最小公倍数2014年11月16日

最小公倍数と、最大公約数。
どっちがどっちだったか、よく分からなくなるのですが…

このところ 12/8 拍子を練習していて、
音楽、というか楽器の稽古の基本についてよく考えます。

8分音符3つをまとめて1拍とし、それを4拍分集めたのが12/8拍子。

で、1拍を3つに割るときはいいのですが、
1拍を2つに割る際は一瞬「?」となるもの。

そんなときは3と2の最小公倍数である「6」が肝。
まず、1拍を6つに割ります。
それを2つずつ纏めれば3分割できるし、
3つずつ纏めれば2分割できます。

つまり、1拍の中に8分音符が3つあるということは、
16分音符が6つあるということ。
あとは纏め方次第。

細かいパッセージなんかは16分音符基準で稽古すればバッチリ確認できます。
例えば16分音符=60からスタートし、
徐々に速くしていくという方法が考えられます。

なお、12/8拍子を16分音符=60で練習すると、
8分音符1個分を演奏するのに2秒、
8分音符12個分なら24秒。
つまり1小節に24秒かかるという、
気の遠くなるような練習です。

しかし、僕は一足飛びに上手になるようなマジックを持ち合わせておりません。
「急がば回れ」だと思っています。