ブラス集団せせらぎ2012年1月8日
『メイン・ストリート・エレクトリカル・パレード』のスコアを受け取り、
「おやっ」と思いました。
楽団印が「ブラス集団せせらぎ」となっていたからです。
いや~、懐かしいなあ…
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「吹奏楽団せせらぎ」は、もともと、
京都市立堀川高校の吹奏楽部OB・OGで結成された「堀川吹奏楽団」でした。
と言っても、堀川高校OB・OG以外も受け入れていました。
(私も堀川高校出身ではありませんし)
今から20年以上前になるでしょうか、
京都府職域・一般吹奏楽連盟の「アンサンブル・コンサート(コンテストではない)」に出ることになりました。
規定の緩やかな、割と何でもありのコンサートだったので、
当時在籍した楽員全員(20人くらいだったかな)で出よう、
指揮者(つまり私)もつけよう、
曲は『展覧会の絵』の終曲『キエフの大きな門』をメンバーに合わせて編曲しよう、
ってようなやりたい放題の企画でした。
その実体は「堀川吹奏楽団」なのですが(何せ全員ですから)、
アン・コンにそのままの名前で出ても面白くないから、
「ブラス集団Z(ゼット)」って名前で出ちゃえ、
って話になりました。
今思えば、木管は無視したネーミングだし(ちゃんと木管プレイヤーもいたのですよ)、
「Z」ってなんやねん!
(おそらく、「究極」か何かをイメージしたのだと思いますが、覚えていません。
「フェアレディZ」から取ったような気もするし…)
演奏は大成功!
アンサンブルや、っていうてるのに、20人規模でやっちゃうんだから、
そりゃあ迫力ありました。
でも、それだけじゃなくて、
割と綿密に練習を積んだのが功を奏したのも確かでした。
そのあと、ついでに楽団名も変更しちゃえ、となりました。
いくら堀川高校のOB・OGに限らないと言っていても、
「堀川吹奏楽団」という名前のままでは門戸を狭めているイメージを払拭できないからでした。
で、最終的に落ち着いたのが「ブラス集団せせらぎ」。
いくらなんでも「Z」はないやろ、
それなら定期演奏会名の「せせらぎ」に変えましょう、ということで落ち着きました。
しかし、「ブラス集団」かておかしいやろ、ということで、
数年後に「吹奏楽団せせらぎ」と改称、現在に至ります。
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ということで、『メイン・ストリート・エレクトリカル・パレード』は、
「ブラス集団せせらぎ」と名乗っていたホンの短い期間に演奏した曲だったのです。
「吹奏楽団せせらぎ」として、どんな演奏になるでしょうか?
ちょいと楽しみでありますな。