電子チケットとか、懸案事項とか、2023年2月26日

これまでに使ったことのある電子チケットといえば、
昨年の八丈島往復でのエアーチケットと、
アメリカンフットボールの試合のチケットだけ。
どちらも電子チケット以外の選択肢がなく(おそらく、そう)、
何だか地に足がついてないみたいな感じがしたのですが、
仕方なく利用しました。
携帯電話でQRコードを呼び出してリーダーにかざすのって、
しっくりきません、私には。

かと言ってインターネット予約が嫌いな訳じゃないんです。
殆どの映画はネット予約で観ますし。
何がしっくりこないかと言うと、
実体としての切符が無いことです。
映画をネット予約しても、
劇場の機械にカードをかざすなり予約番号を入力すれば、
紙の券が出てきますから。

ただし、京都シネマはネット予約の場合QRコードかざしなんです。
実券はもらえません。
なのでこれまでネット予約せず、
窓口に並んでチケットを買っていました。
朝イチの回のときは早くに行って並びます。

「もうええ加減、今時の世の中のあり方に慣れんとあかんにゃろな」
そう思って、
初めて京都シネマでネット予約を利用しました。

観たのは『フィッシャー・キング』。
1991年の作品で、
名作をデジタルでリバイバルする「午前十時の映画祭」の一本。

私は毎年同じ手帳を買います。
能率手帳の商品番号:1771。
巻末にアドレス帳が引っ付いていて、
私はそれを「年またぎ引継事項」という名前に変えて、
様々な備忘録として使っています。
新しく買った翌年の手帳のアドレス帳と入れ替えて。

特に多く書いてあるのがパスワード。
現代の「パスワード地獄」を乗り切るのに、
このアナログな手帳記入がないととても生きていけないのです。

酒場でいろんな人たちとおしゃべりし、
「俺も観てみたいなぁ」と思った映画もメモしてあります。
すぐに観ることができる訳じゃないので、
「年またぎ」としてメモっておかないと忘れてしまうのですな。

その中の3本、
『パルプ・フィクション』
『フィッシャー・キング』
『ガタカ』
は、
「酒房たなかや」での吞み友だちで、
とてもイイ声のM川さんお勧めの作品群。

借りてくるなり配信なりで観る方法もあるのでしょうが、
私は映画館でかかるのを何年も何年も待ち続けています。

このうち『パルプ・フィクション』は、
2019年2月にTOHOシネマズ二条でかかったのを観ました。

そして今日『フィッシャー・キング』を京都シネマで観ました。

この映画がなぜM川さんのお勧めなのか、
よ~く分かりました。

残すは『ガタカ』。
いつ、どこでかかるでしょうか。