親指2022年5月15日
手の指のうち、
どの指が一番コントロールしづらいか?
やはり薬指でしょうか。
そうですね、
薬指って動かしづらいですな。
意外と人差指もうまくいかないこと、
多くないでしょうか。
私として一番難しいのは、
実は親指です。
ホルンを弾くときも、
ピアノを弾くときも、
タクトを握るときも苦労します。
ホルンの第4ロータリーのキーを押すのが親指。
このキーを真っ直ぐ押さないと、
ロータリーの軸が少しずつ少しずつ曲がってくるので、
親指を内側に曲げず、
反らすように、
親指の付け根から動かさないといけない、
というのが師匠の教え。
意識してそうするんですが、
知らず知らずのうちに親指を内側に曲げてしまいます。
ピアノで音階なり分散和音なりを弾くのに、
親指を下に廻すのは必須なのですが、
廻し過ぎたり、
あるいは廻し足りなかったりして、
やたらとミスタッチしてしまいます。
また、
内側に曲がっても鍵盤をうまく操作出来ません。
タクトもそうで、
やはり親指を真っ直ぐさせないと棒を支えるのは困難です。
では、
鉛筆を握るときはどうか?
反っていてはうまくいかないですな。
じゃあ、
お箸を持つときは?
バットを握るときは?
卓球のラケットなら?
考えだすとキリがありませんが、
ホントに親指の使い方って難しいなと思います。
(今、PCのキーボードをタッチする際にも)