パートの遣り繰り2022年7月11日
現在のせせらぎには、
パーカッション専門のメンバーはいません。
ですので、
昨年のせせらぎコンサートは、
パーカッションなしで開催しました。
今回のせせらぎコンサートも、
私としてはパーカッションなしのままでもOKだと考えていました。
そんな中、
ユーフォニアムのF.K.さん自らドラムスにチャレンジしたいという声が挙がったのか、
実行委員からの呼びかけにF.K.さんが応じてくれたのか、
済みませんが記憶があやふやなんですが、
いずれにせよF.K.さんがドラムスをプレイしてくれることになったのです。
もちろんユーフォニアムをプレイしてくれる楽曲もありつつ。
ユーフォニアムの御大M.M.さんも交えて、
F.K.さんにユーフォニアムをプレイしてもらう楽曲、
ドラムスをプレイしてもらう楽曲を選別するミニ会議も開きました。
こうして態勢を構築したのですが、
F.K.さんから、
ドラムス以外のパーカッションも増やしてみたいという申し出があり、
無理のない範囲で増やしてくれていいよと応じました。
そしたら、
全く別の奏者の方々から、
「ここでは自分の楽器は手隙なので、このパーカッション手伝いたい」とか、
何の申し出もなく自主的に効果的なパーカッションをプレイしてくれる人が続発。
自主的な遣り繰りはパーカッションにとどまらず、
「この音が欠けているみたいやから自分とこで引き受けるわな」
などという申し出も沢山ありました。
コロナ禍もあって戻ってこれない奏者の音の穴を埋めるべく、
私が指示するだけでなく、
みんなでカバーしあいながら音作り進めた結果が、
第34回せせらぎコンサートです。
きっと、
いつもにも増して元気な音だった、
自由な音だったんとちゃうかと思うのです。