シカゴ交響楽団ブラス・クインテット2022年11月10日
昨日(11月9日)、
京都コンサートホール アンサンブルホールムラタに、
シカゴ交響楽団ブラス・クインテットを聴きに行ってきました。
先月、
楽器屋さんから送られてきたフライヤの中に、
その案内が含まれていました。
「シカゴ響のブラス?ってことは…」
フライヤの裏面のメンバー紹介を見ると、
テューバ奏者はジーン・ポコーニ。
「遂にポコーニの音を聴けるのか、しかも生で!」
私がポコーニを知ったのは、
大阪は中崎町、
その名も「なかさき」という居酒屋の大将が教えてくれたからです。
今でこそ吹かなくなってはりますが、
中学では吹奏楽部でテューバを吹いてはりました。
仕事帰りに呑みに行くと、
しょっちゅうポコーニの話になりました。
大将曰く、
「当代最高のテューバ奏者」
気になった私はCDを探しましたが、
店頭でしか探さないからか、
全く見つかりません。
YouTubeで聴いても、
音質が今一つでその凄さがピンと来ない。。。
ずっと気になっていたところ、
なんと来日公演が!
これは是非とも聴きに行かねば!
拙宅から京都コンサートホールまでは歩いて30分強。
皆既月食の翌日、
あかあかと輝く十六夜を眺めながら歩いて向かいました。
シカゴ響B.Q.の印象ですが、
全くなんとも思わないんです。
なんだか玩具で好き放題遊んでいるみたいで。
つまり、
凄さを全く感じさせないところが凄いんだと思います。
輝かしい音から柔らかい音まで、
それこそ自由自在。
ポコーニももちろん自由自在に音を操っているのですが、
それが当たり前すぎて凄いともなんとも思わないんです。
やっぱり凄いってことですな。