たまにはSF超大作を2014年12月1日

ホルンのY田Y氏はハリウッドの超大作などが好きなんだそうですが、
私はどうもそういうのは苦手でして。
いや、若い頃はそれなりに観たもんですよ。
でも、もう食傷気味で。

映画館通いを続けていると、観たい映画のリストは予告編を基に考えます。
クリストファー・ノーラン監督の『インターステラー』は、
ハリウッドの超大作であるにもかかわらず、
予告編を観ているうちに本編を観たい気持ちが醸成されていった作品のひとつです。
きっと、深い人間ドラマを予測させる何かを感じ取ったからだと思います。

タイムテーブルによると、予告編も含めて3時間かかることになっています。
映画好きの私でも、3時間となるとそれなりの準備が必要です。
11月最後の日曜日、体調をバッチリ整えて MOVIX 京都に行きました。

前日観た『100歳の華麗なる冒険』と同じく、えらく空いていて拍子抜け。
特に『インターステラー』は一番目か二番目に広いシアターでかかっているので、
『100歳』より動員が多いにもかかわらず空いている感じがしました。
おそらく11月最後の土日ということで、
紅葉狩りなどアウトドアを楽しんでいる人が多いのでしょう。
映画好きの私には勿怪の幸いですが。

さてさて、『インターステラー』は父と娘の繋がりが大きなテーマではないかと思いました。
地球滅亡、宇宙探査、時間の不可逆性の反転など SF 的見所満載でもあるのですが、
私はやはり人間ドラマがいいなと思いました。

主演はマシュー・マコノヒー。
昨年、『ダラス・バイヤーズクラブ』で20キロくらい減量し、
凄絶な演技をみせてくれたマシュー。
さすがです。

そういえば、
SF 超大作で、
やはり父と娘の繋がりが重要なファクターで、
私の大好きな映画のトップクラスにランキングする『コンタクト』では、
主演のジョディ・フォスターの恋人役を演じたのがマシュー。
何だか不思議なご縁ですな。