映画バカ助長2014年12月8日
12/6(土)。
遂に『宇宙戦艦ヤマト2199星巡る方舟』の公開日がやってきた。
昨年の9月、テレビ放送の最終話で、
この劇場用新作映画製作が発表された。
そのとき、私は複雑な気持ちになった。
『ヤマト2199』の新作が作られるのは楽しみだ。
が、オリジナルの『ヤマト』は第2作以降、迷走していった(と私は思っている)
『ヤマト2199』がその轍を踏んでしまわないかと心配だったからだ。
『星巡る方舟』で描かれるのは、いつなんだろう?
ヤマト抜錨より前の2199年以前だろうか?
ヤマトの帰りを待つ2199年の地球を描くのだろうか?
ヤマト帰還後の後日談だろうか?
私にとって、後日談となるのが一番心配だった。
オリジナルの『ヤマト』シリーズが正にそうだったから。
2199年以前とか、2199年の地球の物語にはとても興味がある。
が、ヤマトが登場しないストーリーでは映画になりにくいだろう。
が、『星巡る方舟』を観て、「その手があったか!」と思った。
目的地のイスカンダルからの帰路、
デスラー総統との最終決戦までの時期のエピソードだったからである。
決して『ヤマト2199』そのものの結末に変更はない。
『ヤマト2199』を観てきた人でなければ楽しめないとは思う。
が、観てきた人には大いにカタルシスのある作品だろう。
オリジナルでは3作目の映画『ヤマトよ永遠に』のエンディングで使われた曲が、
『星巡る方舟』でも実に感動的に用いられる。
おそらく、これから数週間か、あるいは数ヶ月か、
いつも以上に MOVIX 京都に出没する私の姿があるだろう。
『ヤマト』以外にもしょっちゅう MOVIX をウロウロしているので、
大きなシネコンであるにもかかわらずどうも私の顔を覚えている人が何人かいるような気がする。
「あっ、あの人、また来てはる…」とスタッフに噂されるのだろうか。。。