上七軒ビアガーデン2014年9月3日
北野天満宮のすぐ東側にある上七軒歌舞練場。
夏の間、ここでビアガーデンをやっていると知ったのが数年前。
(実は昭和30年頃に始まったそうです)
一度行ってみたいなあと思っていました。
先日、通勤途上で、社の同期のK林M典くんとばったり出会いました。
もともと吹田市に住んでいたので、大阪に通勤するにはそのほうが便利なのに、
訳あって今は京都の松ヶ崎に住んでいます。
京都で暮らすのが長年の夢だったそうで、
自転車で京都中を走り回っているそうです。
「こりゃ、ええ相方が見つかったわい」ということでK.M.を誘ったら二つ返事でOK。
てな訳で二人で繰り出してきました。
何度か散歩中に通ったことがありますが、
夜に、しかもビアガーデン営業中に来たのは初めて。
なんだか『千と千尋の神隠し』の世界に迷い込んだかのようです。
猛暑が過ぎ去ったので予約なしで大丈夫やろと思っとったんですが、
なんのなんの、ビア「ガーデン」にあたる中庭は満席。
私たちは通常の室内に案内されました。
暑さ厳しき折は、ガーデンよりも冷房の効いた室内のほうが実はありがたいのかもしれませんが、
ちょっぴり残念。
生ビールに枝豆、冷奴といった定番でスタートしたら、
程なくして舞妓さんが挨拶に来てくれました。
そういうサービスがあるらしいというのはホームページやら新聞記事とかで知ってはいましたが、
実際に来てくれるとやっぱり嬉しいもんです。
華やぎます。
訊くと、岡山出身の15歳。
凄いね、ホント頑張るね。
もうすぐ公開の周防監督の『舞妓はレディ』も楽しみですな。
呑み始めて1時間ほど経った頃でしょうか、
「縁側の席が空きましたけど、移らはります?」と聞かれたので、
ジョッキを抱えて喜んで席を移動。
ガーデンもいいけど、ガーデンを望む縁側も格別。
ってな訳で、縁側から中庭に向けて1枚パシャ!
池を吹き渡る風がとても涼しくて快適。
と、程なくして今度は芸妓さんが挨拶に来てくれました。
K.M.の隣に座ってひとしきりおしゃべり。
おいおい、K.M.、喜び過ぎとちゃうか?
(私も…)
かくして幻想的な夜は更けてゆくのでありました。