気働き2014年8月30日

敢えて私がタクトを振らないで合奏してもらう練習をここ最近やっています。
アンサンブル能力を高めることを意図してのことですが、
確かにプレイヤー諸氏の五感が総動員されている感じが伝わってきます。

こういう「気働き」って、あらゆる場面で重要なんでしょうな。

例えば、繁華街で歩いていて久しぶりに親しい友人にばったり出会ったとき。
道の真ん中で延々としゃべり続ける神経ではアンサンブルは成り立たないと思いますぞ。
なにせ繁華街ですからな。
まずは端によけましょうや。

「気遣い」と言い換えることもできるでしょう。
普段の暮らしの中でのちょっとした「気配り(とも言えるでしょう)」。
実はそこから音楽造りが始まっているのかも知れませんゾ。