愛のテーマ2014年10月21日
以前、ひとりごとで、
中学1年生で初めて本番の舞台を踏んだときのことを書きました。
演奏した曲はオリヴァドーティ作曲『序曲「イシターの凱旋」』、ともう一曲。
偶然にも、忘れていた「もう一曲」を思い出しました。
ポール・モーリア・オーケストラがよく演奏していた『涙のトッカータ』でした。
母がポール・モーリアの音楽が好きだったので、
我が家にはそのレコードが何枚かありました。
母は特に『恋は水色』を好んで聴いていました。
私は昔からへそ曲がりなので、
母が好きなのとは違うものを探してしまうのです。
それで好きになったのがカラベリ・グランド・オーケストラ。
演奏する曲目もスタイルも、
今思えばどちらもよく似ています。。。
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1970年代、
いわゆる「イージー・リスニング」というスタイルの音楽が流行っていたと思います。
私がカラベリを聴いていたのは単なる反発心からだったと思いますが、
バリー・ホワイト&アン・リミデット・オーケストラの『愛のテーマ』は、
本当に好きで好きでたまらない曲でした。
小学生だった私は、
ホルンの柔らかい響きの虜になりました。
しかし、当時の私は『愛のテーマ』という曲名を知らなかったのです。
だからでしょうか、中学生でホルンを始めたとき、
『愛のテーマ』のことをすっかり忘れていたのです。
中2か中3だったと思います、『愛のテーマ』を演奏することになりました。
それで初めて曲名を知り、
小学生の頃からの記憶も甦りました。
高い音を出すのが難しかったです。
アン・リミデット・オーケストラのような柔らかい音も出ませんでした。
それでも『愛のテーマ』を演奏することができて、とても嬉しかったのを覚えています。
皆さんにも、そんな思い出の曲、ありまへんやろか?