『パリタクシー』を観る2023年4月7日
今年も映画狂の勢いが止まりません。
夜勤明けで『The Son/息子』を観ました。
今年の53本目です。
ヒュー・ジャックマン主演なのでイイ作品なのは分かり切っていますが、
夜勤明けで観るのは考え物でした。
時期的にネタバレしてもいいかと思うので書きますが、
息子が自殺して終わるのです。
その次の日。
予告篇を観て楽しみにしていた『パリタクシー』を観ました。
今年の54本目。
92歳の老女を介護施設に送り届けることになった46歳の冴えない中年男のドライバー。
二人の会話と、
老女の過去を振り返る映像で映画が進んでいきます。
『ドライビング・ミス・デイジー』を思い出すような展開です。
まだ始まったばかりの映画なのでこれ以上の内容は差し控えますが、
フランス映画かつバディー・ムーヴィーということで、
『最強のふたり』を彷彿とさせる面も。
この作品をどう受け止めるか?
人によって様々だと思いますが、
私は、我々中年男への応援歌だと受け取りました。
楽しみにしていた映画ではあったのですが、
ここまでの感動をもたらしてくれるとは思いませんでした。
またもや終映後に席を立てなくなる人、多数。
(私もその一人)
珍しく会場スタッフから
「清掃の時間ですのでご退場ください」
の声が掛かるほどでした。