脇役2023年6月4日
『フラガール』の主役は、
ダンスの先生である松雪泰子さん。
けれども、
ダンサーの一人である蒼井優さんが、
この映画全てをかっさらっていった感がありました。
おそらく、
女優としてまだまだ駆け出しだった筈の蒼井優さん。
この映画を起点に、
快進撃が始まったと思います。
最近、
こういった脇役の大活躍する映画2本に出会いました。
まず1本目は、
『銀河鉄道の父』。
主役の役所広司さんでも、
宮沢賢治役の菅田将暉さんでも、
おじいさん役の田中泯さんでもなく、
妹役の森七菜さんが全部持っていきました。
2本目は『宇宙人のあいつ』。
4兄弟の中の2番目が実は土星人だったという面白い作品。
それが主役の中村倫也。
3番目の伊藤沙莉さんも、
4番目の柄本時生さんもイイ味出してたのですが、
すべて持って行ったのは長男の日村勇紀さん(バナナマン)でした。
「いやいや、やっぱり主役の方が一番だった」
「いやいや、○○さんが良かった」
等々ご意見あるでしょうが、
あくまで私の主観です。
そして、
脇役が食う作品ってのは、
大変面白いのです。
これも私の主観ですが。