トランペット & コルネット2014年7月9日
楽器持替の話の続きで、
今回はトランペットとコルネットについて。
一般的に有名なのはトランペットでしょう。
コルネットっていうのは、見た目は「短いトランペット」といった印象かな。
でも、音域は一緒です(一緒だったと思う…)
トランペット・コルネット・プレイヤーには、以下の3パターンが考えられます。
(1)トランペットだけ所有している
(2)コルネットだけ所有している
(3)トランペットもコルネットも両方所有している
このうち、(2)の人は極端に少ないだろうと思います。
コルネットを持っていない人もいるし、
そもそも、トランペットとコルネット、どう音色が違うねん?
別に持替せんでもええやん?
という意見もあります。
確かに、どっちを吹いても変わり映えしないという奏者はおられます。
が、それはやっぱり奏法の問題ではないかと思うのです。
無理のない吹き方をしている人ならば、
トランペットを吹けばトランペットの音が、
コルネットを吹けばコルネットの音がする筈なんです。
なかなかイメージ通りにいかないのは事実ですが、
だからといってコルネットへの持替を諦めてしまいたくないのです。
そして、少しずつではありますが、
トランペットとコルネットの音色の違いが明らかになりつつあります。
今回の演奏会で、
私の耳には伝わってきています。
直管で、ベルの近くまできてパッと朝顔が開くような形状のトランペット。
円錐管で、すこしずつ太くなっていくコルネット。
と書くと、
トランペットは鋭い音がして、
コルネットは柔らかい音がする、
という印象を持たれるかもしれません。
が、実際には、
コルネットの音が輝かしく響く場面もあります。
そんな豊かな響きが表現できるようになるとええなぁ~