案ずるより産むがやすし2023年12月29日
職場の役職に「デスク」というのがあります。
部長を補佐する役割で、
勤務シフトを決めたり、
部員に指示を与えたり、
もちろん自ら先頭に立って作業する、
言わば現場のチーフといった感じです。
新聞社のデスクなんかがその代表例だと思いますが、
結構いろんな職種でデスクはあるんじゃないかと思います。
呼び方は違うかも知れませんが。
役職上の「デスク」とは違い、
私の部署には「日勤デスク」というのもあります。
これは勤務シフトの一つで、
その日一日の部署内の取り仕切りをする業務です。
さすがに部長が日勤デスクをすることはありませんが、
デスク以下は誰でも日勤デスクに就く可能性があります。
私は2015年から約3年間、
デスクを務めました。
そして自らに日勤デスクを課すようにしていました。
デスク=日勤デスクであるべきだと考えたからです。
今はもうデスクではありません。
作業員の一人として、
デスクの指示のもと業務に当たる毎日です。
そして現在のデスクは、
デスクが何もかも背負い込むことはないという考え方のようで、
日勤デスクはいろんな人に回すようになっています。
今年の年末の二日間、
デスクから、
日勤デスクをやるように頼まれました。
インフルエンザだかコロナだか分かりませんが、
高熱が出た人がいて、
どうしても人繰りが厳しくなったからです。
約5年ぶりです。
日勤デスクの仕事、
コロナ禍を経て大きく変わりました。
それは、
テレワーク組と出社組とを繋ぐこと。
パソコンのテレビ会議で遣り取りしないといけません。
私はパソコンに向かってしゃぺったり話を聴いたりするのが苦手で、
日勤デスクに就くのを避けてきました。
平常時ならテレビ会議は必須で、
精神的にしんどくなったかも知れません。
が、
今回は年末で仕事量が多いからか、
いつもより出社組の人数も多く、
その人たちがテレワーク組との繋ぎをやってくれたおかげで、
パソコン会話をせずに済みました。
これさえ避けることができれば、
日勤デスクの仕事、
何とかなりました。
忙し過ぎはしましたが、
何が何だかってことにはならずに済みました。
かなり緊張して久しぶりの業務に臨みましたが、
いろいろ心配するよりも、
とにかくやってみるもんだなぁと思いました。