言葉を失う出来事2011年12月24日
みちのく一人旅の間に、
森直子さんという方から喪中欠礼のハガキが届いていた。
「夫 正幸が7月3日に54歳で永眠いたしました」
あまりのショックに言葉を失ってしまった…
森正幸さんは、吹奏楽団せせらぎ創立メンバーのひとりだった。
(当時は堀川吹奏楽団という名前だった)
アレキサンダーのホルンを軽々と吹きこなす先輩。
なぜかホルン奏者が約6人いた創立当時、
しかし棒振り役がいない状況。
そこで団長でもあった森さんに指名され、
私がホルンから指揮者に転進することとなった。
今日の私があるのは森さんのおかげである。
森さんとのつきあいは長くはなかった。
東京に転勤になり、退団せざるを得なかったからだ。
その後、年賀状のやりとりは続けた。
何回かに一回ではあったが、
せせらぎコンサートを聴きに来てくださったこともあった。
7月3日といえば第24回せせらぎコンサートの日だった。
ご冥福をお祈りするばかりである。