?/8拍子2014年11月6日

中学時代は8分音符を分母においた拍子を経験したことがなかったのに、
入学前の春休みから通い始めた高校の吹奏楽部で渡された楽譜が、
9/8拍子の『道化師の朝の歌』(モーリス・ラヴェル作曲)。

全く読むことができずにいたら、
同じように入部したテューバ(のち、バスーンにコンバート)のA田くんが、
スラスラーっと読んだはるのです。
これには驚愕したものです。

不安なまま合奏に参加させてもらいましたが、
8分音符3つを一まとめにした3拍子ではなく、
8分音符が9つある9拍子としての練習。
私は目からウロコ、でした!
そうなんです、難しく考えず、8分音符9つで良かったんです!

最初はゆっくりしたテンポでの練習でした。
これを何ヶ月もかけてテンポアップしてくださったので、
体に染み付いたリズム感で難なく8分音符3つをひとまとめにした3拍子に対応できるようになっていきました。

以来、5/8拍子だろうが12/8拍子だろうが、
8分音符を基準に考えたら読むことができるようになりました。

さらに応用すれば、3/16拍子でも、5/32拍子でも。