2拍3連2016年4月13日

音楽をやっていると、いろんな難しいリズムに出会います。
そのうちの一つが「2拍3連」という奴。
これは「2拍」を「3つに分割」するリズムの通称。
正確には何て言うんでしょうね?
実は私、知りません。
(意外と正式名称だったりして … )

「1拍」を「3分割」するのはそれ程難しくないと思うんですが、
「2拍」を「3分割」するとなると、途端に難しくなるんです。
何なんでしょうね。。。

せせらぎでは、全体でやる基本練習で、必ず音階練習をやります。
12個ある長調の音階を、1回に一つ採り上げて取り組みます。
そしてその日の調を用いて終止形(カデンツ)の練習をします。

以前は、このカデンツを用いて、リズム練習に取り組んだものでした。
易しいリズムから、「2拍3連」のような難しいものまで、割といろんなパターンで。

が、現在はクレッシェンドしたりディミネンドしたりと、音量変化の練習に特化しています。
というのは、何年か前の演奏会で、
音量の変化につれてピッチまでズレてしまうという事態が頻発してしまったからです。
音量を変えてもピッチは動かさない。
かなり難しい技術ですので、集中的に取り組んでいるのです。

本来ならリズム練習もして、音量変化練習もして、と行きたいところです。
が、なんもかもやろうとすると、結局何にも出来ない、というのはよくあること。
今はまだ、音量変化への対応で手一杯かな、と思います。

かと言って、リズムも気になります。

ありがたいことに、基本練習後にやる『コラール・ソノラメンテ』には
「2拍3連」が多く組み込まれています。
全パートに書いてある訳ではないし、書いてあっても数回というパートもあります。

コラール、というと和音方向に意識が行きがちだと思います。
が、リズムのことにも注意を払っていただくと、もっと練習効果が上がると思うのです。