映画『タイタンの戦い』を観る2015年3月29日

映画『タイタンの戦い』の DVD を借りるためツタヤに行きました。

イヤ~、実に久々のツタヤです。
やはり映画は映画館で観ることが多いですし。
自宅で観るにしても、NHK BS プレミアムでかかっていたのを録画しておいて、というのが多いので、このところツタヤに行ってませんでした。

ところで、なぜ『タイタンの戦い』なのか?
それは私たちが演奏する『ペルセウス』と大いに関係があります。
この曲はギリシャ神話のペルセウスの冒険譚に想を得ており、作曲者自身が『タイタンの戦い』の影響を受けたと明言しているからです。
ダイレクトな楽曲研究に繋がると思い、レンタルしたのです。

棚には、1981年の映画と、2010年の映画とがありました。
2010年のほうはリメイク版のようです。
作曲者が影響を受けたのは1981年版のようですので、もちろんそちらを借りました。

ストーリーは………有名なのだと思います。
登場人物の名前はほとんど耳にしたことのあるものばかり。
ただし、その繋がりや関係性が全く分かっていなかったので、ようやく私の頭の中で繋がりました。
(いつまで覚えていられるか甚だ不安ですが…)

海の怪物クラーケンや空飛ぶ馬ペガサスなどがストップモーションで表現されていて、今となっては逆に新鮮な映像でした。

どうでもいいんですが、ペルセウス役の若者が、なんだか江口洋介さんに見えて仕方ありませんでした。。。

さてさて、『ペルセウス』ではオーシャン・ドラムやレインメーカー(レインスティック)といった “ 水の音 ” を表現するパーカッションが登場します。
なぜ水の音が必要なのか、映画を観て私なりに理解できた気がします。
ペルセウスの母国はクラーケンの引き起こす津波によって滅ぼされること。
クラーケンの生贄にされかかった王女アンドロメダをペルセウスが救出したとき、二人の足元には静かな波が寄せては返していたこと。
こうした重要な要素を表現するのに必要なのではないでしょうか。