『BLUE GIANT』を観る2023年3月9日

いやはや、これまた凄い映画でした。
『月の満ち欠け』以来、
上映終了後にしばらく立ち上がることのできない作品でした。

ジャズを扱ったアニメーション映画。
タイトルの『BLUE GIANT』は、
ジャズの巨人を表す言葉でそうで、
その熱い演奏が「赤」を通り超して「青い炎」のようだということでのネーミング。

『BLUE GIANT』と呼ばれるようになる主人公は、
高校を卒業すると、
テナー・サックスを携えて仙台から東京に出ます。
映画のラストで、
彼はどうやら単身ドイツに渡るようです。
そこまでにかかった期間が約2年。

物語だとしても、
あまりに凄い。

主人公が凄いのは当然として、
ドラマーにも惹きつけられました。
全くの素人だったのに、
主人公の影響でドラムを始め、
トリオの一員になるのです。

最初は全くと言っていいほどついていけない彼が、
必死に練習を続け、
認められるようになっていきます。

追い求めるものを追い続ける大切さを思い出しました。