝過ごす2024年9月19日
残暑厳しき折、
誰もかれもが睡眠不足に陥っていると思います。
もちろん私もそうです。
このところ、
阪急京都線の特急に乗っていると、
終点の大阪梅田でぐっすり眠り込んでしまっている人を多く見かけます。
多い時には1車両に複数の人が眠ったままということも。
阪急京都線の特急がクロスシートの場合、
時間帯にもよりますが、
座席の向きを変える作業がスイッチ一つで行われます(通称・バッタン)
猛者はそれでも目覚めません。
果たしてどこまで行ってしまうのでしょうか。
私自身、
大阪で呑んだ帰り、
烏丸か河原町で降りたいのに、
寝過ごしたことが多々あります。
気が付いたら桂(もちろん大阪へ引き返す途中の)くらいだったらマシ。
淀川の鉄橋を渡っているときに目覚め、
「間もなく終点・梅田~」の車内アナウンスを聞いたりしたら、
もはやガックリきます。
目覚めたら北千里だったりすると、
一体私の乗った列車はどんなルートを辿ったのだろうかと、
訳が分からなくなります。
おとなしく淡路まで戻って河原町行きに乗り換えればよいものを、
何を血迷ったのか山田で大阪モノレールに乗り換えて南茨木にショートカットしてやろうと思ったら、
最終のモノレールが彩都西行きで、
駅を出たらシャッターを締められ、
タクシーもなく、
夜の街を彷徨い歩いたのはどうしようもない経験でした。
しかし、
上には上がいるものです。
父も私と同じで京都に住んで大阪へ通勤する人でしたが、
国鉄ユーザーで、
呑んだ帰りに気が付いたら大垣というのが最高記録。
ゆえに私は泥酔してJRに乗るのは避けます。
早期退職した後輩は、
東京出張の帰り、
気が付いたら博多だったそうです。。。
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