年越しまで24時間を切りまして。。。2022年12月31日
『泣いたり笑ったり』というイタリア映画を観てきました。
まさしく、
映画はそうあってほしいというド直球のタイトルですが、
松竹大船調とはちょいと違ったかなと思います。
これが今年の172本目でした。
おそらく今年の観納めになると思いますので、
この1年に私が観た映画を振り返ってみますと、、、
昨年の12月に観て、
今年1月にリピートした『梅切らぬバカ』が、
やっぱり一番好きな映画でした。
これ以外にリピートした作品には、
『大怪獣のあとしまつ』
クリント・イーストウッドの『クライ・マッチョ』
がありました。
『大怪獣のあとしまつ』は特に楽しんだ作品のひとつです。
ヒロインの土屋太鳳さんが、
映画の冒頭で、
バイクで走り去って行く主役の山田涼介さんに、
「ご武運を」と静かに呟くシーン。
これまた映画のラストで、
土屋太鳳さんが、
光の巨人となって怪獣を後始末してくれる山田涼介さんに向かって、
敬礼しながら「ご武運を」と、
お腹からの発声で伝えるシーン。
この対比が一回観ただけは分からず、
二回目にやっと「そういうことか」と感じることができました。
ウルトラマン作品では全くないのですが、
『ウルトラセブン』や『ウルトラマンティガ』のテイストを纏った、
実にロマンティックな作品だったと、
私は思うのです。
その他、
今年印象に残った作品をズラッと書き記します。
『スティルウォーター』
『コーダ あいのうた』
『ドライブ・マイ・カー』
『ライフウィズミュージック』
『アンネフランクと旅する日記』
『ベルファスト』
『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』
『マイスモールランド』
『はい、泳げません』
『PLAN 75』
『L.A.コールドケース』
『グレイマン』
『凪の島』
『さかなのこ』
『秘密の森の、その向こう』
『いつか、いつも いつまでも』
『土を喰らう十二ヵ月』
『アフター・ヤン』
『桜色の風が咲く』
『月の満ち欠け』
『ケイコ 目を澄ませて』
共感してもらえる作品はありますでしょうか?
ラストに書いた『ケイコ 目を澄ませて』の主演は、
岸井ゆきのさん。
私が観た作品では、
これ以外にも、
『やがて海へと届く』
『大河への道』
『神は見返りを求める』
『犬も食わねどチャーリーは笑う』
に出演し、
強烈な印象を残しました。
また、
『PLAN 75』に出演した河合優実さんは、
『冬薔薇(ふゆそうび)』
『百花』
『ある男』
にも出演、
やはりとても印象に残りました。
お二人とも、
かつて『フラガール』で大ブレイクした、
蒼井優さんに通じるパワーを感じました。
男性ではジョニー・デップの存在感の大きさを改めて知りました。
昨年観た『MINAMATA-ミナマタ-』に続き、
実はこれより前の作品であるらしい『L.A.コールドケース』で、
真摯に生きるとはどういうことかを教えてもらいました。
来年も映画をたくさん観て、
心の栄養補給を欠かさないようにします。