『フランダースの犬』を読む2014年9月6日

NHK の連続テレビ小説『花子とアン』。
左利きの吉高由里子さんが翻訳家の村岡花子さんをどう演じるのか。
(おそらく村岡花子さんは右利きだろうと思われるので)
それが気になって何とはなしに観ていたら、鈴木亮平さん演じる村岡印刷さんとの恋愛のくだり辺りから観る頻度が高くなっていきました。

とにかく高視聴率を稼いでいる人気番組で、勤め先の近所の丸善ジュンク堂には村岡花子さん翻訳の『赤毛のアン』が平積みしてあります。
その全12巻セットを衝動買いしてしまいました。
実はそれだけでなく、村岡花子さんの訳とは知らなかった『フランダースの犬』も買っちゃいました。

まずは『フランダースの犬』を読みました。
私はアニメすらも観たことがなく、全く初めてこの物語に触れ合いました。
ただし、アニメの最終回だけは『アニメ名場面集』みたいな番組で観たことがあります。
今になって思えば、そうやってエンディングを知っていて助かったなと思いました。
というのは、『フランダースの犬』を読み終えたのは、朝の通勤電車の4人掛けシートで、だったのです。
何度も何度も読みつかえ、上を向いて目を乾かさないことには先に進めないのでした。