Bodhran2016年6月11日

6月10日(金)は、

フルート × 3
B♭クラリネット × 8
アルト・サックス × 4
テナー・サックス × 1
トランペット × 3
ホルン × 4
トロンボーン × 5
ユーフォニアム × 1
パーカッション × 3(うち、賛助1)
そして私の計33人で合奏を行いました。

Bodhran(ボーラン)という打楽器が『マードックからの最後の手紙』で編成されます。
アイルランドの楽器です。

映画『タイタニック』では、
レオナルド・ディカプリオがケイト・ウィンスレットを下層デッキに誘っていったシーンで登場。
アイルランドの音楽が生演奏されながら多くの人たちが踊り狂うのですが、
そのリズムの核となっているのがボーラン。

さすがに用意するのが難しく、別の楽器で代用しているのですが、
その効果は充分に発揮できていると思います。

『マードックからの最後の手紙』では、おそらく、
タイタニック号の出港、その後の航行を描いているシーン(と私は解釈)で使われています。

演奏技術の観点からは、ボーランはポップスにおける「ドラムス」の役割で書かれていると思います。
この日の練習のキモは、ゆっくりしたテンポから速いテンポまで、いろんなテンポで合わせながら、
ボーランが芯となることを念じて練習しました。

木管楽器には速いパッセージが待ち構えている場面。
なかなかボーランに乗っていくのは難しいかも知れませんが、
何とかして波に乗っていきたいものです。