F2 & 3K2014年10月6日
10月5日(日)。
沓掛寮デイサービスセンターで開かれる秋祭りで演奏してほしいとの依頼を受けました。
会場の都合でフルバンドではなく、金管五重奏を披露させていただくこととなりました。
7月26日(土)にもやはり金管五重奏でお伺いしております。
聴いていただいた皆さんに楽しんでいただくことができたのに加え、
演奏する側にも有意義な会だったようです。
(「せせらぎ人語」Vol.95参照)
どんな雰囲気かを感じ取りたいと思い、
テューバで出演するK藤団長の車に便乗させてもらって沓掛まで行ってきました。
運転しなくなって久しい私ですが、人が運転してくれる車に乗せてもらうのは楽チンですな。
格別な気分です。
どうもありがとうございます。
五条通の京都リサーチパーク付近、いつの間にか拡幅されていたのですな。
ゆったり車が流れます。
渋滞が当たり前の千代原口の辺りもやはり流れがスムーズ。
なんとなんと、千代原口の交差点を通らなくて済むように地下トンネルができていたのです!
これには凄く感動しました。
京都芸大付近を過ぎて京都縦貫道の入り口付近もスッキリと整備されていました。
長年にわたる交通渋滞が大幅に緩和、いや、この日は渋滞なしで、素晴らしいと思いました。
老ノ坂への途中に沓掛寮デイサービスセンターはありました。
k藤号到着後ほどなくしてF地号も到着。
5人の演奏メンバー+取材の私を含めた6人が揃いました。
各プレイヤーのイニシャルは、
ファースト・トランペット=F
セカンド・トランペット=K
ホルン=K
ユーフォニアム&ピアノ=F
テューバ=K
という具合にFが2人、Kが3人。
えらくFとKが固まりました。
(ちなみに私はK)
本番はビデオ撮影役で写真が撮れなかったので、以下にリハーサルの様子を掲載します。
で、本番。
先述の通りビデオ撮影に勤しんだ私。
写真は好きなんですが動画には全く慣れ親しんでいなくて(映画好きやっていうのに)、
バッチリ緊張する作業でした。
足も腰も腕も動かしちゃいけないと思って、ガチガチになって撮影していました。
でも、必死に会場の雰囲気を捉えることにも神経を使いました。
あまり大きな声ではありませんでしたが、
『見上げてごらん夜の星を』や『川の流れのように』を口ずさんだりして、
ナマの音楽を楽しんでくださったと思います。
いつもは舞台と客席が厳然と分かたれた会場での演奏が多い私たち。
今回も作っていただいてあった舞台上での演奏でしたが、
舞台といっても30cm ほどの高さ。
後ろの方のお客さんでも見やすくしようとする配慮で設えられたもので、
客席に同化しているといっていいと思います。
こういう「近さ」で演奏するのは、
厳しくもありますが、
お客さんとの一体感、ダイレクトな反応をいただけることなど、
とても刺激になることが多いです。
今回は「 F2 & 3K 」という顔ぶれの金管五重奏でしたが、
いろんな編制、いろんな顔ぶれでこういった本番を数多く経験してもらえたらいいなと感じました。
にしても、「 F2 & 3K 」の皆さん、短い準備期間だったにもかかわらず、
よくあれだけ仕上げはったと思いますよ、ホンマに。
ナイスな時間をありがとうございました。