すんなり合奏が進まず、申し訳なく思います。しかし…2014年5月31日

この時期、
つまり演奏会直前ともなってきますと、
本来なら仕上げをしなきゃならんのだと思います。
普段から「アイ・コンタクトが重要」などと訴えている私自身が、
スコアから目を離し、
プレイヤーの皆さんとアイ・コンタクトしつつ、
音楽を深めていくべき時期だと思ってはいます。

しかし、
やはりスコアに書いてあるのとは違う音が聴こえてくるのです。
スコアを預かる立場として、
それを放置するのはあまりに無責任だと思うのです。
なかなかスコアから目が離せないのが実情です。
スコアと楽音との照合作業、まだまだ続きます。

よって、今もって合奏を止めざるを得ない事態が起きます。
それが私の仕事だし、
プレイヤーの皆さんも覚悟してお付き合いくださいな。

と言いつつ、
6月1日(日)の臨時練習では、
遂にぶっ通しを行う予定です。
音をはずしまくろうが、
事故が起ころうが、
お構いなしに全曲通す稽古です。

体力の持続、
短い時間での感情の切り替え、
ミスしても次のフレーズに影響を及ぼさないようにすることなど、
テーマは山積しています。

各プレイヤーが自分自身と向き合いながら、
それぞれの課題の解決に少しでも近づいてもらえればと思います。